こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。Microsoftが10月6日にニューヨークで開催したプレス向けイベントで新しいハードウェアが発表されています。まずはこれ「Surface Book」です。従来のSurfaceシリーズとは随分印象が異なる感じで、見た目はSurfaceというよりはデザインのよいノートPCって感じですね。Microsoftが公開している動画をもとに、さっそくわかっている情報をまとめてみます。
OSは当然というべきか、Windows 10 Proです。バリエーションにはWindows 10 Home搭載のものが含まれるかもしれませんね。
上の画像では「Core i7」という文字が見えますが、Surface Bookに搭載されるCPUは第6世代(Skylake)のCore i5とi7です。RAMは16GB(最大値か?)、ストレージは最大で1TBとなっています。なお、事前の噂では「SSDで1TB」という情報がありましたが、SSDとかHDDということに関しては今のところ情報がありません。
GPUはNvidia GeForceが搭載されますが、型番は不明です。ゲーミングノートPCでもないし、省電力性も重視しているはずなんで、ハイエンドのものではないように思われますが、どうでしょうか。
ディスプレイは13.5インチで解像度267ppiとなっていて、総画素数は600万ピクセルです。私自身使い慣れていない単位なのですが、Surface Pro 3の「2160 x 1440」ピクセルでも300万ピクセル超くらいなので、かなりの性能アップであることは間違いありませんね。
筺体はSurfaceシリーズではおなじみのマグネシウム製です。
横から見るとこんな感じ。薄さもよくわかりますが、ヒンジのデザインが普通のノートPCとは異なることがわかります。
これがヒンジ部分のデザインで、使ってみないとよさがわかりませんけど、Surface Bookのデザイン上の大きなアクセントになっている、とはいえますね。
キーボードはストロークが深く、打鍵感がよいとのこと。
他にもあると思いますけど、動画で紹介されていたのはUSB3.0が2つとフルサイズのSDカードスロットです。
大事なことを書くのが遅れました。Surface Bookはキーボード分離型の2 in 1で、ヒンジはacer Aspire Switch 10とかHP Pavilion X2のようにキーボード部分に「ツノ」がついているタイプです。
この他、バッテリー稼働時間は最大で12時間であることが公表されています。性能について、Microsoftによれば「MacBookの2倍パワフル」とのこと。
なお、北米での価格は1,499ドル(約18万円)から、オーダーは10月7日から受け付け開始となっています。最上位モデルだと2,500ドル(約30万円)くらいはするんでしょうね。日本での発売は現在のところ未定ですが、日本市場ではモバイルノートPCのジャンルで13.3インチというのが最も高い人気があるようなので、Surface Bookも大人気になるかもしれませんね。従来のSurfaceシリーズと異なり、重量増と引き換えにキーボード部分の品質を上げたことにより、ノートPCユーザーからの支持も受けられると思います。
最後に、Microsoftが公開しているSurface Bookの紹介動画にリンクしておきます。
関連リンク
Microsoft announces Surface Book laptop with 13.5-inch display starting at $1,499:THE VERGE(英語)
Microsoft unveils the Surface Book:Neowin(英語)