MSI Modern 15 B12M －「気軽に、身軽に、いつでもそばに」な15.6インチノート、第12世代Core i7搭載です

MSIが15.6インチスタンダードノート「MSI Modern 15 B12M」を発売します。先日ご紹介したモバイルノート「Modern 14 C12M」と同様にフランスのアーティスト、Lorraine Sorletさんによるディスプレイ壁紙デザインが印象的で、キャッチコピーも「気軽に、身軽に、いつでもそばに」という、ちょっとソフトなイメージのニューモデルです。

1.Modern 15 B12M スペック

スペック表

バリエーションモデル

6月11日現在、上記スペック表の単一バリエーションです。後日他のバリエーションモデルも追加されると思います。

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CPUは第12世代（Alder Lake）の省電力タイプ、Core i7-1255Uです。Passmarkがベンチマークスコアを公表していました。

これがPassmark公表値です（6月11日現在のもの）。比較対象として、国内向けノートで搭載実績のある第12世代のバランスタイプ、Core i7-1260PとCore i7-1280P（型番は似ていますが1280Pのほうがコア数/スレッド数が多くなっています）、それと高性能ノートPC用の定番とも言える第11世代のCore i7-1165G7をピックアップしています。

これを見ると型番末尾PのCore i7とは結構な性能差があるものの、第11世代CPUよりも高いパフォーマンスになっていることがわかります。Modern 15 B12Mの製品特性上は十分な性能と言っていいでしょう。

RAMは16GBで「オンボード」という説明がありましたので、購入後の増設や換装はできません。SSDは512GBです。2022年のスタンダードノートとしては十分な容量になっていると思います。ディスプレイは15.6インチのFHD（1,920 × 1,080）解像度でノングレアタイプ、リフレッシュレートは標準的な60Hzです。まあ、ごく普通のディスプレイですね。

通信周りではWi-Fi6とBluetooth 5.2に対応し、入出力ポートはUSBが合計で4つ、HDMIにmicroSDカードリーダーと、こちらも15.6インチノートとしては標準的です。また、Thunderbolt 4には対応していません。

サイズも「割と普通の大きさ」ですが、重量が1.7 kgと、15.6インチノートとしては比較的軽めです。

2.Modern 15 B11M 筐体

正面から見たところです。左右のベゼルが細くなっていますが、特に強い個性がある、という感じではありません。キーボードの拡大画像がなかったのですが、日本仕様は「シングルカラーバックライト内蔵日本語キーボード」と開示されていて、テンキーもつきます。

しかし、それにしてもこの壁紙、いいですねー。私はこういう感じのイラストが好きなので、個人的にこの画像をPCの壁紙にしたいです。ちなみにMSIの公式サイトで製品画像やロゴマークなどの壁紙をダウンロードできるようになっていますが、この製品の壁紙については「版権もの」と思われるので、自由にダウンロードはできないでしょうね。

天板です。中央に配されるロゴはゲーミングノートに使われるドラゴン・ロゴではなく、ビジネスPC向けのロゴになります。筐体色は「クラシックブラック」という、精悍な感じの黒です。筐体素材の説明がありませんでしたが、おそらく金属製だと思います。また、この筐体は頑丈に作られていて、MIL規格（MIL-STD 810G）に適合しています。

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側面と入出力ポートの配置です。左右側面にUSBポートがうまく振り分けられていて、使い勝手は良さそうです。

3.Modern 15 B11M 価格など

MSI Modern 15 B12Mは6月16日の発売予定で、MSI公式ストアやAmazonなどで販売されます。6月11日現在、Amazonでは予約販売がスタートしており、価格は税込み132,215円です。

15.6インチのプレーンなスタンダードノートだと思います。第12世代のCore i7を搭載し、RAMやSSDの容量も十分、そして頑丈な筐体になっていますので、ビジネス用やご家庭用として長く付き合っていけそうです。

4.関連リンク

Modern 15 B12M：MSI公式サイト 製品紹介
Modern-15-B12M-063JP：Amazon