HPの法人向けノートPC「EliteBook」シリーズの2025年モデル「HP EliteBook 6 G1i 14」の製品紹介記事です。EliteBookシリーズはHPの法人向けノートPCの上位ブランドですが、その中にあって「コストパフォーマンスに優れたミッドレンジモデル」と言えるのがEliteBook 6 G1i 14 です。CPUにIntel Core Ultra(Arrow Lake-U)を搭載し、高い性能と強力なセキュリティ機能を備えつつも比較的購入しやすい価格に収まっているのが魅力です。
HPの法人向けノートPCは個人顧客も問題なく購入ができますので、「個人向け、法人向け」ということはあまり意識しなくていいでしょう。
参考:EliteBookシリーズの比較記事
HP EliteBookシリーズ比較(2025)- モデルごとの違い・用途・選び方を解説!
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1. スペック表
項目 | 仕様 |
---|---|
OS | Windows 11 Pro |
CPU | Intel Core Ultra 5 225U / Core Ultra 5 235U ※Arrow Lake-U, NPU内蔵、Copilot+ PC非対応 |
RAM | 16GB(16GB×1) SO-DIMM DDR5-5600 ※空きスロットあり、最大64GB |
ストレージ | 256GB / 512GB SSD(M.2, PCIe NVMe)) |
ディスプレイ | 14インチ (1,920×1,200) |
無線通信 | Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3 ※法人限定でLTEモデルあり |
インターフェース | USB4 Type-C (Thunderbolt 4)×2、USB Type-A (5Gbps)×2 HDMI 2.1、LAN (RJ45)、3.5mmオーディオジャック |
カメラ | Webカメラ(5MP)顔認証対応 |
バッテリー | 48Wh |
サイズ | 318.60×224.35×20.9 (最厚部) mm |
重量 | 約1.40 kg~ |
2. CPU・RAM・SSD
法人向けPCだけあってOSはWindows 11 Proのみが設定されています。搭載CPUはIntelの「Core Ultraシリーズ2(Arrow Lake-U)」で、Core Ultra 5 225U / Core Ultra 5 235Uを選択可能です。なお、235Uは法人など組織でのPC管理に有効な「vPro」に対応した型番なので、個人ユーザーがあえて235Uを選ぶメリットはほとんどありません。
これはPassmarkが公表しているベンチマークスコアです。225Uのほうが235Uよりも高性能、という結果になっていますが、225U/235Uともまだサンプル数が十分とは言えず、両者の性能差はごく僅か、どちらかと言えばクロックスピードの高い235Uのほうが若干高性能のはずです。
一方で、同じArrow Lakeの「H型番」であるCore Ultra 5 225Hとは顕著な性能差があります。Arrow Lake-HはArrow Lake-Uよりもコア数が多く、PBP(この表ではTDPと記載されています)も高く、さらに内蔵GPUもより高性能なIntel Arcなので、225Uと225Hは「1文字しか違わない」ですが、性能という点では全くの別物です。
とはいえ、225U/235Uとも日常業務やWeb会議でストレスは全く感じないくらいの実力があります。ただし、Arrow Lake-U、Arrow Lake-HともNPUを内蔵しているものの、NPU性能はやや低めなのでCopilot+ PCの性能要件を満たしません(よって、EliteBook 6 G1i 14はCopilot+ PCではありません)。
RAMは全モデル16GBで、容量は悪くありませんが「シングルチャネル」です。そのため、特にグラフィック性能が低めになっていることが想定されます(Core Ultra 5 225U/235Uの内蔵GPU、Intel GraphicsはRAMがシングルチャネルだと本来の性能が発揮できません)。RAMについては本体に空きスロットがありますので、必要に応じて増設することができます。この場合は「デュアルチャネル」になりますので、グラフィック性能も改善されると思います。
ストレージはPCIe接続のM.2 SSDで256GBと512GBを選べます。
3. 筐体の仕様
ディスプレイは14インチWUXGA(1920×1200、アスペクト比16:10)です。HPでは「IPS」と明記していませんが、製品価格から考えてほぼ間違いなくIPS相当の液晶が使われていると思います。一部モデルにはボタン1つで視野角を狭め、覗き見を防止するHP Sure View Reflect機能付きディスプレイも用意されています。
キーボードは「防滴機能付き、キーピッチ:19.0×19.0mm、キーストローク:1.5mm、JIS標準準拠・OADG準拠配列、バックライト機能付き」と開示されています。
EliteBook 6 G1i 14の筐体はリサイクル素材を含むアルミです。また、プラスチック部分も積極的に再生素材を使用しており、環境への配慮がうかがえます。また、HP独自の耐久テストに加え、MIL規格(MIL-STD-810H)19項目のテストもクリアしているなど、高い堅牢性を備えています。
…それと、この画像(天板の画像)に写っているHPのロゴはプレミアムタイプです。このことから、EliteBook 6というシリーズはHPでは上位モデルと位置づけられていることがわかります。
入出力ポートは非常に充実しています。USBポートは合計で4つあり、うち2つがThunderbolt 4と高規格ですし有線LANポートがついているのもビジネスノートとしてはうれしいところです。
4. セキュリティシステム
個人利用であってもあえてHPの法人向けPCを購入する理由はあります。これまで説明したきたとおり、性能・筐体品質とも高水準なEliteBook 6 G1i 14ですが、HPの法人向けPCならではのハードウェア・ソフトウェアの両面にわたる強力なセキュリティ機能も搭載されています。
セキュリティに関しては個人・法人の別なく、とても重要であることは間違いありません。ビジネスに使うPCとして、HP法人向けPCのセキュリティ機能は絶対にある方がいいですよね。
5. 購入方法と価格情報
HP EliteBook 6 G1i 14は一部(LTEモデル)が法人限定となっていますが、Wi-FiモデルはHP公式オンラインストアで個人でも購入可能です。価格は16GBメモリ+512GB SSD構成で税込18万円前後が目安となります(2025年6月時点)。
6. 関連リンク
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2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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