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Microsoft Surface 3 - 5月19日に国内デビュー!価格はどうなる?

Microsoft Surface 3
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。日本Microsoftは5月19日に「New Surface Press Conference」を開催し、「米国で発表されたSurface 3の日本での事業展開に関して」という内容で発表を行うとのことです。ついに日本国内でもSurface 3が発売される見通しとなりました。米国では5月5日から販売が開始されていて、日本発売を楽しみにしてる人も多いと思いますが、どうやらあと1カ月くらいで入手できそうですね。

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この記事ではSurface 3について、その概要を確認しつつ、日本での販売価格を予想してみたいと思います。

1.スペック

Surface 3 スペック表

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補足します。Surface 3はWindows RT機であったSurface 2の後継機種ながら、OSにWindows 8.1を採用したフルWindows PCです。ディスプレイサイズは10.8インチとSurface Pro 3よりも一回り小さく、本体重量も622gと軽量化されており、さらに「CherryTrail」というコードネームの新型CPU、Intel Atom X7-Z8700を搭載した、中位クラスの2 in 1として注目すべき構成になっています。

10.8インチのディスプレイと622gの本体重量は10インチクラスのタブレットとしても妥当なサイズですし、アスペクト比も3:2になっていて、非常に使い勝手がよさそうに思われます。また、CherryTrailの実力も早く試してみたいですよね。ハイスペックなのはいいけど大きくて高価なSurface Proシリーズよりも手軽で使い勝手のよさそうな無印Surface、ウインタブ的にも非常に関心があります。

2.米国での価格帯

Microsoft Surface 3とタイプカバー

$499(約59,930円): RAM2GB, ストレージ64GB
$599(約71,940円): RAM4GB, ストレージ128GB
※ここまでは米国Microsoftストアでの表示価格です。カッコ内は2015年5月12日の為替レート「1ドル=120.105693円」で換算した円価格で、実際の日本国内での販売価格ではありません。

$599(約71,940円): RAM2GB, ストレージ64GB, LTEモデル
$699(約83,950円): RAM4GB, ストレージ128GB, LTEモデル
※この2つは海外メディアNeowinによる予想価格です。カッコ内については上記と同様、機械的に換算したものです。

3.日本での販売価格は?

Microsoft Surface ペン入力
上位機種Surface Pro 3は、つい先日、「6月1日から値上げします」という発表がなされました。それによれば、もっとも手軽なモデルの場合はこうです。

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Surface Pro 3 (i3 / 64GB モデル)

 個人向け(Officeつき)  現行91,800円が107,800円(ともに税抜き)に
 法人向け (Officeなし) 現行84,800円が93,800円(ともに税抜き)に
 米国での価格(Officeなし) 799ドル

難しい前提はないことにして、今回の値上げ原因は為替レートが円安に振れたことによるもの、と仮定します。また、Officeがついていない、という条件だと米国版と日本版法人向けの構成がよく似ているので、この2つをもとに為替レートを計算してみると、

値上げ前:84,800円÷799ドル≒106.13
値上げ後:93,800円÷799ドル≒117.40

となります。この計算結果を見ると値上げの理由は単に為替変動だけ、って感じがしますね。Surface 3はおそらく値上げ後のレートで売価設定されるでしょうから、

RAM2GB, ストレージ64GB:499ドル×117.4≒58,583円
RAM4GB, ストレージ128GB:599ドル×117.4≒70,322円

となります。ただし、米国版のSurface 3にはOffice365の1年間無料利用権がついていますから、これをどう見るかが問題になります。日本で販売されているPCやタブレット製品でOffice365の1年間利用権付きというものはありません。なので、Officeの製品版をつけるか、あるいはOfficeを別売りにするか、のどちらかになると思います。また、米国におけるOffice365の1年間利用権というのは、それこそ100ドルタブレットにもついているような特典で、Microsoftが出血サービスしているのかどうか別にして、実際のところ現金価値は非常に低いと思われますから、この特典の有無が日本での価格に影響する可能性は高くないと思われます。

それらを踏まえて、ウインタブの予測はこうです。

Surface 3予想販売価格

RAM2GB、ストレージ64GB:60,000円程度(税抜き、Officeなし)
RAM4GB、ストレージ128GB:72,000円程度(税抜き、Officeなし)
※Officeがつく場合、それぞれ15,000円程度の上乗せ

いかがでしょうか?「結局ただ為替レート掛けただけじゃん」と言われそうですが、Surface Pro 3の値上げ根拠がほぼ為替変動だけで説明できてしまったので、Surface 3の予想価格もイージーなものになってしまいました。Surfaceの場合、キーボード(タイプカバー)が別売りになるし、専用のスタイラスも欲しくなると思うので、実際の購入価格はさらにもう2万円弱高くなるでしょう。Surfaceの独特な筐体デザインと製品コンセプト、そしてCherryTrailは魅力的ですが、Officeつけて、タイプカバーつけて、ってことになるとやっぱそれなりの値段にはなっちゃうなあ、というのが私の正直な感想です。

4.関連リンク

Say hello to Surface 3:Microsoftストア(米国)

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