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iPhone 14 Pro / Pro Max - ついにiPhoneもパンチホールを採用!カメラ性能も搭載CPUも強化されたiPhone上位モデル

iPhone 14 Pro/Pro Max
こんにちは、かのあゆです。Appleの「Far Out.」イベントにてiPhoneのニューモデル、「iPhone 14シリーズ」が発表されました。ウインタブでは日頃Apple製品についてほとんど触れることはないのですが、さすがに「iPhoneのニューモデル」くらいは製品概要の記事を掲載すべきと考えました。

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この記事ではまず、上位モデルとなる「iPhone 14 Pro/Pro Max」についてご説明します。2017年に発表されてきたiPhone Xから採用されていた大型ノッチが「Dynamic Island」と呼ばれる楕円形のパンチホールに変更されたほか、CPUにApple A16を搭載し、よりパワフルになりました。

1.iPhone 14 Pro/Pro Maxスペック

スペック表

   iPhone 14 Pro/Pro Max
OS iOS 16
CPU Apple A16 Bionic
RAM 非公開
ストレージ 128GB/256GB/512GB/1TB
ディスプレイ Pro:6.1インチ(2,556 × 1,179)120Hz
Pro Max:6.7インチ(2,796 × 1,290)120Hz
LTEバンド 5G:n1/2/3/5/7/8/12/14/20/25/26/28/29/30/
n38/40/41/48/53/66/70/71/77/78/79
FDD-LTE:B1/2/3/4/5/7/8/11/12/14/17/18/19/
20/21/15/16/28/29/30/32/66/71
TDD-LTE:B34/38/39/40/41/42/47/48/53
SIM nanoSIM + eSIM
ネットワーク 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.3
入出力 Lightningコネクター
カメラ イン12MP/アウト48MP + 12MP + 12MP
バッテリー Pro:ビデオ再生時間最大23時間
Pro Max:ビデオ再生時間最大29時間
サイズ Pro:147.5 × 71.5 × 7.85 mm
Pro Max:160.7 × 77.6 × 7.85 mm
重量 Pro:206 g
Pro Max:240 g

バリエーションモデル

・128GB
・256GB
・512GB
・1TB
 ※ストレージ容量
 ※Pro/Pro Maxとも同じバリエーション

コメント

OSはiOS 16です。2007年に登場した初代iPhoneでは「OS X iPhone」と呼ばれていたAppleのモバイルOSもついに16回目のバージョンアップを重ねることになりました。既存のiPhone(iPhone 8以降)にも9月13日に提供開始される予定となっており、新たにロック画面のカスタマイズに対応しています。

衝突事故検出
iPhone 14シリーズでは「衝突事故検出」機能が搭載され、(あまり起きてほしくはありませんが…)交通事故が発生した際自動的に救助を要請するほか、登録されている緊急連絡先にも事故が発生したことを連絡します。

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CPUはApple A16 Bionicです。iPhoneでは2010年に発売したiPhone 4よりApple独自のCPUを搭載しており、現在は内蔵GPUも自社製のものに変更されています。ハイエンドクラスの性能になっており、かのあゆが愛用中のiPhone 12 miniに搭載されているApple A13 Bionicでも「原神」や「APEX Legends Mobile」などのゲームを快適に動かせる性能を備えているのですが、今回パフォーマンスがさらに向上しています。RAM容量は非公開で、ストレージは128GB/256GB/512GB//1TBから選択可能です。

「Dynamic Island」
ディスプレイはiPhone 14 Proが6.1インチ(2,556 × 1,179)、iPhone 14 Pro Maxが6.7インチ(2,796 × 1,290)で、パネルはAMOLED(有機EL)を採用しています。iPhoneでもようやく画面をオフにしている状態で通知などを表示できる常時表示をサポートしたほか、リフレッシュレート120Hz表示に対応しています。

iPhone 14 Pro/iPhone 14 Pro Maxでは大型ノッチの採用をやめ、「Dynamic Island」と呼ばれるピル(カプセル剤)型パンチホールを採用していますが、このノッチにはFacetimeや再生している音楽、スポーツのスコア情報などを表示できるようになっています。パンチホール自体はAndroidスマートフォンでは既に「当たり前」になっていますが、各種情報を表示できるのは面白い活用方法だと思います。

48MPにアップグレードされたカメラ
カメラはイン12MP、アウト48MP(メイン) + 12MP(超広角) + 12MP(望遠)という構成です。前モデルのiPhone 13 Pro/Pro Maxではアウトカメラのメインレンズが12MPだったので一気にスペックアップしたことになります。iPhone 13 Pro/Pro Maxと比較すると最大4倍の解像度で写真を撮影できるようになったほか、フレームレート24fpsで4K HDRビデオを撮影できるようになりました。手ぶれ補正機能も備えているのでジンバルを用意しなくても手ぶれのないなめらかな動画を撮影可能です。

ワイヤレスネットワークは802.11a/b/g/n/ac/axとBluetooth 5.3に対応します。4G、5Gネットワークともに国内4大キャリアの回線をフルサポートするほか、日本国内ではサービスが提供されるかどうか不明ですが衛星通信にも対応しており、Wi-Fiやモバイルネットワークが利用できない場所でもメッセージの送信が可能です。また日本国内販売モデルでは引き続き物理SIMスロット(nanoSIM)が搭載されていますが、アメリカで販売されているモデルではeSIMのみ対応しています。

バッテリー容量は非公開ですが、iPhone 14 Proではビデオ再生時間が最大23時間、iPhone 14 Pro Maxでは最大29時間と開示されています。接続ポートは引き続きApple独自のLightningコネクターが採用されており、USB PDによる急速充電のほか最大15W出力のMagSafeワイヤレス充電、最大7.5W出力のQiワイヤレス充電に対応します。IPX6/8準拠の耐水、防塵性能を備えているほか、Apple Payによる決済も利用可能です。

2.iPhone 14 Pro/Pro Max 筐体

iPhone 14 Proシリーズ 前面
前面です。横長のDynamic IslandはAndroidスマートフォンと比較すると目立つ印象ですが、海外での評判は高いようです。強化ガラスとしてコーニング社と共同で開発した「セラミック・シールド」が採用されていますが、やはり傷つくときは傷つくので液晶フィルムの装着は貼った方が良いと思います。

iPhone 14 Pro 背面
背面はiPhone 11シリーズ以降のモデルから変更されていません。iPhone 11 Pro/Pro Maxが2019年に発表された際は特徴的なカメラバンプのデザインが「ボトムスっぽい」「タピオカに似ている」などいろいろな意味で話題になりましたが、今となってはだいぶ見慣れてきました。筐体色は「ディープパープル」「ゴールド」「シルバー」「スペースブラック」の3色展開です。iPhone 13シリーズで用意されていた「アルパイングリーン」は残念ながら廃止になってしまいました。

3. iPhone 14 Pro/Pro Max価格など

iPhone 14 Pro/Pro MaxはApple公式オンラインストア、家電量販店などで9月16日より販売開始となり、価格はiPhone 14 Proが149,800円(税込)から、iPhone 14 Pro Maxが164,800円(税込)からです。

新しいApple A16 Bionicや「Dynamic Island」とリフレッシュレート120Hz表示に対応するディスプレイ、強化されたカメラなど、今回発表されたiPhone 14シリーズの中では「本命」と言ってもいいモデルなのですが、やはり円安の影響でiPhone 14 Proの128GBモデルでも約15万円と気軽に購入できる端末ではなくなってしまったのが残念なところです(それでも世界的に見ると日本は2番目に安価に購入できる国ではあるのですが…)。

ただiPhoneはAndroidスマートフォンと比較するとOSアップデート期間が長いので、「ずっと使う相棒」として選択するのであれば満足度は高いはずです。個人的にも新しい「Pro」モデルは試してみたいところではあるのですが、やっぱり値段がネックかなぁとは思っています。

4.関連リンク

iPhone 14 Pro/Pro Max:Apple

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