マウスコンピューターがゲーミングブランド「G-Tune」のニューモデル「P5-RT」を発売しました。第12世代(Alder Lake)のCore i7とGeForce RTX3050Tiを搭載する、比較的薄くて軽いゲーミングノートです。
1.G-Tune P5-RT スペック
スペック表
G-Tune P5-RT | |
OS | Windows 11 Home/Pro |
CPU | Intel Core i7-12700H |
外部GPU | NVIDIA GeForce RTX3050Ti Laptop(4GB) |
RAM | 16GB/32GB/64GB |
ストレージ | 512GB/1TB/2TB M.2 PCIe SSD M.2 PCIe SSDの増設可 |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 15.6インチIPS(1,920 × 1,080) |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5 |
入出力 | USB3.1 Type-C(10Gbps) × 2、USB 3.0(5Gbps)、USB 2.0、HDMI、Mini DisplayPort、イヤホンジャック、マイクジャック、microSDカードリーダー、LAN(RJ45) |
カメラ | Webカメラ(100万画素) |
バッテリー | 駆動時間 約7.5時間 |
サイズ | 359.5×238×23.2 mm(突起物含まず) |
重量 | 2.04 kg |
コメント
マウスコンピューターはBTOパソコンメーカーなので、注文時にシステム構成のカスタマイズが可能です。
CPUは第12世代の高性能タイプ(型番末尾H)、Core i7-12700Hで、2022年に発売された(発売される)ゲーミングノート用としては「標準」とも言えそうな型番です。GPUはGeForce RTX3050Tiと、ゲーミングノートとしてはエントリー~中位クラスのものが搭載されています。
RAMは最低で16GB、カスタマイズにより最大64GBまで搭載可能、SSDは最低512GBから最大2TBまでカスタマイズできます。また、SSDに関しては増設用の空きスロットがあり、512GB/1TB/2TBのSSDを追加できます。
ディスプレイは15.6インチのFHD(1,920 × 1,080)解像度とオーソドックスな仕様で、リフレッシュレートについての説明がなかったので、おそらく60Hzだと思われます。
入出力ポートはUSB Type-Cが2つ(Gen2規格)、USB Type-Aが2つ(Gen1規格と2.0規格)、MiniDPにHDMI、microSDカードリーダー、さらに有線LANと、マウス製品らしく充実しています。また、従来モデルのUSB 3.0 Type-Aが1つUSB Type-C(Gen2規格)に変更されていますので、実質的にはスペックアップと言えます。
サイズは従来モデルとほとんど変わりません。おそらく同一筐体と思われます。
2.G-Tune P5-RT 筐体
正面から見たところです。ベゼル幅はそれほど細くないですね。ノートPCとしては割と普通、という感じでゲーミングノートっぽい派手な印象はありません。
天板です。筐体色は開示されていませんが、見た感じちょっと茶色っぽいです。G-Tuneのロゴ以外は特に装飾はなく、シンプルです。
キーボードです。104キーの日本語キーボードと開示されています。
キーピッチは約18.2mm、キーストロークは約1.8mmで、1ゾーンのRGBバックライトを搭載しています。つまり、バックライト色はカラフルな色にできるが、キーボード全体が単色になる、ということです。また、ニューモデルになってキートップのフォントが変わり「ユニバーサルフォント」になりましたので、(好みはあると思いますが)文字が見やすくなったと思います。
側面と入出力ポートの配置です。この製品は背面にもポートがあります。
3.G-Tune P5-RT 価格など
マウス G-Tune P5-RTはマウスコンピューター公式サイトで販売中で、7月22日現在の価格は税込み209,900円からです。この価格はDELL G15やレノボ Legionよりもやや高めですが、注文時のカスタマイズができ、24時間365日の電話サポートも受けられますので、安心ではありますね。
4.関連リンク
G-Tune P5-RT:マウスコンピューター