こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。2014年の年末押し迫ったこのタイミングで、ビックカメラグループ(ビックカメラ・ソフマップ・コジマ)が8インチWindowsタブレットを発売しました。メーカーはSiAL、製品名は「インテル はいってる タブレット2 Si02BFW(ホワイトモデル)・Si02BFB(ブラックモデル)」(以下、本機といいます)です。おそらく現行機最高のコストパフォーマンスとなるこのタブレット、さっそく紹介していきます。
1.スペック
スペックについて補足します。CPUは2014年モデルのWindowsタブレットの標準ともいえるIntel Atom Z3735F、またRAMも2GBとなっていて、こちらも標準といえます。ストレージが64GBなのはうれしいところ。
注目したいのがディスプレイの解像度で1,920×1,200のWUXGA、そしてIPS液晶となっていて、上級機(ThinkPad 8、YOGA TABLET、LaVie Wなど)と同じレベルです。また、カメラもアウトが500万画素というのは低価格タブレットとしてはかなり頑張っているほうですね。
そのほかGPSもついてますし、スピーカーはステレオですし、microHDMIポートもあるので、上級機種にまったく引けを取らない内容です。サイズも薄さ8.45mm、重さ約340gとなっていて、ほぼ最薄・最軽量レベルになっています。いや、これってもしかして最薄最軽量?
外観も全然手を抜いていません。なんとアルミボディです!ThinkPad 8と一緒ですね。上位機種並みというよりは上位機種以上の質感といえるんじゃないでしょうか?
あと、残念ながらMicrosoft Officeはバンドルされていません。
2.SiALについて
販売会社であるビックカメラグループについては説明の必要がないと思いますが、メーカーのSiALについては知らない人が多いと思うので、簡単に紹介しておきます。
SiAL(株式会社シアル)は大阪に本社を置くソフトウェア・LSI・小型電子機器の開発アウトソーシング・製造コーディネートを行う会社で、韓国や中国に協力工場を抱えています。自社ブランドのコンシューマー向け製品としてはAndroidタブレットを製造しています。私も書いててよくわからないのですが、しっかりした技術的バックグラウンドを持つ会社のようですね。このSiALが製造し、大手家電量販チェーンであるビックカメラグループが販売をするわけですから、製品の品質はもちろん、購入後のサポートにも不安はないと言えるでしょう。
3.このスペックにして驚愕の価格
で、肝心の価格ですが、税抜きで19,800円、税込みで21,384円です。つまり、8インチタブレットとしては最安値圏にあるということです。上のほうに書いてきたスペックにアルミボディで最安値圏の価格というのは驚くしかありません。また本機はビックカメラグループの独占販売となっていますが、どこで購入しても10%のポイントがつくので、実質1万円台、ということになります。Officeはついてませんけど、それを差し引いても文句のつけようがないコストパフォーマンスです。
4.台数限定・入荷次第発送
2014年12月30日現在、本機の販売は開始されていますが、納期についてはよくわかりません。店舗では実機が置いてあるようなのですが、何しろこのスペックでこの価格ですから、購入即入手というのは難しいかもしれません。また数量限定についても、販売サイトにそう記載されているだけで詳細は不明です。購入したい人は少しでも早くアクションを起こしておいたほうがよさそうですね。
コメント
MIixはCPUがZ3740で、OfficeHB付いて、駆動時間が倍で、値段は18000円。
それが画面解像度とトレードオフ出来るかどうかでしょうね。
わたしは、昨年末に買ったMiix2 8が正解だったと感じました。
通りすがりさん、こんにちは
Miixをその値段で購入できたのなら、それが大正解だと私も思います。
18,000円というのはすごいですね。実売価格を日頃からチェックして
おいたことの勝利でしょうか。
ここ最近はAmazonのタイムセールを注視するのが日課になって
いますが、うまくタイミングを合わせるのも大変ですよね。
ビックのタブレット、標準でこの値段ですから、かなりの企業努力なん
じゃないかと思います。
こういうコスパのすばらしい製品がもっとたくさん市場に出てくれると
Windowsタブレットもさらに普及するし、ユーザーの満足度も上がる
ので、ウインタブのアクセスも増えてうれしいかな、と。
またお時間のあるときにでもコメントをいただけるとうれしいです。
よろしくお願いします。