こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。ウインタブでは中国メーカー「Chuwi」のタブレットやPCを何度もレビューしており、その都度確実に製品の品質を向上させていることが確認できています。一番最初にレビューした8インチタブレット「Hi 8」なんて、すごく安っぽい筐体でした(でも挙動は安定してましたし、思いのほか頑丈でしたw)が、直近レビューした12.3インチモバイルノート「LapBook 12.3」はめちゃめちゃ高い質感のメタル筐体で、使い勝手も非常によかったです。
また、最近ではクラウドファンディングにSurfaceタイプの「SurBook」を出品(出資を募ること)していて、積極的なマーケティング活動をしているのもご存じのとおり。そして、今後の姿勢は不明ですが、日本の技適マークを取得する動きも見せています。
Chuwi製品の技適取得状況:総務省ホームページ検索結果
そのChuwi、近日中にニューモデルをリリースすべく、ティザー(全貌を明らかにせず、情報を小出しにして顧客の関心を煽るPR手法)でのアピールを開始、ブロガーや情報サイトにメールを配信しています。製品名は「Chuwi LapBook Air」といいます。個人的には本気で日本を含む世界に自社製品をPRするんならせめてネーミングくらいは「Surfaceもどき」「Macもどき」はやめとけ、と言いたいです。安っぽい二流メーカーとしか認知されませんよね。ただ、ChuwiのAirは現状明らかになっている部分だけ見ても、なかなか魅力的な製品であることは間違いないです。
1.わかっていること
・ロゴがなければMacBookと間違えるほどの薄型軽量な筐体
・バックライト付きの天板ロゴ
・バックライト付きのキーボード
・最薄部の厚さがわずか6 mm
・14.1インチのディスプレイ
・フルメタル筐体で重量は1.3 kg
・限りなく薄い(close-to-zero)ベゼル
・フルラミネーション(※)のディスプレイ
※液晶パネルから表面のカバーガラスまで、複数の層を圧着して一体化する技術
現状公開されているのはこれだけです。また、発売日も明らかになっていません。Chuwiのメールには「Chuwi is about to introduce…」という記載がありますので、近日中であることは間違いないです。
これだけと面白くないので、私なりに勝手予想をしてみます。
OS: Windows 10
CPU: Intel Celeron N3450
RAM: 6GB
ストレージ: 64GB / 128GB
ディスプレイ: 14.1インチ(2,560 × 1,440)
入出力: USB 3.0 × 2、MiniHDMI、microSD
サイズ: 厚さ6 mm-14 mm、重量1.3 kg
ヒントになるのはウインタブでレビューした「ほぼ最新モデル」の「LapBook 12.3」とクラウドファンディングに出品した「SurBook」のスペックです。Chuwiはこれらの意欲作でもCPUはCeleron N3450を搭載しており、この傾向はLapBook Airでも継続されるものと思われます。また、RAMの6GBというのも中華では旬な容量なので、ニューモデルでも踏襲されるのではないか、と予想します。
ストレージはどうかなあ…。LapBook Airはクラムシェルノートということもあり、LapBook 12.3のように内蔵ストレージを64GB eMMCに抑え、増設用のM.2スロットを装備してくる可能性もありますし、上に記載したように64GBと128GBの2種類のストレージを設定する可能性もありそうです。
ディスプレイは14.1インチであることが明らかになっていますが、解像度はFHDよりも上げてくるように思います。ちなみにLapBook 12.3とSurBookのいずれも「2,736 x 1,824(アスペクト比3:2)」です。アスペクト比については「AirであってSurfaceではない」ようなので、16:9もしくは16:10のいずれかだと思います。
2.筐体
公開されているのはこの2枚の画像のみです。正直いつもの「MacBookにインスパイアされました」系のデザインに見えるので、あまり新鮮味はありませんが、ベゼル幅がかなり細くなっていることと、筐体が非常に薄く仕上げられていることがわかります。
また、一側面だけ見えていて、USB 3.0ポートが2つ装備されていることもわかりますね。なので、「最低でもUSB 3.0 × 2は確実」です。あとはUSB Type-Cを使ってくるのか、従来通りHDMIを使ってくるのか、というところに興味がわきます。
3.価格など
実売価格ですが、スペックが明らかになっていないため、現状予想が難しいですが、Chuwi LapBook 12.3の実売価格が発売直後に4万円弱、現時点で3万円台半ばになっていることをベースに予想すると、発売直後に4万円強、少し経ってから3万円台半ばから後半くらいなのではないか、と思います。
ちなみに13.3インチの売れ筋モデル「Jumper EZBook 3 Pro」の実売価格も3万円台前半です。JumperよりもChuwiのほうが実売価格が若干高めとなることが多いので、その観点からも3万円台後半から4万円くらい、というのが収まりのいい価格と言えそうです。
あと、予想に反してCore mを積んでくる可能性もありますね。その場合は5万円から6万円くらいになりそうな気がしますが、そうなると「あえて中華を買う意味がない」と感じる人もいるかもしれません。
みなさんはどんな予想になりますか?
コメント
これは売れそう
こんにちは、コメントありがとうございます。あとは価格次第か、と。
よく中華がやる最薄部6mmって何の意味あるんだろうね?
こんにちは、コメントありがとうございます。実際「ない」かと思いますw
12.3を使っていますが、これは欲しいですね。
こんにちは、コメントありがとうございます。12.3は出来がよかったですしねー。Chuwiはホント、他の深センメーカーから一歩先んじた感があります。