こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。今回は読者の方からいただいた情報を元に記事を書いています。「愛読者」さん、ありがとうございました。マウスコンピューターの9インチ(正確には8.9インチ)2 in 1「WN891」といえば製品版のOffice Home & Businessと物理接続のキーボードがついて29,800円という爆安価格で大人気となり、現在はマウスコンピューターの直販サイトでは購入ができなくなっています。「販売終了」という表記になっていますから、おそらく予定数完売、ということだと思います。従来モデルについては以前ウインタブでも紹介記事を書いています。
マウスコンピューター WN891 - リーズナブルなスペックで爆安価格の9インチ 2 in 1
しかし、Amazonの製品ページにWindows 10版が出品されていることがわかりました。発売は11月30日ということで、現在は予約注文を受付中、というステイタスです。さっそく変更点を確認してみました。
1.スペック
OS: Windows 10 Home
CPU: Intel Atom x5-Z8300
RAM: 2GB
ストレージ: 32GB
ディスプレイ: 8.9インチ(1,280 × 800)
入出力: microHDMI、USB2.0、microUSB
ネットワーク: 802.11 b/g/n、Bluetooth 4.0
カメラ: イン/アウトとも192万画素
重量: 本体486 g / キーボード・カバー込み765 g
Office: Microsoft Office Mobile + Office365サービス
この製品は現在私が知る限りAmazonにしか情報がなく、Amazonで開示されている情報は上記のとおりです。この範囲で従来のWindows 8.1モデルと比較してみると、OSとCPU、そしてOfficeの構成のみが変更になっています。OSはWindows 10 Homeですが、32ビットなのか64ビットなのかは不明です。CPUは最新のCherryTrail世代のAtomでローエンドのものになりました。あとはOfficeですが、従来モデルが製品版のOffice Home & Businessであったのに対し、こちらは無料のストアアプリ「Office Mobile」にOffice365サービス(OneDrive 1TBとSkypeの国内固定電話60分/月が無料など)が付属します。
2.筐体など
変更点はこれまで述べてきた通りですが、WM891はもともと低価格帯の2 in 1として非常に優れたパッケージングの製品です。
キーボードは物理接続なので、(私がそうなのですが)Bluetoothキーボードの安定性に不安を感じている人にはうれしいはずです。また、マウスコンピューターとかドスパラ(BTOメーカーですね)はキーボードの品質にはこだわりがあるので、打鍵のしやすさ、という点でも間違いはないでしょう。
また、タブレット本体の重量も486 gと妥当なもので、先日記事にしたASUS TransBook T90 Chiの400 gには負けますが、300 g台後半というのが一般的な8インチ、600 g前後が一般的な10インチのちょうど間をとった感じで、タブレットして気軽に使えるレベルだと思います。
3.価格
これもAmazonでの価格のみ情報がありますが、税込みで29,800円と、従来モデルから据え置きとなっています。また、発売日は11月30日となっており、現時点では予約注文が可能です。Officeが製品版でなくなった分がマイナス、CPUがCherryTrail化したのがプラスで差し引きゼロ、ということでしょうか?でも、もともと29,800円というのが異常なくらいの安値で、中国タブレット並み、くらいなものです。しかも中国タブレットとは異なり、マウスコンピューターは「24時間365日電話サポート可」ですから!
この製品、おそらくすごい人気になると思うので、購入の予定がある人は今のうちにAmazonで予約しておいたほうがいいかもしれません。
コメント
こんにちは!
記事のご執筆ありがとうございます。
連日のwindows10搭載9インチ2-in-1の新発売ニュースで悩みが増幅しています。
ドスパラ・ASUS・マウスコンピューターの比較記事を、ぜひ早急にお願いいたします。
愛読者さん、こんにちは、コメントありがとうございます。近日中に記事にしますね。