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Jumper EZpad Go - 11.6インチで筆圧対応のスタイラスペンが付属するSurfaceタイプの2 in 1がJumperから!

Jumper EZPad Go
「EZbookシリーズ」が日本でも人気の中国メーカー「Jumper」から、Surfaceタイプの2 in 1が発売されました。本家のSurface Pro 6(12.3インチ)とSurface Go(10インチ)の間を埋めるような11.6インチサイズで、「これが欲しい」という機能も装備されています。

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1.スペック

Jumper EZPad Go
CPUはGemini Lakeではなく、一つ前のApollo Lake、Celeron N3450です。そんなに高性能なものではありませんが、モバイル用のCeleronとしては上位クラスに位置していて、Webブラウジングや動画視聴、ExcelなどのOffice系ソフトウェアを使うくらいであれば十分な実力があります。

RAMは4GB、ストレージは64GB / 128GBです。なお、Gearbestでは「128GB SSD」と表記されていましたが、64GBもSSDなのかは疑問ですし、そもそもeMMCのことをSSDと言っているような気もしますので、ウインタブではSSDという表記はしません。RAMに関しては、最近だと中華ノートでも4GBより大きく、6GBとか8GBの製品が増えていますが、人によっては4GBだとちょっと不足、と感じるかもしれませんね。

ディスプレイは11.6インチのIPS液晶、FHD解像度で、もちろんタッチ対応します。

Jumper EZPad Go
それだけではなく、1,024段階の筆圧に対応するスタイラスペンも同梱されます。そうなると、もうワンランク上のCPUが欲しかった、という気はしますが、ここは価格との兼ね合いもありますので、やむを得ないところでしょうか。

また、ちょっと情報が不十分なのですが、この製品はLTE対応するようです。Banggoodでは明確に対応バンド(FDD-LTE:B1/3/4/5/7/20)の記載があり、Gearbestでも「WLAN Card:YES」という記載がありました。しかし、Jumperの公式サイトではまだこの製品の紹介ページができておらず、中国国内向けの通販サイトJD.comの製品ページでもLTEに関する記載がなかったので、ちょっと心配ではあります。

入出力ポートは決して十分とは言えないものの、小型のSurfaceタイプ筐体でUSB Type-Aが2つ装備されている、というのはまずまずかと思います。ただ、ここでもちょっと心配なのが、SIMスロットについてなんにも説明がない、という点です。LTEに関しては現時点では「あまり期待しないほうがいい」と言っておきます。

2.筐体

Jumper EZPad Go
Jumper EZPad Go
ご覧の通り、典型的なSurfaceタイプです。背面のキックスタンドの形状はSurfaceというよりはHP Spectre x2に似たバータイプになっています。筐体素材は「フル・アルミニウム」とのこと。最新のEZbookシリーズの筐体品質を考えれば、この製品も質感の高い仕上がりになっていると思われます。

Jumper EZPad Go
展開図です。USBポートが左右に振り分けられていますね。また、スピーカーも両側面の下部に配置されているので、ステレオ感もしっかり出そうです。ただ、経験上、「音質には期待するな」と言っておきます。

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Jumper EZPad Go
筆圧対応のペン入力に関連して、キックスタンドの開口角度というのが少し気になるところ。およそ135度まで開口可能ということですが、これは本家Surfaceよりも狭いです。Surfaceシリーズは「ほぼ水平。これ以上開きたいならタブレットとして使って!」というくらいまで開口できますから。ただ、このくらいまで開口できればイラスト用途でも十分使いやすいだろうとは思います。

Jumper EZPad Go
キーボードです。Surfaceのタイプカバーによく似た形状ですが、個々のキーサイズが若干小さめに見えますね。当然日本語配列は用意されていませんし、もともと本体に付属するのではなく、別売りで、3月22日現在だとBanggoodで45.99ドル(5,182円)です。

Jumper EZPad Go
スタイラスペンです。こちらは本体の付属品という扱いです。仕様の詳細はわかっていませんが、おそらく単6乾電池を使用するものと思われます。本体とは別に単品でも販売されていて、Banggoodでの価格は26.99ドル(3,041円)です。

3.価格など

Jumper EZpad Goは中国の通販サイト「Banggood」と「Gearbest」で販売中で、Banggoodからはクーポンを用意してもらっています。クーポンコード「4c9a66」を入力すると、4GB/128GB版が289.99ドル(32,678円)となります。4GB/64GB版が314.99ドルなので、クーポンの存在を考慮すると4GB/64GB版を購入するメリットはありません。

また、この製品はキーボードをセットで購入するのが普通かと思います。その場合は本体289.99ドル+キーボード45.99ドル=335.98ドル(37,860円)ですね。この価格はGearbestよりもかなり安いです。なお、スタイラスペンは付属品なので、別途購入する必要はありません。

LTE対応に関してはちょっと心配ですが、LTE非対応でSurfaceタイプの本体+キーボード+スタイラスペンのセット、ということだとPIPO W11というのがありまして、PIPO W11はCPUがGemini LakeのCeleron N4100ですし、価格も245.99ドル(27,720円)と破格の安さになっています(ただし、PIPO W11のストレージは64GBです)。ウインタブの経験上、umperとPIPOだと、ノートPCやタブレット系製品の筐体品質には大きな差があり、「Jumperのほうが数段上」だと思います。それと、スタイラスペンの品質についても、おそらくJumperに軍配が上がるでしょう。

なので、中華製品らしく価格コンシャスに決めるならPIPO W11、筐体品質なども考慮して、より無難なものを選ぶならJumperということになると思います。というか、PIPO W11の価格が異常なのであって、EZPad Goの価格のほうがむしろ妥当かと思いますw

4.関連リンク

Jumper EZpad Go(4GB/128GB):Banggood
※クーポンコード「4c9a66」で289.99ドル(4月22日まで)
Jumper EZpad Go(4GB/64GB):Banggood
Tablet Keyboard for Jumepr Ezpad go:Banggood
Jumper EZpad Go 2 in 1 Tablet PC with Keyboard and Stylus Pen:Gearbest
Jumper EZpad Go:Gearbest

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コメント

  1. 匿名 より:

    「3.価格など」の文章で「umper」になってるところありますよ。
    細かくてすいません。