こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。今回は読者レビューになります。4月に書いた記事「inateckのイヤフォンとハブとハブのレビュアーを募集します。GW企画っすね」で募集した、3名のレビュアーのうちのお一人です。レビュアーのRyogaさん、実は読者レビューが2回めです。この製品、応募者がすごく少なくて、馬鹿正直に抽選したら、この方が2回めの当選を果たされました。
中国タブレットのレビュアー募集は毎回盛況なのですが、周辺機器については毎回応募者が少ないので「大丈夫かな?」と思う今日このごろです。それはさておき、上記の記事で当選した3名の方々は、皆さん非常に気合の入ったレビューをしてくれています。この記事もスマホやタブレットのイヤフォンを探している人には役に立つと思います。では、Ryogaさんのレビューをどうぞ!
1.はじめに
以前投稿させて頂いた「iEC Technology 伸縮型 Bluetoothスピーカー」の読者レビューに続き、今回inateckさんの「有線 Ariesイヤホン カナル型 密閉型」をレビューする機会を頂きましたRyogaと申します。2回連続の音響製品のレビューという事で、プレッシャーを感じておりますが、よろしくお願いします。
2.第一印象
開封してまず、品質とアクセサリーの豊富さに驚きました。概ね製品の品質は価格帯に比例すると思うのですが、Amazonでの販売価格は2,699円(2016年5月21日現在)。おそらくこの価格帯でこれだけアクセサリーが豊富な製品はないでしょう。
もちろん肝心のイヤホン本体も木製シェルとガンメタリックの塗装で高級感があります。開封した瞬間から「どんな音がするんだろう?」というドキドキ感があります。商品写真ではカッパー(銅色)っぽいですが、実際はガンメタリックに近いです。
3.実際に使ってみて
いいところ
・持ち運びに最適なポーチ付き
・絡みにくいケーブル
有線イヤホンを普段使いする上で切っても切れない縁なのが、ケーブルの絡みです。私は「八の字巻き」という絡みにくい巻き方をして保管していますが、他社製品よりケーブル被膜の材質のせいか絡みにくい気がしました。絡んだケーブルを解く手間だけでなく、付属するポーチを使えば断線の恐れも減るので長く使えます。実は普段使いするイヤホンでは音質よりこういった使いやすさや耐久性が大事だと思っています。
・長時間使っても耳が疲れにくい音質。
気持ち低音域が控えめなので、いわゆる「ドンシャリ」の音域を期待して購入すると、希望に沿わない可能性があります。ただそれだけで良し悪しは言えず、大切なのは「普段何を聞くことが多いか?」という事だと思います。激しいロックであれば低音域は重要と思いますが、ポップスや英会話のリスニングにはあまり必要ないと思います。むしろ長時間使用する人には耳が疲れにくいのでお勧めです。
気になるところ
・イヤホンのLRがパッと見で分かりにくい。
・対応機器が限られるコントロール機能。
ネックの部分に○で囲んだ部分に「L」「R」の記載があるだけなので、一瞬どちらか右左かわからなくなります。ただ、右側にコントローラーがついているので、「コントローラーがある側が右」と慣れれば問題ないです。
しかしそのコントロール機能ですが、手持ちの機器で試してみましたが、Windows10のストアアプリ「Grooveミュージック」と「映画&テレビ」では反応しませんでした…。iOSとAndroidのプリインストールアプリでは機能しました。動作は環境を選ぶようなので、コントロール機能をメインで考えるなら購入は慎重になった方がいいかもしれません。
4.まとめ
気になる点も書かせて頂きましたが、価格帯を考えれば及第点は余裕でクリアのお得感あるイヤホンです。このページをご覧になっている方でイヤホンを1つも持っていない人は少数と思いますが、価格も控えめなので、今使っている製品の故障や紛失した時の予備として持っておくのはいかがでしょうか。
5.関連リンク
Inateck Ariesイヤホン:Amazon
※inateckは日本で直販サイトを運営しておらず、Amazonのみに出品しています。