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VORKE Z7 - Android 9.0を搭載するTV BOX。スペックがいいので多目的に使えそうです。しかも格安!

VORKE Z7
ウインタブでよく紹介しているミニPC。でも「ミニPC」というのは一般的に広く使われている用語ではありません。ウインタブでは「OSがWindowsで超小型サイズのデスクトップPC」のことをミニPCと呼んでいます。NUC(Next Unit of Computing、Intelが提唱するパソコンの超小型規格)という呼び方もありますが、中華製品などはNUCの規格とは異なるものもあります、というかほとんど異なりますので、中華製品を紹介することの多いウインタブではNUCという表現は使っていません。

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中国の通販サイトではミニPCのような極小サイズでOSがWindows以外(ほとんどAndroid)のものをTV BOXと呼んでいます。その名の通りテレビに接続して使う、モニターを装備しないAndroid機で、AmazonのFire TV StickとかGoogleのChromecastに比較的近い性質の製品です。しかし、USBポートなどの入出力ポートを備えていますし、Androidのフル機能が使えますので、動画視聴に特化した製品ではありますが、キーボードを接続すればゲームをしたり、メールを書いたりといったことにも使えます。

かなり古い記事ですが、ウインタブでもTV BOXの実機レビューをしていますので、参考までにご覧ください。
YOKA KB2 - Android TV Box、使いやすい独自UI、余裕あるスペック、テレビに繋ぐと楽しさ満点(実機レビュー)

前置きが長くなってしまいました。今回紹介する「VORKE Z7」はAndroidを搭載するTV BOXですが、スペックが新しく、動画視聴以外でも多目的に使えそうな製品で、しかも激安(5月2日現在、46.99ドル、5,417円)です。

1.スペック

VORKE Z7
OSはAndroid 9.0と最新です。TV BOXの多くは、起動した直後の見た目がAndroidっぽくないですが、(ウインタブの経験上)これは「ランチャー」に過ぎないので、スマホなどで見慣れたUI(Google Nowランチャーなど)に変更することができます。

CPUのAllwinner H6というのはどちらかと言うと映像系に強みを持つ、TV BOX用の製品で、Antutuスコアなどを測定するとエントリーレベルの性能となります。そのため、ハイエンドスマホに向く3D系のゲームなどをプレイするのは厳しいです。ただし、映像出力では6K(メーカーでは詳しい解像度について言及していませんが、おそらく6,144 × 3,160)まで可能になっています。

RAMは4GB、ストレージは64GBです。私がこの製品の紹介記事を掲載しようと思ったのは、ここが理由です。つまり、「Android 9.0、RAM4GB、ストレージ64GBというシステム構成にもかかわらず5千円台で買えてしまう」という点ですね。

CPU性能が映像出力以外では決して高くないにせよ、このスペックであればキーボードを接続すれば文書作成やWebブラウジング、SNSといったビジネス用途や動画視聴以外のエンターテイメント用途にも十分使えそうに思います。

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入出力ポートもフルサイズ(Type-A)USBポートを2つ備えるほか、HDMI(これは当然)と有線LANポートもついていますので、周辺機器の接続も問題なくできるでしょう。ただし、Bluetoothについては具体的な説明がなく、(個人的には装備されていると思いますが)ひょっとしたら非対応、という可能性もあります。

サイズは非常に小さいです。ウインタブでよく紹介しているWindowsのミニPCよりも二回りくらい小ぶりで、「7.7センチ四方」ですね。これなら置き場所に困ることもありませんし、どこか別な場所に移設するのも簡単でしょう。

2.筐体

VORKE Z7
小さな弁当箱、という感じです。前面にはインジケーターがありますが、これ、時計以外の機能があるのかは不明です。この画像だとサイズ感がいまひとつ伝わってきませんが、かなりのコンパクトサイズであることは間違いないです。

VORKE Z7
入出力ポートの配置です。USBポートが2つありますので、周辺機器(キーボードやマウス)の接続は問題なく可能と思われます。また、S/PDIF(OPTICAL)ポートも装備されています。

VORKE Z7
この製品に限らず、中国のTV BOXにはリモコンが付属します。ただし、ウインタブの過去の経験上、これらのリモコンはマウス代わりとして使うには低品質で、あくまでも動画視聴の際にチャンネルを変えるとか音量を調節するとかいった、割と単純な動作にしか使えないと思われます。ちなみに本体に電源ボタンはなく、このリモコンを使って電源オン/オフすることになりますので、「なくてもいい」わけでもありません。

3.価格など

VORKE Z7は中国の通販サイト「geekbuying」でプレオーダー中で、5月2日現在の価格は46.99ドル(5,417円)です。CPUが映像出力に強いものになっているとはいえ、最新のAndroid OSを搭載し、RAM4GB、ストレージ64GBと余裕のある構成になっていて、お値段5千円台というのは非常に魅力的です。

ウインタブの記事執筆をAndroid機でできるか、というと、唯一「適当な画像加工アプリがない」というのが問題になります。テキストライティングとかスペック表の作成なんかはAndroid機でも十分可能です。そんなに複雑ではない表計算やプレゼン資料、ビジネス文書の作成といったベーシックな用途ならこの製品でも十分いけると思います。もちろん、製品本来の利用目的である「動画視聴」ではかなり快適でしょう。KODIなどのメディアサーバー機能のあるアプリを使ってホームネットワーク(自宅にある他のPCなど)上の音楽や動画を一元管理することもできますので、この価格で買える製品としては意外に重宝するかもしれないですね。

4.関連リンク

VORKE Z7:geekbuying

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コメント

  1. なお より:

    TV BOXというなら
    映像出力規格を載せないとあまり‥

    安い機器って旧仕様でムリヤリ実現してるのも多いから
    HDMIは1.4なのか2.0以降なのか
    HDR対応とか、HDCP2.2準拠なのかを伝えないと

    これからの人向けならfire TVやApple TVとの違いとか載せないと魅力が伝わりません

  2. 匿名 より:

    Androidはタッチパネル使えないと使う気にならない
    タブレットあるしわざわざTVBOXでマウス使ってAndroid使う気しないな

  3. 匿名 より:

    google play の導入はできるのかな?