FRONTIER VNA － 第12世代Core i7とGeForce RTX3050を搭載、カスタマイズ注文も可能なライトゲーマー向け15.6インチノート

BTOパソコンメーカーのFRONTIERがゲーミングノート「VNAシリーズ」を発売しました。第12世代のCore i7とGeForce RTX3050を搭載、注文の際にシステム構成のカスタマイズも可能なライトゲーマー向けの製品です。

1.FRONTIER VNA スペック

スペック表

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FRONTIERはBTOパソコンメーカーなので、注文時にシステム構成のカスタマイズが可能です。VNAシリーズでは主要構成でOSのバージョン、RAM容量、SSD容量をカスタマイズできます。

CPUは第12世代（Alder Lake）のCore i7-12700Hです。2022年のゲーミングノートの主流とも言える型番ですね。GPUはGeForce RTX3050が搭載され、他の型番は設定がありません。

RAMは最低で8GB、最大で64GBまで選択できます。ただし、RAM8GBを選ぶ場合のみシングルチャネルとなりますし、ゲーミングノートでRAM8GBというのはミニマムな容量なので、できるだけ16GB以上を選択するのがいいと思います。SSDは500GBから2TBまで選べ、さらにM.2 NVMe SSD（512GB/1TB）を追加できます。VNAシリーズはベースモデルが3つあり、RAMとSSDの初期搭載容量が異なりますが、上位のベースモデル（RAM16GB/1TB SSD）を選択しても価格はあまり大きくは変わりません。ゲーミングノートの場合、できればSSDの容量は大きめにしたいです（ゲームタイトルによっては100GB越えの容量のものがあります）から、予算が許すようなら上位モデルにされるといいでしょう。

ディスプレイは15.6インチのFHD（1,920 × 1,080）でリフレッシュレートについての説明がなかったので、おそらく60Hzだと思います。最近のゲーミングノートはエントリーモデルでも120Hzや144Hzのリフレッシュレートになっていることが多いので、ここはVNAシリーズのウイークポイントになるかと思います。

入出力ポートは充実しています。ただし、USB Type-CはGen2規格ながら映像出力やUSB PDには対応しませんので、映像出力はHDMIとMini DPに限定されます。あと、サイズも15.6インチノートとしては標準的と言え、重量2.1 kgはゲーミングノートとしては普通くらい、スタンダードノートとしてはやや重い、くらいですね。

2.FRONTIER VNA 筐体

正面から見たところです。ゲーミングノートとしてはシンプルで、特に装飾はありません。こうして見るとゲーミングノートとは思えないくらいです。

天板です。「完全無地」ですが、立体的な造形になっていて、背面には大きめの通気口があります。このあたりはゲーミングノートらしさも感じられます。なお、筐体素材については不明です。

キーボードです。「日本語配列107キー、キーピッチ約18.2mm、キーストローク約1.8mm±0.2mm」と開示されています。15.6インチノートとしてはオーソドックスにテンキーがつくタイプです。また、この画像ではタッチパッド部分に説明用の点線が入っていますが、このタッチパッドには物理ボタンはありません。

バックライトはカラフルな色が用意され、おそらく1ゾーン（キーボード全体が単一色で光る）だと思いますが、お好みの色に設定することができます。また、設定アプリによりキーボードマクロの登録も可能です。

側面と入出力ポートの配置です。この製品は背面にも入出力ポートがあります。

3.FRONTIER VNA 価格など

FRONTIER VNAはFRONTIER公式サイトで販売中で、7月4日現在の価格はRAM8GB/512GB SSDモデルが税込み169,800円、RAM16GB/512GB SSDモデルが税込み174,800円、RAM16GB/1TB SSDモデルが税込み179,800円となっています。また、これらベースモデルはすべて注文時のカスタマイズに対応します。

Core i7-12700H/RTX3050搭載のゲーミングノートとしては特に安価なほうとも思いません（第12世代CPU搭載製品はちょっとお高めなことが多いです）が、RAMやSSDのカスタマイズ余地が大きく、カスタマイズ料金も比較的低めだと思います。たくさんゲームをインストールしたいという人には意外にお買い得と言えるかもしれません。

4.関連リンク

VNAシリーズ：FRONTIER