こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。Microsoftストアで「リモートワーク支援キャンペーン」が開催中、Surface Book 3とSurface Pro Xがセールになっています。Surfaceと言えばSurface Proシリーズ、Surface Goシリーズ、そしてSurface Laptopシリーズが思い浮かびますが、(価格面では)シリーズ最上位と言えるSurface Book 3やARM版Windows搭載のSurface Pro Xも非常に魅力的な存在です。
今回のセールではSurface Book 3が一律22,000円オフ、Surface Pro Xが一律16,500円オフとなっています。「ほしいけど高いしなあ…」と思っていた人の背中が押されるには十分かな、と(ニヤリ)。
また、Microsoftストアでは「Microsoft Store 限定お買い得商品」のページが用意されていて、主に「セット割引」なのですが、「結構強力」なセール内容となっています。
Microsoft Store 限定お買い得商品:Microsoftストア
Microsoftストアは「60日間返品無料(初期不良とかでなくても返品可)」「60日間の最低価格の約束(購入後にMicrosoftストアの価格が値下がりしたら、差額が返金される)」「全商品送料無料」「90日間の無償テクニカルサポート」といった、他のメーカー直販サイトにはない、手厚いアフターサービスがありますので、この点も非常に安心感が大きいです(詳しくはこちらをご確認ください)。
では、注目の2製品を見てみましょう。
1.Surface Book 3
セール価格(13.5インチ): 187,880円(税込み)から
セール価格(15インチ): 270,380円(税込み)から
※全モデル22,000円OFF
OS: Windows 10 Home
CPU: Core i5-1035G7/Core i7-1065G7/
GPU: GeForce GTX1650 Max-Q/GTX1660Ti Max-Q
RAM: 8GB/16GB/32GB
ストレージ: 256GB/512GB/1TB SSD
ディスプレイ:
13.5インチPixelSense(3,000 × 2,000)
15インチPixelSense(3,240 × 2,160)
サイズ:
13.5インチ:312 × 232 × 13-23 mm / 1,534-1,642 g
15インチ:343 × 251 × 15-23 mm / 1,905 g
Surface Book 3はデタッチャブル2 in 1筐体ながら、Surface ProシリーズやSurface Go 2などとは異なり、大型で厚みのあるキーボードを採用しています。というかキーボード接続時の見た目は一般的なノートPCと同じです。
スペックは非常に高く、CPUに第10世代(Ice Lake)のCore i5/Core i7、Core i7モデルは外部GPUのGeForce GTX1650 Max-Q(13.5インチ)/GTX1660Ti Max-Q(15インチ)を搭載します。さらに、ここがすごいのですが、キーボード側に外部GPUとバッテリーが搭載されていて、タブレット単体でも使え、キーボードを接続するとパフォーマンスが上がります。素人目にも明らかにハイテクな構造だと思うんですよね。デタッチャブル2 in 1で外部GPUを搭載し、さらに形態によってパフォーマンスが変わる製品というのは非常に珍しいというか、私は他に同様の製品が思い浮かびません。
CPUやGPUのほか、RAMも大きめですし、ディスプレイもPixelSenseの極めて高品質なものが使われていますので、クリエイターの人が「あるときはタブレットでペン入力、あるときはキーボードを接続しての制作業務」みたいな使い方をするのに向くと思います(私はクリエイターではないので、ちょっと微妙な説明かもしれないですね)。
また、デザインは他のSurfaceシリーズとは異なり、独特のヒンジデザインなど、Microsoftのセンスが光ります。これだけの製品ですから、やはり価格は高く、定価ベースではすべてのバリエーションモデルが20万円を越えますが、今回のセールでは全モデルが税込みベースで22,000円OFFとなります。まあ、それでも決して安価とは言えませんが、「所有欲を満たしてくれる」製品ではありますよね!
Microsoftストアへのリンク:
●Surface Book 3
●【Microsoft Store 限定】Surface Book 3 お得なまとめ買い
ウインタブ紹介記事:
Microsoft Surface Book 3 - 独特で美しいデザインはそのままに、最新スペックになったSurfaceシリーズの上位モデル
2.Surface Pro X
セール価格: 126,280円(税込み)から
※全モデル16,500円OFF
OS: Windows 10 Home
CPU: Microsoft SQ1
RAM: 8GB/16GB
ストレージ: 128GB/256GB/512GB
ディスプレイ: 13インチPixelSense(2,880 × 1,920)
サイズ: 287 × 207 × 7.3 mm / 774 g
外見はおなじみのSurface Pro 7やSurface Go 2によく似ていますが、ディスプレイサイズが少し大きく(Surface Pro 7は12.3インチ)、全バリエーションモデルがLTEモジュールを搭載しています(いわゆるSIMフリー機です)。
そしてなにより、この製品はIntelやAMDではなく、MicrosoftとQualcommが共同開発したSQ1というCPU(ARMです)を搭載する、ARM版のWindows PCです。ARM版Windows PCはバッテリー稼働時間が長いとか、スリープからの高速な復帰とか、スリープ中のネットワーク接続などのメリットがある(最近はIntel CPUのPCでも同等の機能を謳うものが増えていますが、特にスリープからの高速復帰なんかはARM版のほうが上だと思います)とされますが、64ビットアプリの動作に制約があるなどのデメリットもあります。ただ、ウインタブではこのジャンルのPCをレビューした経験がなく、実際の使用感がどうなるのかについては具体的なご説明が難しいです。
とはいえ、「遅くて使い物にならない」なんてことはないと思いますし、Surfaceの名にふさわしい美しい筐体を備え、シリーズのお約束とも言える「高精度なペン入力」とか「Microsoft Office付属」などが受け継がれており、さらにLTE対応する長時間稼働のWindowsマシンであるという特徴もあります。
今回個人的に気になるのは最低価格のモデルで、RAMは8GB、ストレージは128GBとなるものの、「13インチのSurface」として、また「ARM版Windowsマシン」として、かなり魅力的な価格設定になっていると感じます。これも「お約束」なのですが、キーボード(タイプカバー)とペンは別売りになってしまいます。ただし、これらの主要アクセサリも本体と同時購入で20%OFFになります。
ということで、「Surface Pro X本体の最低価格モデル」と「スリム ペン付き Surface Pro X Signature キーボード」をセットにして試算してみました。税込み152,328円です。Office付属のSurfaceとしては購入しやすい価格かと思いますが、あとは「ARM版Windowsを使いたい気持ち」の強弱によりますかね…。
Microsoftストアへのリンク:
●Surface Pro X
●【Microsoft Store 限定】Surface Pro X お得なまとめ買い
ウインタブ紹介記事:
Microsoft Surface Pro X - 日本でも発売されたARM版WindowsのSurface、ちょっと大きめサイズでお値段もSurfaceクラス
3.関連リンク
Microsoft Store 限定お買い得商品:Microsoftストア