株式会社ハイビームが正規代理店となり、日本国内でも製品を展開しているAYANEOがハイスペックなゲーミングUMPC「AYANEO GEEK」を発表しました。現時点ではまだ明らかになっていない部分も多く、日本投入もアナウンスされていませんが、中国国内向けには低めの早期予約価格が設定されています。
1.AYANEO GEEK 概要
バリエーションモデル
Black(解像度1,280 × 800、ストレージ512GB)
Violet Transparent(解像度1,920 × 1,200、ストレージ1TB/2TB)
コメント
残念ながら9月15日現在まだ詳細なスペックがわかっていません。CPUはAMD Ryzen 7 6800Uです。8コア16スレッド、最大クロック数は4.7GHzで、パワフルなRDNA2世代の内蔵GPU「Radeon 680M」を搭載しているため、(おそらくグラフィック設定は調整する必要があるかと思われますが)最新のAAAクラスのゲームも楽しめそうです。また、外部モニターやマウス、キーボードを接続すれば自宅ではメインPCとしても活躍させることが出来るでしょう。RAM容量はすべてのモデルで16GB、内蔵ストレージはBlackが512GB、Violet Transparentが1TB/2TBです(おそらくPCIe-NVMe SSD)。また、SSDは換装も可能です。
ディスプレイは7インチサイズと思われ、解像度はBlackが1,280 × 800、Violet Transparentが1,920 × 1,200です。AYANEO GEEKに搭載されているRyzen 7 6800Uの内蔵GPUは性能が大幅に強化されていることもあり、より高解像度な1,920 × 1,200設定でも快適にゲームをプレイすることが出来そうです。
このほか入れ替え可能なABXYボタンやAYANEO NEXTで採用された「ビックホールジョイスティック」を搭載するほか、ボタンバースト機能が備わっています。
2.AYANEO GEEK 筐体
AYANEO GEEKでは丸みを帯びた筐体を採用しています。個人的には「Nintendoというよりはソニーっぽい」デザインかな、と感じられます。筐体色がブラックだと余計にPSPやPS Vitaっぽく見えてしまいますね。AYANEO GEEKで「God Of War」や「Marvel’s Spyder-Man Remastered」といったPS4/5でもリリースされているタイトルをプレイするのも面白いと思います。
筐体色は「Black」(512GB)と「Violet Transparent」(1TB/2TB)です。
3.AYANEO GEEK 価格など
公式サイトではAYANEO GEEKの中国国内向け早期予約を開始しており、早期予約による販売価格は4,399元(約90,200円)から、となっています。また、海外情報サイトNOTEBOOK CHECKは「これまでのAYANEO製品の新製品発売パターン」に基づくと、(米国を始めとするグローバルでは)「まずクラウドファンディングから」販売がスタートするのではないか、としています。
AYA NEO 2 GEEK: Pricing, colour options and name change confirmed for RDNA 2-based gaming handheld:NOTEBOOK CHECK
(少なくとも中国国内では)最新のモバイル向けRyzen 6000シリーズを搭載するゲーミングUMPCとしてはかなり購入しやすい早期予約価格になっていると思います。日本国内向けに投入されるかどうかは不明ですが、AYANEOシリーズは国内でも積極的に展開されていますので、国内正規販売も期待したいところです。
4.関連リンク
AYANEO GEEK:AYANEO