AYANEO FLIP KB / AYANEO FLIP DS － AYANEOの「DSみたいな」ゲーミングUMPC、1月末からクラウドファンディング開始予定です

2024/1/4 ウインタブゲーミングノート

AYANEOがゲーミングUMPC「AYANEO FLIP KB / AYANEO FLIP DS」を発売します。この製品はAYANEOの「REMAKEシリーズ」（レトロなモバイル端末をオマージュした製品群）の一員で、物理キーボードを搭載する「AYANEO FLIP KB」と2画面の「AYANEO FLIP DS」があります。「DS」というのはあの「DS」ですね…。

AYANEO FLIPは2023年10月に発売が予告されていましたが、この1月末からINDIEGOGOでクラウドファンディングがスタートするようで、INDIEGOGOにも予告ページが出来ています。

現時点でスペックの詳細は公開されていません。明らかになっているのは搭載CPUがRyzen 7 7840Uであることと、メインディスプレイが7インチのFHD解像度（1080pという記載になっていたので、おそらく1,920 × 1,080解像度）、リフレッシュレート120Hzである、ということくらいです。しかし、筐体画像は公開されています。

AYANEO FLIP KB

AYANEO FLIP DS

見たところ、基本的には同一筐体で、DSのほうは物理キーボードの位置に3.5インチのサブディスプレイを搭載しています。KBのキーボードはさすがに長文のテキスト入力をするのは厳しいサイズだと思いますが、ゲーミングUMPCもWindows PCですから、OSやゲームの初期設定などでは物理キーボードがあると便利です。DSのほうは（サイズはかなり大きくなっていると思いますけど）「DSそのもの」という雰囲気がありますね。

クリックで拡大します

かつてOne-Netbook OneMixに搭載されていたフィンガーマウス（極小なタッチパッドのようなもの）も搭載しています。

製品名に「FLIP」とあります。ASUSなどのノートPCで「FLIP」と称する製品は「コンバーチブル2 in 1」ですが、ゲーミングUMPCの場合は「ヒンジがついていてディスプレイ角度を調整できるから『FLIP』と呼ぶ」ということだと思います。AYANEO FLIPはコンバーチブル2 in 1筐体ではなく、ヒンジの開口角度は180°までで、120°/150°/180°の3つのプリセット角度が設定され、ユーザーが任意に角度調整することも可能です。

クリックで拡大します

筐体色はこれまで掲載してきたホワイトのほかにブラックも設定されます。

クリックで拡大します

AYANEOに限らず、中国のUMPCメーカーはスティックやボタン類に強いこだわりがあり、サイズは別として操作性にもかなり気を配っています。AYANEO FLIPでもそれは同様ですし、さらにグリップの仕様も「Stardust」と「Galaxy」から選択できます。

AYANEO FLIP KBおよびAYANEO FLIP DSはAYANEO公式サイトに製品紹介ページが出来ており、INDIEGOGOにも予告ページがあります。特にDSのほうは「かつてDSで遊んでいた」方々には非常に興味深い製品なのでは？と思います。

関連リンク