こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。マウスの11.6インチモバイルノートPC「LuvBook Cシリーズ」については、以前紹介記事を書いており、その後特にモデルチェンジしたとかの情報はありませんでした。
マウスコンピューター LuvBook C - 基本に忠実な11.6インチモバイルノートPC
LuvBook Cシリーズは11.6インチサイズで価格もクラウドブック並み3万円台から購入できる上、RAMやストレージ構成などをカスタマイズできるので、個人的にも魅力を感じる製品です。先日マウスの直販サイトをチェックしていたら、システム構成が若干変更になり、価格も改訂されていました。特にプレスリリースなどは目にしていないので、「ひっそりとマイナーチェンジ」ということだと思うんですが、変更点が私たちユーザーにとって地味にうれしい内容になってました。
1.スペック
この製品は「BTOパソコン」で、構成のカスタマイズが可能です。上のスペック表はカタログ最上位の「LB-C240X-S5」というモデルのものですが、カタログモデルは下記のものがあります。
LB-C240E2 RAM4GB / ストレージ32GB SSD 32,800円 (税別)
LB-C240B-SSD RAM4GB / ストレージ120GB SSD 42,800円 (税別)
LB-C240B RAM4GB / ストレージ500GB HDD 42,800円 (税別)
LB-C240X2-SSD2 RAM8GB / ストレージ240GB SSD 47,800円 (税別)
LB-C240S RAM8GB / ストレージ1TB HDD 49,800 円 (税別)
LB-C240X-S5 RAM8GB / ストレージ480GB SSD 52,800円 (税別)
それで、以前紹介記事を書いた際のカタログモデルは下記のとおりです。
LB-C240E RAM2GB / ストレージ32GB SSD 34,800円 (税別)
LB-C240B RAM4GB / ストレージ500GB HDD 44,800円 (税別)
LB-C240S-SSD RAM8GB / ストレージ120GB SSD 49,800 円 (税別)
LB-C240X-SSD RAM8GB / ストレージ240GB SSD 54,800円 (税別)
最下位モデルで見ると、RAMが2GBから4GBに倍増して価格は税抜き2,000円の値下げ、最上位モデルだとSSDが240GBから480GBに倍増して税抜き2,000円の値下げ、ということになります。
また、これ以外の変更点として、全モデルともCPUが「Intel Celeron N3150」から「Intel Celeron N3160」に換装され、CPU内蔵のグラフィック・アクセラレーターもレベルアップしています。Celeron N3160についてはベンチマークスコアなどの情報はまだありませんが、グラフィックがレベルアップしていそうですね。それと、Wi-Fiが従来は2.4 GHz帯にしか対応していなかったものが、標準で5GHz帯のa/acに対応するようになりました。
この製品はもともと3万円台から5万円台で購入できるものなので、2,000円の値下げというだけでもうれしいのに、CPUが最新のものとなり、Wi-Fiが使いやすくなり、RAMやストレージ構成がワンランク上になった、というのは私たちユーザーにとって、ヘタなニューモデルよりもずっと中身のある改善じゃないっすか?
2.筐体
筐体は従来型から全く変更になっていないと思います。相変わらず「黒無地」のややビジネスマシンっぽい雰囲気です。
ビジネスマシンっぽいというよりはビジネスマシンですね。ポート類は11.6インチサイズとしてはかなり充実していて、特に映像出力と有線LANポートがついていることがありがたいです。
マウスのキーボードは間違いないと思います。この製品のキーボードもキーピッチ1.9 mm、キーストローク1.5 mmと本格的なものですし、タッチパッドにはクリックボタンもついてます。
3.価格など
マウス LuvBook Cシリーズは、マウス公式サイトで販売中、と言いたいところなのですが、この記事を書いている5月22日現在「入荷待ち」というステイタスになっていて、一時的に購入ができない状態です。
私は現在13.3インチサイズのモバイルノートを中心に物色しているところなのですが、この製品はディスプレイがやや小さいながら気にはなります。ホント、地味ですけど内容がかなり改善されてますし、お買い得感も相当強くなりましたね!私の本来のニーズはCore i機なのですが、予算面で妥協して実用重視で考えるなら、下から2番めの「LB-C240B-SSD RAM4GB / ストレージ120GB SSD 42,800円 (税別)」というので十分使えると思います。
コメント
最下位モデルでも4コア4Gなのが良いですね。
クラウドブックとしては十分高性能でコスパも良いです。
こんにちは、コメントありがとうございます。これ、当初クラウドブックと考えていたんですけど、もうビジネスノートって言ったほうが適当ですね。
Intel® Celeron® Processor N3150 (2M Cache, up to 2.08 GHz)
Intel® Celeron® Processor N3160 (2M Cache, up to 2.24 GHz)
CPUの周波数の上限が上がったので、1スレッドあたりの性能が高くなっていますね。グラフィックスはハード面においては実質、変更はないように仕様からは見えます…。ブランド名が追加されただけではないでしょうか?
CPU BOSSというサイトには、すでにベンチマークが載ってますね。
しいふうる (@cfool)さん、こんにちは、コメントありがとうございます。私はドスパラのAltairでN3150を試用したのですが、いつもAtomばっかり使っているせいか、性能にはかなり満足できました。なので、N3160にはさらに期待しますし、実用マシンとしてはこれで十分なのかな、と思ってます。
以前下記記事でも書いた13.3インチモデルも5千円程値引きに成りました。
https://win-tab.net/mouse/luvbook_j_1604111/
余談ですが1ヶ月経たない内に不具合が発生しました・・・
修理がキーボード交換だけで済んだので、引取りと戻りは1週間掛かりませんでした。
うぃるさん、こんにちは、コメントありがとうございます。5,000円は大きいですね。調べて記事を書こうと思います。情報ありがとうございました。