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Lenovo IdeaPad Slim 350i Chromebook - はじめてのChromebookにもサブ端末にもおすすめできるモデルが登場。新たなスタンダードになりそうな予感

アイキャッチ
こんにちは、ゆないとです。先日、Lenovoの新製品が一挙に発表されましたね。個人的にはThinkPad X1 Carbonが大好きなので、X1 Carbonの2020年モデルは気になっています。

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Windows PCだけではなくて、近頃注目が集まっていると感じるChromebookの新製品も発表されました。3機種が発表され、用途によって選ぶことが出来る良いラインナップだと感じています。早速、ウインタブでも記事を公開しています。
LenovoからChromebookが3機種も発表されました!タブレットあり、コンバーチブル2 in 1あり、クラムシェルノートあり!
Lenovo IdeaPad Duet Chromebook - 注目の10.1インチ、デタッチャブル2 in 1のChromebook、JIS配列キーボード付属で日本発売!

発表された3モデルの中から、今回は一番低価格でありながら、Chromebookを初めて触れる際のおすすめとなりそうな予感がする「IdeaPad Slim 350i Chromebook」を紹介します。

個人的な考えではありますが、今までは、「初めてChromebookを使ってみたい、という人におすすめするモデルが何か」と聞かれたら…、これまではASUSのC223NAを挙げていました。そのあたりのところは、下記の記事をご参照ください。
Chromebookのおすすめモデルを紹介します - エントリークラスで「Chromebookはじめ」にちょうどいいのを選びました

350i Chromebook、まだ触れていないので、現状デザインとスペックから勝手に予感しているだけなのですが、それでもハズレはなさそう。とても気になります。

1. スペック

スペック表
まずは自動更新ポリシーについて触れていきます。Googleは今年の初めに、2020年以降に発売されるモデルのポリシーは最長8年の間自動更新を受け取ることができると発表しました。この製品はまだ、自動更新ポリシーの期限が公開されているページに掲載されていませんので、スペック表は推定になります。

私が使用したことのあるエントリークラスのモデルはASUSのC223NAなので、どうしても比べて見てしまうのですが、全体的なスペックはChromebookのエントリークラスとして十分な構成になっていると感じます。

CPUは2019年に発売されたGemini Lake Refresh世代の新しいCPUになります。前モデルが低価格モデルで定番となった2コア2スレッドの”N4000”で、変わった部分はターボブースト時のクロック数が増加した程度です。快適さにおいては”N4000”で十分であることは既に体験している(ASUS C223NAのCPUはN4000の前世代のCeleronb N3350)ので、性能面ではあまり気にする必要はないでしょう。

ディスプレイはTN液晶で非光沢です。サイズは11.6型で解像度はHD(1,366×768)に対応しています。持ち運びしやすい11.6型のサイズはかばんにも入れやすくて場所を選ばず使用できるので期待できます。しかし、TN液晶で非光沢ということに注目すると、ブラウジングや文書作成では十分だと思いますが、映画などの高画質で楽しみたいコンテンツでは物足りなく感じるかもしれません。

入出力は十分な量が搭載されています。USBはType-AとType-Cが2つずつ、マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック、microSDカードリーダーという構成です。個人的にUSBは最低でもType-A、Type-Cとも2つずつは搭載されていてほしいと思うので嬉しいですね。ストレージは32GBもあれば十分ですが、microSDで拡張できる安心感も大切です。

バッテリー容量は不明ですが公称値は10時間です。これは今まで使用してきた端末を使ってきての感覚ですが、Chromebookは公称値に迫る程の稼働時間は期待できると思いますので、長時間の動画の連続再生などをしない限りは、意外と保ってくれる印象です。

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サイズは約286.7 × 約205.5 × 約18.1mmで、サイズはA4用紙の範囲に収まる大きさです。重量は1.12kgなので持ち運ぶには苦でない重さです。しかし、見た目がコンパクトなので実際に手にしたときの”感覚”としては少しずっしりと感じてしまうかもしれません。

2. 外観

天盤の画像
天板は特徴的なデザインです。IdeaPadシリーズはシンプルでポップな印象を受けるデザインのものが多いですが、この製品は落ち着いているものの目を引きますね。マットなブラックの部分と模様が入ったグレーの部分という2色になっており、グレーの部分には「Chromebook」のロゴ、ブラックの部分のエッジにはシルバーで「Lenovo」のロゴがあります。

ディスプレイ部分
ディスプレイは4辺ともベゼルが目立ちます。上部ベゼルにWebカメラががある以外は、特にロゴなどは付いていません。11.6型でA4用紙よりも小さい筐体サイズということを考えると、ベゼルが太くディスプレイが小さく感じてしまうかもしれませんね。ただ、個人的には下部ベゼルが太いことは嬉しく感じます。ノートPCはディスプレイの位置が目線より下になるので自然と頭が下がり首や肩に負担がかかりますが、下部ベゼルのおかげで少し上にディスプレイが来るので、微々たる差ですが、負担が少なくて疲れにくくなります。

キーボードの画像
キーボード部分です。画像は製品ページに掲載されている画像と同じなのですが、英語配列になっています。実際に日本で発売されるモデルは78キーの日本語配列です。トラックパッドは大きく操作性が良さそうです。カラーも天板に合わせているのか、キートップはグレー、パームレストなどの周辺部分はブラックになっています。また、右側パームレストのエッジにLenovoのロゴがありますが、天板のLenovoロゴと同じ位置だと思われます。ちょっとしたことではありますが、こういったところも含め統一感があり、おしゃれなノートのようなデザインでかっこいいです。

入出力ポートの概要
各種ポートの構成です。右側面にはUSB 3.0 Type-AとUSB 3.0 Type-C、セキュリティ用のキーホール、左側面にはUSB 3.0 Type-CとUSB 3.0 Type-A、microSDカードリーダー、オーディオジャックという配置です。左側面のType-Cの隣にはLEDインジケーターがありますので充電中の状態も確認できますね。

3. まとめ

この製品はまだ発表されたばかりで発売は8月下旬の予定です。価格は税別30,000円(税込33,000円)と発表されており、直販モデルと販売店モデルが用意されてます。

発売日はまだまだ先ですが、大いに期待できるエントリークラスのChromebookになると思います。まず価格が手を出しやすいです。4万円台だと悩みどころですが3万円台前半であれば十分。Chromebookを試してみるには最適だと思います。Celeronでも快適なのがChrome OSの良いところで、ポートの種類も十分ありますので、「自分の使用スタイルがChromebookでも叶えられるのか」を知る最初のモデルとして、おすすめ候補の筆頭になる予感がしています。

4. 関連リンク

IdeaPad Silm 350i Chromebook:Lenovo

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