
LenovoのノートPC「ThinkBook 14 Gen 9 (Intel)」「ThinkBook 16 Gen 9 (Intel)」を発売しました。少し前にAMD版が先行して発売され、今回Intel版が追加された格好です。海外の展示会では独創的なコンセプトモデルが多数発表されるThinkBookシリーズですが、国内ではやや地味な印象があります。このThinkBook 14/16 Gen 9も比較的オーソドックスな印象がありますが、ビジネス用、学習用として十分な実力を備えるCopilot+ PCです。
1. スペック表
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| OS | Windows 11 Home/Pro |
| CPU | Intel Core Ultra 5 325 / Core Ultra 7 355 |
| RAM | 16GB/32GB (DDR5-5600MT/s) |
| ストレージ | 256GB/512GB/1TB SSD (M.2 2242 PCIe-NVMe Gen4 TLC) |
| ディスプレイ | 14インチIPS (1,920×1,200) 16インチIPS (1,920×1,200) ※タッチ対応モデルあり |
| 無線通信 | Wi-Fi 6、Bluetooth ※Wi-Fi 7選択可 |
| ポート類 | USB4 Type-C (Thunderbolt 4)×2 USB 3.2 Gen 1 Type-A × 2 HDMI、オーディオジャック LAN (RJ45)、SDカードリーダー |
| カメラ | Webカメラ (1080p) 顔認証 ※5MP・顔認証なしも選択可 |
| バッテリー | 48Wh 14:64Wh、16:71Whを選択可 |
| サイズ | 14:313.5×224×17.5 mm 16:356×253.5×17.5 mm ※AMD版の数値を記載しています |
| 重量 | 14:約1.36kg / 16:約1.7 kg ※AMD版の数値を記載しています |
2. OS/CPU
OSはHome版とPro版を選べますが、カスタマイズで好きな方を選べる、というわけではなく、ベースモデルの段階でOSのバージョンが決まります。この記事を執筆している4月12日現在だとPro版OSを搭載するモデルは割引が全くなく、かなり割高になっていますので、あえて購入するメリットはありません(Home版のモデルを購入し、後で自分でPro版にアップグレードするほうがずっと安く済みます)。
搭載CPUはCore Ultraシリーズ3 (Panther Lake)のCore Ultra 5 325/Core Ultra 7 355です。前世代のCore Ultra 5 225U/Core Ultra 7 255Uよりも性能が向上しており、特にAI処理チップNPUが大幅に性能アップし、Copilot+ PCの要件を満たすようになりました (この製品はCopilot+ PCです)。
3. RAM/SSD
RAMは16GB/32GB、SSDは256GB/512GB/1TBが設定されます。RAMもSSDも大容量であるに越したことはありませんが、半導体価格の高騰を受け、RAM32GBやSSD1TBにするとカスタマイズ料金が非常に高くなってしまいますのでご注意ください (個人的にはこの製品の位置づけからみて、RAM16GB/SSD512GBくらいで手を打っておくのが良いかと思います)。
4. 筐体

ThinkBook 14 Gen 9
これはThinkBook 14の画像ですが、外観はThinkBook 16もほぼ同じです。ThinkBookシリーズは天板のデザインが共通で、ツートンカラーと大きめのロゴが特徴です。

ThinkBook 14 Gen 9
ディスプレイはThinkBook 14が14インチ、ThinkBook 16が16インチのIPS液晶で解像度は1,920×1,200、45%NTSCの色域 (「並」レベルの品質)、ノングレア(非光沢)タイプです。また、タッチ対応・100%sRGB色域のディスプレイも設定がありますが、4月12日現在だとカスタマイズ対応モデルでは選択できません。

左:ThinkBook 14、右:ThinkBook 16 (AMD版の画像です)
14インチと16インチでキーボードレイアウトは異なります。16インチはテンキーがつき、14インチはテンキーレスです。この画像では英語配列になっていますが、日本仕様は日本語配列でバックライトもあります。
ポート構成はThinkBook 14、ThinkBook 16で共通です。Thunderbolt 4が2つ、USB 3.2 Gen 1 Type-Aも2つ、HDMIに有線LAN、SDカードリーダーと充実した構成になっています。
5. 価格など
Lenovo ThinkBook 14 Gen 9 (Intel) / ThinkBook 16 Gen 9 (Intel)はLenovo公式サイトで販売中で、4月12日現在の価格は14が191,345円から、16が195,250円からです。ビジネス用、学習用として快適に使えるスペックの製品ですが、20万円前後という価格だと他社製品にも魅力的なものが多いので、LenovoだけでなくHPやASUS、Dynabookなど他社の同価格帯の製品とよく比較してみることをおすすめします。
6. 関連リンク
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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