こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。ひさびさの、と言うよりは国内で発売されるWindowsタブレットとしては初のイロモノ製品が登場した、と言っていいか、と。「ΛzICHI AWOS-0701(以下、アズイチといいます)」はコンパクトな7インチサイズにしてWindows8.1とAndroid4.4のデュアルブート機です。Du-OSのようなエミュレートじゃありません。OSの切り替えに再起動が伴う、正真正銘のデュアルブートです。なんかバリバリの中華タブレットとしか思えないんですけど、実際中国製なんですけど、ちゃんと日本の会社が販売元になっています。ではスペックから紹介していきます
1.スペック
とりあえずWindowsタブレットとして見てみます。CPUはAtom Z3735GでRAMが1GBですから、DELL Venue 8 Pro 3000と同じです。過去に試用したことがあるので、処理速度などはイメージできます。アプリをめちゃめちゃ開くなどの無理をしなければ普通のWindowsタブレットとして十分使えるスペックです。ただ、ディスプレイ解像度1024×600(ちゃんとIPS液晶です)というのはフルサイズWindowsを動かす要件を満たしていないような…。
また、ストレージ32GBということですが、当然AndroidOSとAndroidアプリの領域が必要なので、実際どのくらい使えるのか心配ですね。一方、Androidタブレットとしてはハイエンドとは言いませんが、そんなに悪くないスペックだと思います。
サイズはさすがに小さいですね。重さも余裕で300gを切る270gです。8インチWindowsタブレットよりも完全に一回り小さいので、持ち歩くにはよさそうです。
2.リアルにデュアルブート
冒頭に書きましたが、アズイチは正真正銘のデュアルブート機です。OS切り替え操作は上の画像のように非常に簡単ではありますが、その簡単な操作をすることによっていちいち再起動してしまいます。下手にエミュレーターで動かすよりははるかに安定し、高速に動作するはずですが、めっちゃ多くなりますね、再起動。
3.夏からはWindows 10 Mobileだよね
夏以降のWindows 10リリース時には、Microsoftが発表しているWindows 10のシステム要件からみて、7インチ画面なのでMobile版OS が入ることになります。解像度もすごくアレですし、個人的にはMobile版のほうがこの機種にはあってるんじゃないか、と思いますが、いかがでしょう?7インチのWindowsタブレットはgeaneeから出ていますが、私は触ったことがなく、実際7インチでのデスクトップ画面ってどんな感じなんだろう?と改めて考えてしまいました。
税抜き18,500円、税込みで19,980円というのが予想される実売価格となっています。そして発売開始は5月29日で、手近なところではAmazonで購入できます。
4.関連リンク
Windows8.1/Androi4.4のデュアルOS搭載 7インチタブレット:B&Sパートナーズ 製品ページ
コメント
これは、また酷いタブレットですね…
技適だけがウリでしょうか?
こういうチャレンジ精神がある
会社は昔の工人舎をみている
ようで、応援したいところです
が、この商品はお客様のほうを
向いて企画したとは思えません。
こんにちは、コメントありがとうございます。同感です。中華タブ臭がきつい感じですよね。特に1024×600という解像度だと、まともに使えるのか心配。初心者の人がうっかり買ってしまうとかなり厳しいことになるかも。
切替の度に再起動はキツイですね、
厚さ2倍でも良いから、
どうせやるなら、
再起動なし、
同時起動、
即時切替にしてほしいですね。
通りすがりさん、こんにちは、コメントありがとうございます。この機種とは異なるのですが、デュアルブートのタブレット(中国のです)を調達中なので、試してみます。でもなあ、個人的にAndroidの方はあまり使わなさそうなんだよなあ。
こんにちは。awos0701を買ってみたのでご一報をと思いまして。
率直に申し上げますとandroid、windows両方ともカクカクです!
しかもわざわざ再起動しなきゃならないなんて…
はじめはいいものの、アプリ一つ入れた瞬間にカクカクになっちゃいました。
googleを開いて検索するワードを入力するところをタップすると、2~3秒後に下からキーボードが出てきます。しかしまだまだです。アプリ一つ入れて同じことをすると5~6秒後に下からキーボードが出てくるんです。
このタブレット、ダメですねぇ…
鳥居トッチーさん、こんにちは、コメントありがとうございます。非常に有益な情報だと思います。ご報告ありがとうございます。そんなに緩慢だとは思いませんでした。どこが悪いんだろ?