あけましておめでとうございます。ウインタブ(@WTab8)です。旧年中は大変お世話になりました。本年もよろしくお願いいたします。今年は亥年ですが、あいにく自宅にイノシシがおらず、かわりにウインタブの準レギュラーの画像を掲載させていただきました。準レギュラーは今年も活躍してくれると思います。
それでは、2019年の抱負を書かせていただきます。
1.コンテンツの充実
レビュー記事
2018年は国内外のPCやスマホ、周辺機器をたくさんレビューさせてもらいました。また、私だけでなく、ライターの皆さんにも多くの製品をレビューしてもらっています。実機レビューでは文字通り実機を手にとって試すわけですから、スペック表だけではわからないことも明らかにできます。例えばディスプレイ品質、バッテリーの実稼働時間、スピーカー品質、キーボードの打鍵感などです。また、実機レビューを通じて、最新のPCやタブレット、スマホの品質を理解することができ、その知識は他の製品紹介記事や新たな実機レビューに役立てることができます。
読者あっての記事執筆です。執筆者側も少しずつ知識をアップデートしていかないと時代に取り残されますし、読者からも取り残されると思います。また、それ以前にレビュー品質がまだ十分なものになっていないと思いますので、「最低限レビューしなくてはいけないこと」というのをもう一度考え直し、記事の品質を上げていく努力も必要です。
2019年も少しでも多くの実機に触れられるようにしっかり段取りをし、記事品質の向上を目指しながら、実機レビュー記事を増やしていきたいと思います。
製品紹介記事
えー、ウインタブの新製品紹介記事は「ちょっと遅い」んですよね。新製品のプレスリリースが出て、すぐに「こういうのが出ました。以上」ということなら今よりもずっと早く記事を公開できるんですけど、スペックとか筐体の特徴とか、分かる範囲でできるだけ詳しく調べてから記事にしているので、結果的にプレスリリースの翌日とか翌々日とか、場合によってはもっと遅くなったりします。
ただ、これはウインタブの芸風だと思っていますし、私自身もあまり短い、紋切り調の記事を書くのが好きではないというのもありまして、2019年もこのままの傾向になると思います。ただ、2018年はメーカーさんのプレス発表会に参加させてもらえる機会が増えましたので、そういうチャンスを増やして、できるだけ早く、詳細な新製品紹介記事を書けるように努力します。
ノウハウ・トラブルシューティング記事
昨年公開した記事で最も人気だったのはライターのnatsukiさんによる「ゼロから始めるWindows10(2018)- 簡単な動画作成、動画編集は「フォト」で(natsuki)」です。この記事は短期間に爆発的なアクセスを記録したというのものではなく、毎日少しずつアクセスがあり、年間を通してみると非常に多く読まれました。J-Popではなく演歌、という感じのアクセス推移だったと思います。
2018年はこのような「ノウハウ(システムやアプリの使い方説明など)」や「トラブルシューティング」の記事が非常に少なくなりました。
もともとウインタブはPCやスマホの上級者向けのサイトではなく(結果的に愛読者には上級者の人が多いですけど)、どちらかと言うと初心者向けのサイトだと思っています。例えば「スマホの月額料金をセーブしたいので、大手キャリアからMVNOに乗り換えることにした。でも今までずーっとiPhoneを使っていたので、Androidのことがさっぱりわからない」とか、「大学生・あるいは新社会人になったので初めてパソコンを購入しようと思うが、どんなパソコンを買ったらいいかわからない」とか、「初めてノートパソコンを買ったが、画面にタッチしても反応しない。なぜ?」とか、そういう人のニーズに合う記事を大事にしたいんですよね。
なので、2019年は私も含めライター陣で、意識してノウハウ系・トラブルシューティング系の記事を増やすようにしたいと思います。例えば「AndroidスマホのAPN設定のやり方」とかです。
息抜き記事
昨年は全然ガジェットとは関係のない記事を掲載してみました。ライターの壁さんによる投稿だったのですが、このような記事は私を含め、かのあゆさんとかnatsukiさんであれば躊躇していただろうと思います。ウインタブで長く記事を書いていると、ガジェットに関係のない記事というのは心理的な抵抗が大きいと思いますので。
ただ、読者の中には毎日ウインタブを見に来てくれる人がおられますし、「数を間違えなければ」たまにこういう記事があっても楽しんでもらえるのではないか、と思います。ウインタブは平均すると1日に3本くらい、月間でおよそ90本の記事を公開しています。そのうちの2本とか3本くらいであればサイトの方向性を見誤ることもないでしょうし、読者の皆さんの息抜きにも資するだろうと思います。
…個人的に次回はぜひ!と思っているのがかのあゆさんの「大盛りグルメ」記事なんですけどね。
2.オフライン活動
昨年の夏ころかな、新しい名刺を作りました。ウインタブはWebでの活動が主体、というかほぼWebでしか活動していないので、名刺なんていらんわ、というのが従来の考えでして、しかしどうしても名刺交換が必要な場面というのがありましたので、キンコーズで数百円で注文できる活字だけの名刺を数十枚持っていました。レイアウトもフォントも、そりゃあひどいもんでした。
こんな名刺だと、名刺交換をしたいという気になれず、できるだけ名刺を出さなくて済むように過ごしていたんですが、読者のみなさんならお分かりの通り、これってものすごいビジネス・ロスなんですよね。おそらく数年にわたり、多くのビジネス機会を逃していたと思います。
新しい名刺は真面目にデザインしました。というか、ウインタブのロゴ入りで青いフォント、っていうだけなんですけどね。ただ、この名刺にしてから名刺交換の頻度が劇的に増えまして、その結果これまでお付き合いのなかったメーカーさんからも実機レビューのお声がけをいただけるようになりました。
いくらWebでの活動が主体と言っても、ある程度サイトが成長してくると営業活動(自らを売り込む活動)みたいなことは積極的にしなくちゃなりませんね。たくさん名刺を配ってたくさんのメーカーさんとコンタクトをとることによって、実機レビュー機会が増えたり、プレス発表会に呼んでいただいて、より早く正確な新製品紹介記事を掲載できたり、といった、サイトを充実させる効果が期待できると思いますので、2019年は積極的に外に打って出たいと思います。
それと、これはオフライン活動ではないのですが、中国の通販サイトとのお付き合いは、「絞り込んで」継続していきたいと思います。例えばBanggoodは以前から定期的にウインタブ読者にプレゼントしてくれたり、ウインタブで関心の大きい実機をレビュー用に提供してくれたりといった支援を継続してくれています。また、ご担当者はどんなときも平常心、というかウインタブに対する対応が変化しません(私こういう人が好きです)。
中国製品に関しては、有象無象すべてを紹介すると言うよりは、ある程度絞りこんで紹介したり、レビューしたりするほうがいいと思っていますし、通販サイトのセール情報についてもウインタブが信頼していないサイトのセールを取り上げるのは論外だと思いますので、こちらで信頼できる通販サイトとのお付き合いを深めて行く方向で取り組みを継続したい、と思っています。
うーん、まだあるんですが、新年ご挨拶ということで、あまり大風呂敷を広げないようにします。依然として実力不足ですが、2019年はライター陣としっかり連携して、少しでも「一人前の情報サイト」に近づけるように努力していきます。皆様、今年もウインタブをよろしくお願いいたします!