こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。日本ではここしばらく新しい8インチタブレットがリリースされておらず、いろいろと心配しております。ZIGSOWの方にオピニオン記事を書いてみたりして…。ところが日本以外では「HP ENVY 8 Note」とか「DELL Venue 8 Pro」が登場していて、結構ハイスペックですし、おそらくやや高価になると思われます。Windows 10 Mobileが12月にリリースされることにより、ローエンドの7インチWindows(Mobile)タブレットが出て来るのを見越した差別化戦略なのかもしれませんね。
一方、我らが中国タブレットはというと、戦略があるのかどうか知りませんけど、8インチタブレットにCherryTrailを搭載したモデルがどんどん登場しています。ウインタブでは最近「Chuwi Hi8 Pro」と「Teclast X80 Pro & Plus」を紹介していますが、今回は「Vido W8X」について書きます。「Vido」というのは漢字で書くと「原道」となりますが、こう書くと「あ、見たことある」っていう人もいるんじゃないでしょうか?割と早い時期から秋葉原で「中華タブレット」として販売されていたので私も目にしたことがあります。ウインタブでは初めて記事にするんですけどね。
1.スペック
OS: Windows 10
CPU:Intel Atom X5-Z8300
RAM: 2GB
ストレージ: 32GB
ディスプレイ: 8インチIPS(1280 x 800)
カメラ: イン200万画素 / アウト200万画素
入出力: microUSB、miniHDMI、microSDスロット、ヘッドフォンジャック
サイズ: 20.7 x 12.2 x 0.92 cm / 重量207 g
補足します。ひとことで言うと「普及価格帯の8インチタブレットのCPUだけCherryTrailにしたもの」ですね。CPU以外の構成はすっかりおなじみさんで、全く新しいところはありませんし、目立ってハイスペック、ということもないです。ただし、サイズの方はかなり小さめで、特に重量が207 gになってます。「いやそれ無理だろ」と思うのですが、海外サイトをいくつかチェックしてみてもみんな207 gなんですよね。270 gだとしても最軽量クラスなんですけど、メーカーの表記ミスなんじゃないか、と思います。
2.筺体
上の画像はGEARBESTから転載したものですが、他の通販サイトでも同じ画像が使われているので、おそらくメーカーが提供していると思われます。「このタブレットを持っている巨人は身長何メートルなんですか?」という疑問が生じますよね。いくらサイズが小さめだと言っても、これじゃスマホでしょ?「こういうのを笑って済ませ、製品を購入することができれば、あなたはもう中国タブレットファン」ということでしょうか。
こちらはまあ、よく分かる画像です。左右のベゼルは細くていい感じですし、背面もシンプルで悪くありません。あと、この画像を見ると背面の下側にスピーカーがついていますが、形状からしてモノラルスピーカーですね。
この記事の下の方にGEARBESTへのリンクを張っておきますので、その他の画像もチェックしてみてください。他にも「巨人の手」を使った画像が見つかると思います。ということで、筺体に関しては雰囲気はなんとなく分かるものの、画像加工がかなりきついので、実機のレビュー記事などをチェックしてみたい、という気になります。
3.価格
やっぱり激安です。GEARBESTでは101.9ドル(13,036円)になっていて、競合機種であるChuwi Hi8 ProとかTeclast X80 Plusと似たような価格ですね。ただし、この製品もプレセール(10月29日現在)になっていて、プレセール終了が11月6日ということなので、注文してから配送されるまでに相当の日数を要すると思われます。
ウインタブで紹介しているだけでも復数の競合製品がありますし、実機レビュー記事が出るまでゆっくり比較検討してみる、というのがいいんじゃないでしょうか?いまどきこれだけ加工した製品画像というのも久しぶりに見ちゃいましたけど、それだけにちょっと怖さもありますしねw
4.関連リンク
Vido W8X Tablet PC :GEARBEST
※製品情報をチェックしてもらうためにリンクしています。海外通販サイトを利用する際は、それぞれの通販サイトの取引条件を確認の上、自己責任でお願いします。GEARBESTに関しては過去配送遅延が発生しています。