Lenovo IdeaPad Slim 5i Gen 10 14 － Core i5-13420H/Core i7-13620Hと有機ELディスプレイを搭載するモバイルノート、価格も低めです

レノボがノートPC「IdeaPad Slim 5i Gen 10 14（Intel）」を発売しました。レノボのIdeaPadシリーズは「筐体品質そこそこ、しかしコスパ抜群」というイメージがありますが、今回ご紹介するIdeaPad Slim 5i Gen 10 14はシリーズ中でも上位の「5シリーズ」なので、「筐体品質も高く、コスパも抜群」という感じです。

1.概要

スペック表

バリエーションモデル

・Core i5-13420H
・Core i5-13420H/Office付属
・Core i7-13620H
　※OS/RAM/SSDなどの構成はすべて同じ

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IdeaPad Slim 5i Gen 10 14は注文時のカスタマイズには対応せず、3つのバリエーションモデルの中から1つを選ぶことになります。OSはWindows 11 HomeでCPUはCore Ultraではなく第13世代のCore i5-13420H/Core i7-13620Hです。いずれも高性能版（高PBP版）のH型番なのでパフォーマンスは高いですが、内蔵GPUがIris XeではなくIntel UHD Graphicsなので、グラフィック性能はそれほど高くはありません。

RAMとSSDは全モデル16GB/512GBです。すごく大容量というわけではないものの、ビジネス用や学習用では十分な容量と言えるでしょう。

ディスプレイはIdeaPad Slim 5i Gen 10 14の大きなセールスポイントです。14型の有機ELで解像度は1,920 × 1,200。DisplayHDR True Black 500、100%DCI-P3と開示されていますので、発色品質は高いです。ただし、リフレッシュレートは60Hzです（一般的な数値です）

筐体色は「ルナグレー」のみで、筐体素材については説明がありませんでした。MIL規格（MIL-STD-810H）準拠の堅牢性を備えているということなので、おそらく金属製と思われます。

キーボードです。この画像では英語配列になっていますが、日本仕様は「84キー(Fnキー+Windowsキー+Copilotキーを含む)、JIS 配列、バックライト・キーボード」と開示されています。…ありますね、Copilotキー。また、キーボード面両端にスピーカーがあります。ウインタブの経験上、この位置にスピーカーがあるほうが（底面にあるよりも）音質は良くなりますし、この製品は「Dolby Audio対応」なので「いい音」を聴かせてくれると思います。

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側面と入出力ポートの配置です。USBポートは合計で4つ、すべてGen1規格（データ転送速度5Gbps）ですが、2つのUSB Type-Cポートはいずれも映像出力とUSB PDに対応します。あとはHDMIとmicroSDカードリーダー、イヤホンジャックがあります。

2.価格など

Lenovo IdeaPad Slim 5i Gen 10 14はレノボ直販サイトで販売中で、12月8日現在の価格は94,820円からです。第13世代とはいえ高性能なH型番のCore i5/Core i7を搭載し、特に個人ユーザーにはうれしい有機ELディスプレイを採用したモバイルノートが10万円切り、というのは「IdeaPadらしい」お買い得価格だと思います。

3.関連リンク

IdeaPad Slim 5i Gen 10(Intel)：Lenovo

執筆者：ウインタブ
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。