Windows 10が7月29日にリリースされてから最初の大型アップデート(メジャーアップデートという言い方もされています)が11月2日になりそうだ、と海外ニュースサイト「WinBeta」が報じています。
Windows 10 “Threshold 2” to launch November 2nd for consumers:WinBeta
Windows 10の開発コードネームは「Threshold」ですが、アップデート版は「Threshold 2」と呼ばれています。引用元サイトの記事に基づいて、アップデートされる内容を説明します。
1.メッセージングアプリの追加
トップ画像がそれです。Threshold 2では新たにメッセージングアプリが追加され、Skypeによるチャットやテキストメッセージのやり取りが可能になります。また、音声アシスタントCortanaもレベルアップし、SMSをPCで受け取ったりできるようです(ただ、これについては記事を読んでもよくわかりません。Cortanaを介してWindowsPhoneと連携する、ということでしょうか)。
また、この部分ではCortanaの役割が大きくなりそうなんですけど、日本語版にCortanaが実装されるのか、ということについても現状は不明です。
2.スタート画面(メニュー)の改善
スタート画面(メニュー)に表示されるタイルの列数が変更になります。現状だとひとかたまりの列に「中サイズのタイルが横に3つ並ぶ」幅なんですけど、これが「中サイズのタイルが4つ並ぶ」レイアウトになります。こうすることによって、ひとかたまりの列に「ワイドサイズのタイルを2つ並べる」ことが可能になります。
3.タイトルバーが色付きに
現在は白一色のタイトルバーですが、Threshold 2では色付きになります。過去のWindows OSに近い雰囲気になるので、ベテランも安心ですし、見た目にもよさそうです。
4.ブラウザー「Edge」の改善
引用元サイトでは詳しく触れられていませんでしたが、見た目でわかる変更点としては「タブにマウスを近づけるとプレビュー画面が表示される」ということが挙げられます。Edgeに関しては大型のアップデートで、ということではなく、今後どんどん機能追加や改善が進んでいくと思われます。
5.他にもたくさん
引用元サイトでは、おそらく誰にでもわかりやすく、という趣旨で上記の説明が書かれていましたが、Windows 10 InsiderPreviewでは他にも多くの改善がなされています。ただし、どれがThreshold 2に優先的に実装されるのかは明らかではなく、引用元サイトとしても詳しい言及はできないのでしょう。
タブレットユーザーとしてもっとも気になるのは「アプリの外部ストレージ(SDカード)保存」という部分ですね。読者の方にいただいたコメントでも、InsiderPreview版にはこの機能が実装されている、ということがわかっているので、ぜひ11月2日のアップデートで実装してもらいたいところです。
6.関連リンク
Windows 10 “Threshold 2” to launch November 2nd for consumers:WinBeta
WindowsストアアプリをSDカードにインストールできる! - Windows 10 build 10558(海外ニュースから)
Windows 10 Insider Preview ビルド10565がリリース、Skypeの統合など