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HP ENVY x360 15-ey - 人気の15.6インチコンバーチブル2 in 1がニューモデルに!有機ELディスプレイも選べます!

HP ENVY x360 15-ey
HPがコンバーチブル2 in 1のニューモデル、ENXY x360 15のニューモデルを発売しました。ENVY x360には13.3インチのものと15.6インチのものがありますが、今回ご紹介するのは15.6インチのほうです。HPでは(おそらく、ですが)筐体を変更せず、CPUなど内部の仕様を変更する場合には型番のアルファベット部分は変わらず、筐体の変更を伴う場合には型番のアルファベット部分も変更されるようです。ちなみに13.3インチモデルの現行モデルは「ENVY x360 13-ay」といい、CPUこそZen 3のRyzen 5 /Ryzen 7に変更されているものの、筐体は2020年から変更がなく、型番のアルファベット部分も「ay」のままです。

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一方で15.6インチモデルは従来モデルが「ENVY x360 15-ee」といい、今回型番のアルファベット部分がeeからeyに変更され、筐体も新しくなっています。

1.ENVY x360 15 スペック

  ENVY x360 15-ey0000 (AMD)
OS Windows 11 Home
CPU AMD Ryzen 5 5625U / Ryzen 7 5825U
外部GPU なし
RAM 16GB (8GB×2) DDR4-3200MHz (最大16GB) 
ストレージ 512GB/1TB SSD (PCIe NVMe M.2)
光学ドライブ なし
ディスプレイ 15.6インチIPS(1,920 × 1,080)タッチ
15.6インチOLED(1,920 × 1,080)タッチ
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.2
入出力 USB Type-C(10Gbps)× 2、USB(5Gbps)× 2、HDMI、オーディオジャック、SDカードリーダー
カメラ Webカメラ(5MP)顔認証対応
バッテリー 稼働時間 最大約11.5-12.0時間
サイズ 358 × 229 × 18.9 (最薄部) mm
重量 1.72 kg

バリエーションモデル

・スタンダード:Ryzen 5/512GB SSD/IPSディスプレイ
・パフォーマンス:Ryzen 7/1TB SSD/OLEDディスプレイ

コメント

CPUはRyzen 6000番台ではありませんが、この1月にリリースされたばかりの新型番、Ryzen 5 5625U/Ryzen 7 5825Uです。RAMは全モデル16GBと余裕がありますが、最大搭載容量も16GBまで、という制約があります。ニューモデルになってHPはRAM8GBというのを廃止しましたね。SSDはRyzen 5モデルが512GB、Ryzen 7モデルが1TBです。

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ディスプレイは15.6インチのFHD(1,920 × 1,080)解像度というのは従来モデルから変更されていないものの、Ryzen 7モデルでは有機ELパネルが採用されました。IPSパネル(Ryzen 5モデル)、有機ELパネルとも4,096段階の筆圧と傾き検知に対応(Microsoft Pen Protocol 2.0)するペン入力が可能です。なお、ペンは同梱されず、オプション扱いとなります。

入出力ポートの構成は従来モデルからUSB Type-Cポートが1つ増えました。HPではUSBの規格でGen1、Gen2といった表記をしていませんが、2つのUSB Type-Cポートはいずれも伝送速度が10Gbpsなので、Gen2規格と考えていいでしょう。また、2つとも映像出力とUSB PDに対応します。一方、USB Type-Aポートは伝送速度が5Gbpsなので、Gen1規格ですね。他にはHDMIポートとフル規格(micro規格でない)SDカードリーダーを装備しています。

サイズは従来モデルからほとんど変わっていません。奥行き(短辺)が230 mmから229 mmに「1ミリだけ」小さくなった程度です。ただし、重量が2.0 kgから1.72 kgへと、大幅に軽量化されています。

2.ENVY x360 15 筐体

HP ENVY x360 15-ey
えー、ちょっと見た感じ、「どこが変わったの?」と思いました…。しかし、よく見るとキーボード面が従来モデルとは全然違います。

HP ENVY 15-ee0000 キーボード
これは従来モデルのキーボードです(このときのレビュー機は英語配列でしたが、実際は日本語配列です)。今回ご紹介しているニューモデルのキーボード拡大画像がないのですが、まず「テンキー」がなくなりました!また、スピーカー位置も変更されています。もちろんこの製品のスピーカーはBang&Olufsenが手掛けています。

キーボードについては「JIS標準準拠[87キー]、キーピッチ : 約19×18.7mm、キーストローク : 約1.3mm」と開示されています。テンキーがなくなったという点については賛否がわかれるところだと思いますが、数値入力が少なく、テキスト入力が主体、という人には歓迎されるでしょう。

HP ENVY x360 15-ey
天板です。筐体素材は「リサイクルアルミニウムのユニボディ」で、デザインは従来モデルとほぼ同じです。天板中央に配置されるHPのロゴマークはプレミアムタイプが使われています。

HP ENVY x360 15-ey
コンバーチブル2 in 1筐体なので、テントモードやタブレットモードでも使えます。特にこの製品はコンバーチブル2 in 1としてはディスプレイサイズが大きめですし、「タブレットモードにでき、有機ELディスプレイに4,096段階の筆圧対応のペン入力可」というのは絵描きさんに歓迎されそうです。

HP ENVY x360 15-ey
側面と入出力ポートの配置です。配置が従来モデルから大きく変わりました。また、エッジ部分の丸みが強くなっています。製品画像だけだとあまりピンときませんが、従来モデルとニューモデルの実機を並べてみたら質感などがかなり変わっている(良くなっている)かもしれないですね。

3.ENVY x360 15 価格など

HP ENVY x360 15-eyはHP公式ストアで販売中で、7月27日現在の価格はRyzen 5モデルが税込み159,500円、Ryzen 7モデルが税込み198,000円です。HP公式ストアはセールではない、通常の製品ページでもなにがしかの割引が受けられることが多いのですが、この製品に関しては現状割引ゼロになっています。従来モデルが各種セールで大幅な割引になっていることを考えると、いまのところちょっと割高かなあ、という気はしますね。

ENVYというのはHPのプレミアムPCブランドですから、「そのニューモデル」ということでもちろん品質には期待できます。また、個人的には有機ELディスプレイをぜひ体感してみたいと思います。

4.関連リンク

HP ENVY x360 15-ey 製品詳細icon:HP

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