MSI Thin A15 B7V － ロングセラーモデル、GF63シリーズが新しくなりました！GeForce RTX4060搭載

MSIがノートPC「Thin A15 B7V」を国内発表しました。「GF63 Thin」とか「Thin GF63」という名称で長く販売されてきたMSIのエントリーゲーミングノートで、ウインタブでも（既存モデルを）過去に何度も実機レビューさせてもらっています（例1/例2）し、「旅行記」でも使わせてもらいました（該当記事）。

Thin A15 B7Vでは「GF63」というのが取れました。筐体サイズは「不変」ですが筐体色が変わり、CPUにAMD Ryzenを搭載しています。

1.スペック

スペック表

バリエーションモデル

2月11日現在、上記スペック表の単一バリエーション（Thin-A15-B7VF-2258JP）です。

コメント

OSはWindows 10 Home、CPUはRyzen 7 7735HSです。MSI製品はほとんどがIntel製のCPUを搭載しており、「Alphaシリーズ」「Bravoシリーズ」などAMD製CPUを搭載する製品もありますが、それらの製品は天板ロゴが「ドラゴン」ではなく「サンダーバード」になっています。Thin A15 B7Vでは「AMD CPUだけどドラゴンロゴ」というのが珍しいです（かなりマニアックな目線ですけど）。

GPUはGeForce RTX4060です。Thin A15は全体的にはエントリークラスのスペックですが、GPUはワンランク高いものが搭載されています。RAM/SSDは16GB/512GBです。またディスプレイは15.6インチ、解像度は1,920 × 1,080でリフレッシュレートは144Hzです。

2.筐体

筐体サイズは従来モデルから全く変わっています。ウインタブではGF63シリーズの紹介記事やレビュー記事をたくさん掲載しているため、「重さ1.86 kg」というのは暗記してますw

ただ、筐体色がブラックから「コスモスグレイ」に変更されましたので、雰囲気は結構大きく変わりました。しかしこの筐体、他社製品なんかを思い浮かべてみても、「相当に長寿」ですね。私は大好きですし、変わっていないということはそれだけ不具合もなく、信頼性が高いということも言えると思います。

キーボードの拡大画像が入手できませんでした。この画像では英語配列ですが、日本仕様は「シングルカラーバックライト内蔵、テンキーレス日本語キーボード」と開示されています。「15.6インチサイズながらテンキーはない」という点には（良くも悪くも）ご注意ください。従来モデルの実機レビューでは「キーピッチ19 mm強、キーストロークは標準的」と書きました。

また、従来モデルからキーキャップが変更され、W,A,S,Dキーがスケルトンとなりました。それと、GF63シリーズの多くは「赤いバックライト」ですが、Thin A15ではブルーのバックライトに変更されているので、個人的には「目に優しくなった」と思います。

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側面と入出力ポートの配置です（画像左から左側面、右側面、背面）。USBポートは合計で4つ、すべてGen1規格（伝送速度5Gbps）でPDには非対応です。ゲーミングノートなのでPD充電は必ずしも必要ない（PDでの給電だとGPUに十分な電力供給ができません）とは思いますが、このあたりはちょっと古さを感じます。

一方で音声入力ポートと出力ポートが独立している、というのは最近のニューモデルとしては珍しいです。

3.価格など

MSI Thin A15 B7VはMSI公式ストア楽天市場店のみで販売され、2月11日現在の価格は189,800円です。当然楽天ポイントもつきますが、楽天ポイントは会員によって異なるので、ご自身でご確認ください。ちなみに私、楽天市場ではほとんど買い物をしないのですが、楽天モバイルとか楽天カードを使っているのでポイント7倍でした。

どちらかというとエントリーゲーマー、カジュアルゲーマー向けの製品だと思います。各部に手を入れながら長く販売されているモデル（シリーズ）なので、安心感は非常に大きいですね。個人的には大好きな製品です。

4.関連リンク

Thin-A15-B7VF-2258JP：MSIストア 楽天市場店