HPの法人向けノートPCの上位ブランド「EliteBook」シリーズの2025年モデル「HP EliteBook 8 G1i 14」の製品紹介記事です。ウインタブではここのところHPの法人向けノートPCの製品紹介に力を入れていますが、このEliteBook 8 G1i 14は特に個人向けのビジネスPCとしても素晴らしい製品なのではないか、と感じています(HPの法人向けノートPCは個人でも問題なく購入ができます)。
なお、EliteBookシリーズには「Ultra」「X」「8」「6」の各シリーズがあり、今回紹介するのは8シリーズなのでEliteBookとしては中位クラス、HPの法人向けノートPCとしては上位クラスという位置づけです。
EliteBookシリーズには他にも様々な製品がありますので、詳しくは下記のシリーズ比較記事をご覧ください。
HP EliteBookシリーズ比較(2025)- モデルごとの違い・用途・選び方を解説!
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1. スペック表
項目 | 仕様 |
---|---|
OS | Windows 11 Pro |
CPU | Intel Core Ultra 5 228V / Core Ultra 7 258V ※Lunar Lake, NPU内蔵, Copilot+ PC対応 |
RAM | 32GB ※LPDDR5X, オンボード (CPU内蔵) |
ストレージ | 512GB / 1TB SSD(M.2, PCIe NVMe) |
ディスプレイ | 14インチ (1,920×1,200) ※HP Sure View 5 搭載モデルあり |
無線通信 | Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4 ※LTEモデルあり |
ポート類 | USB Type-C (Thunderbolt 4)×2 USB Type-C (10Gbps, DP/PD対応) USB Type-A (5Gbps) , HDMI 2.1 3.5mmオーディオジャック |
カメラ | Webカメラ (5MP) 顔認証対応 |
バッテリー | 62 Wh |
サイズ | 315.60×222.00×18.95 (最厚部) mm |
重量 | 約1.46 kg~ |
2. CPU・RAM・SSD
OSはWindows 11 Proのみ、CPUはIntelの「Core Ultraシリーズ2(Lunar Lake)」で、Core Ultra 5 228V / Core Ultra 7 258Vが設定されています。
Lunar Lakeは「Intelでは唯一Copilot+ PCに対応する」CPU(CPUアーキテクチャ)です。内蔵NPUは最大40TOPS(Core Ultra 5)/ 最大47TOPS(Core Ultra 7)をマークし、GPU性能も高いのでPCゲームもそこそこは楽しめます。さらにウインタブの経験上、省電力性も「異常に高く」、個人的にはいまベストなモバイルCPUなのではないかと思っています(どちらかというと省電力性のほうをより高く評価しています)。
RAMは全モデル32GBです。Lunar LakeはCPUとRAMが一体化された構造になっており、EliteBook 8 G1i 14の搭載CPUはいずれもRAM32GBを内蔵している、ということです。こういう構造なので購入時や購入後にRAMの増設や換装はできません。
SSDはCore Ultra 5モデルが512GB、Core Ultra 7モデルが1TBです。この容量は個人向けPCとしては特に珍しいものではありませんが、HPの法人向けPCはストレージ容量が小さめなことが多いので、その観点では大容量と言えます。ビジネス専用機で大容量のPCゲームとか動画を大量に保存するのは考えにくいですしね。
3. 筐体の仕様
ディスプレイは14インチWUXGA(1920×1200、アスペクト比16:10)で、一部のモデルには「HP Sure View 5(内蔵プライバシースクリーン機能)が搭載されます。
キーボードは「日本語:防滴機能付き、キーピッチ:18.7×18.7mm、キーストローク:1.5-1.7mm、JIS標準準拠・OADG準拠配列、バックライト機能付き」と開示されています。キーピッチに関しては「標準サイズ」と言え、狭苦しさはありません。キーストロークはノートPC用としては標準~やや深めくらいです。
筐体はリサイクル素材を含むマグネシウム・アルミニウムで筐体色は「グレーシャーシルバー」です。また、筐体も頑丈に作られており、HP独自の耐久テストに加え、MIL規格(MIL-STD-810H)18項目のテストもクリアしています。
HPの法人向けノートPCは外観が似通っていて(シンプルで装飾が少なく、色もグレーシャーシルバーが多い)、リサイクル素材を積極的に使っている、という点も共通です。しかしHPは天板のロゴマークを上位モデル(プレミアムロゴ)と中下位モデル(普通のHPロゴ)で使い分けていて、EliteBookシリーズにはプレミアムロゴが使われます。
側面と入出力ポートの配置です。USBポートは合計で4つあり、うち3つがType-C、さらにそのうち2つがThunderbolt 4です。また、有線LANポートがついているのもうれしいですね。
なお、EliteBook 8 G1i 14にはLTEモデルの設定もあります。「HP eSIM Connectモデル( 5年間au回線データ通信無制限)」もありますが、このモデルは(登記簿の写しの提出が必要になるので)法人限定です。
4. セキュリティシステム
HPの法人向けPCならではのハードウェア・ソフトウェアの両面にわたる強力なセキュリティ機能も搭載されています。個人利用・個人所有のPCであってもセキュリティの重要性は法人PCと変わらないはずなので、この点はあえて個人ユーザーが法人向けPCを購入する大きな動機にもなると思います。
5. 購入方法と価格情報
HP EliteBook 8 G1i 14はHP公式オンラインストアで販売中で、価格は約22万円~約27万円です。
モバイルノートとして見た場合、筐体重量がちょっと重い(約1.4 kg)のが残念ですが、システムスペックは個人向けのハイスペックノートと同等(特にLunar Lake搭載というのが大きいです)ですし、個人向けPCにはない強力なセキュリティ機能を搭載しているというのが魅力です。
ビジネスに使える高性能でセキュアなノートPCなので、個人・法人を問わずおすすめしたい製品です。
6. 関連リンク
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2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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