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Lenovo ThinkPad X1 Nano Gen 3 - ThinkPadシリーズ最軽量のモバイルノート、CPUが新しくなりました

Lenovo ThinkPad X1 Nano Gen 3
レノボがノートPC「ThinkPad X1 Nano Gen 3」を発売しました。発売日は4月18日ですが、先にご紹介したThinkPad X1 Carbon Gen 11/X1 Yoga Gen 8と同様に、レノボ公式サイトでのWeb直販はまだ開始されていません(近日中に開始されると思います)。

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ニューモデル「Gen 3」は従来の「Gen 2」とサイズや外観はほとんど変わっておらず、「CPUの型番」が主な変更点となっています。

1.ThinkPad X1 Nano Gen 3 スペック

スペック表

  ThinkPad X1 Nano Gen 3
OS Windows 11 Home / Pro
CPU Intel Core i5-1340P/Core i5-1350P
Core i7-1360P/Core i7-1370P
外部GPU なし
RAM 16GB(オンボード)
ストレージ 256GB/512GB/1TB SSD
光学ドライブ なし
ディスプレイ 13インチ (2,160 × 1,350)
13インチ(2,160 × 1,350)タッチ
ネットワーク WiFi 6E(802.11ax/ac/a/b/g/n)、Bluetooth 5.2
入出力 USB Type-C(Thunderbolt 4)× 2、オーディオジャック
カメラ Webカメラ(1080p)顔認証対応
バッテリー 49.6 Whr(最大約19.7時間)
サイズ 293.2 x 208.0 x 14.4 mm(非タッチ)
293.3 x 208.1 x 14.8 mm(タッチ)
重量 966.5g(非タッチ)/991.5g(タッチ)

コメント

冒頭でご説明した通り、X1 Nano Gen 3は4月19日現在Web直販が開始されていません。しかし、Web直販モデル発売の際にはほぼ間違いなく「カスタマイズ対応」すると思います。

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CPUは第13世代(Raptor Lake)のバランスタイプ(P型番)です。Core i5-1340P/Core i7-1360Pという、他社のニューモデルでもよく見かける型番に加え、vProに対応するCore i5-1350PとCore i7-1370Pも選択可能です。ただし、vPro対応の型番は性能も少し高くなるものの、カスタマイズの際の追加料金が結構高額なので、個人利用の場合はあまり選択するメリットはないと思います。

RAMは「16GBのみ」で32GBとか64GBの設定はありません。またオンボードメモリなので購入後の増設・換装もできません。SSDはも256GB/512GB/1TBから選択可能です。

ディスプレイは「13.0インチIPS(2,160 x 1,350)、省電力、光沢なし」という仕様で、タッチ対応するものとしないものを選択できます。

2.ThinkPad X1 Nano Gen 3 筐体

Lenovo ThinkPad X1 Nano Gen 3
筐体サイズと外観は従来モデルから変更がありません。変わってはいないのですが、ThinkPadの筐体品質を維持しつつ、重さ1キロを切る超軽量筐体というのは依然として非常に大きな魅力だと思います。

Lenovo ThinkPad X1 Nano Gen 3

Lenovo ThinkPad X1 Nano Gen 3
天板も「おなじみのThinkPad」ですが、製品ページにはカーボン柄の天板の画像も掲載されていました。

Lenovo ThinkPad X1 Nano Gen 3
側面と入出力ポートの構成です。ここも従来モデルから変更がありません。「USB Type-Cポートが2つあるだけ」なので、さすがにちょっと厳しいと感じますが、どちらもThunderbolt 4と高規格です。

なお、「今のところ」ですが、従来モデルでは選べたLTE/5Gモジュールはニューモデルには設定がありません。

3.ThinkPad X1 Nano Gen 3 価格など

Lenovo ThinkPad X1 Nano Gen 3は4月18日に発売されましたが、この記事を執筆している4月19日現在まだWeb直販はスタートしていません。レノボのプレスリリースによれば価格は税込み321,970円から、となっていますが、Web直販モデルはもう少し安くなるのではないかと思います。

先日紹介記事を掲載したThinkPad X1 Carbon Gen 11と同様、X1 Nano Gen 3も従来モデルからの変更点は非常に少ないです。一方でCPUの型番だけ見ればX1 Carbonが省電力タイプの型番(U型番)になっているのに対し、X1 Nanoはバランスタイプの型番(P型番)ですし、実はプレスリリース上の価格もX1 Carbonよりも高価だったりします。

ThinkPadモバイルの最小・最軽量なモデル、X1 Nanoですが、残念ながら価格に関しては最軽量とは言えず、個人的にもぜひ購入したいと思える製品ながら、購入予算の確保に苦労しそう…と感じられてしまいます。

4.関連リンク

ThinkPad X1 Nano Gen 3:Lenovo

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