HPの軽量な13.3インチコンバーチブル2 in 1「Elite Dragonfly G2」の実機レビューです。この製品は一応「法人向け」ということになっているのですが、HP直販サイトでは個人顧客も法人モデルの購入が可能ですし、そもそも「下手な個人向けPCよりも個人利用に適している」ようなパッケージングになっています。
・第11世代Core i5/Core i7搭載の高性能マシン
・13.3インチのコンバーチブル2 in 1としてはごく軽量
・ドラゴンブルーの美しい筐体色
・マグネシウム筐体はMIL規格準拠の頑丈さ
・法人モデルならではの強固なセキュリティ機能
ここはイマイチ
・高性能・高機能なため、割高ではないが少々高価
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目次
1.Elite Dragonfly G2 スペック
Elite Dragonfly G2にはLTE/5GモデルとWi-Fiモデルがあります。見た目は両者同じ、基本的なシステム構成もほぼ同じなのですが、この製品の大きなセールスポイントである「筐体重量」が異なりますし、「購入の仕方」も異なります。具体的にはLTE/5Gモデルが「システム構成に関してはレディーメード(複数のベースモデルから1つを選び、主要なシステム構成のカスタマイズには対応しない)」なのに対し、Wi-Fiモデルは「ベースモデルは1つだけ、OSのバージョンやCPU、RAM、ストレージ構成などを好みに合わせてカスタマイズ可能」です。
また、Wi-Fiモデルでは選択可能な128GBとか1TB、2TBといったストレージ容量はLTE/5Gモデルでは設定がなく、逆にvPro対応CPUであるCore i5-1145G7はWi-Fiモデルでは選べないなどの相違点もあります。そのため、この記事ではLTE/5GモデルとWi-Fiモデルでスペック表を分けて掲載することにしました。少し見にくいですがご了承ください。
LTE/5Gモデルのスペック表
Elite Dragonfly G2 | |
OS | Windows 10 Pro |
CPU | Intel Core i5-1135G7/Core i5-1145G7/Core i7-1165G7 |
外部GPU | なし |
RAM(メモリ) | 8GB/16GB |
ストレージ | 256GB/512GB SSD |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 13.3インチIPS(1,920 × 1,080)タッチ |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5、(4G/5G) |
入出力 | USB Type-C(Thunderbolt 4)× 2、USB 3.1、オーディオジャック、SIMスロット |
カメラ | Webカメラ(720p/92万画素)顔認証 |
バッテリー | 56WHr(最大17.6時間) |
サイズ | 304.3×197.5×16.1(最薄部)mm |
重量 | 1.15 kg |
Wi-Fiモデルのスペック表
Elite Dragonfly G2 | |
OS | Windows 10 Home/Pro |
CPU | Intel Core i5-1135G7/Core i7-1165G7 |
外部GPU | なし |
RAM(メモリ) | 8GB/16GB |
ストレージ | 128GB/256GB/512GB/ 32GB Optane+512GB/1TB/2TB SSD |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 13.3インチIPS(1,920 × 1,080)タッチ |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5 |
入出力 | USB Type-C(Thunderbolt 4)× 2、USB 3.1、オーディオジャック |
カメラ | Webカメラ(720p/92万画素)顔認証 |
バッテリー | 38WHr(最大16.45時間) |
サイズ | 304.3×197.5×16.1(最薄部)mm |
重量 | 989 g |
バリエーションモデル
・Core i5-1135G7/8GB/256GB/LTE
・Core i5-1135G7/16GB/512GB/LTE
・Core i7-1165G7/16GB/512GB/LTE(レビュー機の仕様)
・Core i5-1135G7/8GB/256GB/5G
・Core i5-1135G7/16GB/512GB/5G
・Core i7-1165G7/16GB/512GB/5G
・Core i5-1135G7/8GB/256GB/Wi-Fi
※左からCPU/RAM/ストレージ/モバイル通信
※LTE/5Gモデルは構成のカスタマイズ不可
※Wi-Fiモデルは構成のカスタマイズ可
2.Elite Dragonfly G2 筐体
同梱物
同梱物です。ペーパー類は右上の筐体を模したものがスタートアップガイド、下中央にあるのが「サービスおよびサポートを受けるには」の小冊子、あとは同梱物一覧表と不具合発生時の連絡先が記載されたものが入っていました。
左上が壁面用プラグ(通称ダックヘッド)、その横がACアダプター、そして電源ケーブルです。ACアダプター+電源ケーブルの実測重量は309 g、ACアダプター+ダックヘッドは245 gです。ノートPC用のACアダプターとしては特に重いほうではありませんが、Elite Dragonfly G2は筐体が非常に軽いので、それを考慮すれば「もう少し軽くても良かったかな」と思います。
ダックヘッドは電源ケーブルのかわりに使います。コンセントが近く、ACアダプターについているケーブル(約1.8 mありました)だけで十分、電源ケーブルの長さは必要ない、という場合に使います。電源ケーブルよりも軽く、かさばらないので携帯時には便利ですね。
天板と底面
天板です。筐体色は「ドラゴンフライブルー」という「ちょっと明るめのネイビー」で、PCの色としては独特と言えます。筐体素材はCNCマグネシウムで、触った印象はアルミ合金と大きく違いません。
ロゴマークはHPのプレミアムPC用のものが使われています。
底面です。上下に長いゴム足、中央やや上に通気口、そして下部(使用時に手前側になるほうです)にスピーカーグリルが2つ。この製品はキーボード面に2つ、底面に2つ、合計で4つのスピーカーを装備しています。チューニングは音響メーカーのBang&Olufsenが手掛けています。
側面
前面です。こちらにはポート類やボタン類はなく、中央にヒンジ開口用の「手がかり(くぼみ)」があるのみ。
背面です。中央に通気口がありますが、やはりポート類やボタン類はありません。また、コンバーチブル2 in 1筐体のため、ヒンジが大型になっているのがわかると思います。
右側面です。画像左からUSB Type-C(Thunderbolt 4)× 2、イヤホンジャック、HDMIがあります。なお、Elite Dragonfly G2はUSB Type-Cポートが充電/給電ポートを兼ねる構造ですが、左右どちらのType-Cポートでも充電/給電が可能です。
左側面です。画像左からUSB Type-A、電源ボタン、セキュリティロックスロット、SIMスロットです。なお、レビュー機はLTEモデルでしたが、今回のレビューではSIM通信はテストしておりません。
側面画像を見ていただくと、Elite Dragonfly G2がコンバーチブル2 in 1筐体としては非常に薄型になっているのがおわかりいただけると思います。
ディスプレイ
正面から見たところです。上下左右のベゼルは「同クラスの製品中で最も細い」というほどではないにせよ、十分に細くなっており、デザイン性を高めています。
このディスプレイはグレア(光沢)タイプです。今回のレビューでは試していませんが、筆圧対応のペン入力も可能です(ペンはオプション)。で、ペンのデジタイザー方式なんですけど、個人向けモデルの多くが採用しているMPP 2.0(Microsoft Pen Protocol)ではなく、ワコムAESです。対応する筆圧は4,096段階です。
タッチ対応、そしてペン入力も可能ということなのでグレアタイプの液晶、ということになってしまうのですが、そのせいで映り込みは結構激しいですね。
Webカメラは顔認証に対応します。また、キーボード面にシャッターボタンがあり、Webカメラを物理的に塞ぐことができます。上の画像がWebカメラを塞いだ状態、下が開いた(塞いでいない)状態です。
HP Sure Viwew Reflectと画質
Elite Dragonfly G2は「HP Sure View Reflect」というのぞき見防止機能が搭載されています(LTE/5Gモデルには標準装備、Wi-Fiモデルはオプション)。F2キーを押すと瞬時に視野角が狭くなり、斜め方向からはほとんど何も見えなくなります。上の画像がSure View Reflectオフ、下がオンの状態です。正面からディスプレイを見る場合、オン/オフによる変化は小さく、「少し暗くなったなあ」と感じるくらいなのですが、角度をつけるとご覧のとおりです。
私、この機能の「以前のバージョン」を試用したことがありますが、その際はあまり高く評価していませんでした。Sure View Reflectをオンにすると正面から見た際の輝度が大きく下がってしまって見にくくなるのと、Sure View ReflectがOFFの状態でも画面に少しギラつきを感じたんですよね。
しかし、Elite Dragonfly G2のSure View Reflectは非常に高く評価できます。Sure View Reflectがオフの状態でもIPS液晶としては少し視野角が狭いですが、恩恵を考えれば十分納得できるレベルです。また、正面から画面を見ている場合、上に書かせていただいた通りSure View Reflectをオンにすると輝度が少し落ちますが、視認性にほとんど差がなく、「いまオンなのかオフなのか」よくわからないくらいです。そして、以前のバージョンに見られた画面のギラつきもありません。「Sure View Reflectがオフの状態でも少しだけ視野角が狭い」という以外にデメリットがほとんど感じられませんし、メリットの大きさを考えれば素晴らしい機能だと思います。
次に発色性能です。ここもSure View Reflectによる性能悪化は特に感じられませんでした。手持ちのモニターと発色を比較してみましたが、原色が少しだけ淡く見えるものの、むしろ自然に見えます。また、黒もよく表現されているので、全体的にくっきりした発色になっています。ディスプレイ輝度も高く、とても美しいディスプレイだと思います。
あとは、これも繰り返しになりますが、ちょっと気になるのはグレア(光沢)タイプなので、映り込みがやや激しい、という点ですね。タッチ対応する製品なので、この辺りはやむを得ないかと思います。
キーボード
キーボードは「防滴機能付き、キーピッチ:18.7×18.7mm、キーストローク:1.5-1.7mm、JIS標準準拠・OADG準拠配列、バックライト機能付き」と開示されています。キーピッチはノートPCとしては標準的と言え、狭苦しさはありません。また、バックライトは明るさを2段階に調整可能ですが、この製品はキーの印字が見やすく、多少薄暗いところでもバックライトなしで十分使えます。
それと、Elite Dragonflyには「HP Programmable Key」というアプリが入っていて、キーボード最上段、右から5番目のキーとCtrl、Shift、Altキーとの同時押しでアプリの起動や指定したWebサイトへのアクセスなどができます。また、画像にはありませんが、特定の単語(メールアドレスなど)を登録し、ワンタッチで入力することもできます。これ、私がレビューした限り、他のHP製品では見かけないんですよね。すごく便利な機能だと思います。
キートップはフラットです。また両サイドにスピーカーがあります。法人モデルながら、クアッド(底面に2つ、キーボード面に2つ、合計4つ)スピーカー搭載と、個人向けPC以上に贅沢な仕様になっています。
キーボードの使用感
キーピッチ、キーストロークともノートPCとしてはほぼ標準サイズですし、キー配置もおおむね自然で強いクセがなく、特に慣れが必要ということもないでしょう。こう書くとHPファンに叱られるかもしれませんが、HPのモバイルノートによく見られる「Enterキーの右に一列ある」タイプではないのも初めてHP製品を使う人には親切だと思います。
キータッチは若干重く感じられましたが、違和感はなく、疲れやすいといったこともありませんでした。打鍵音は比較的小さめですが、静音とまではいきません。長文のテキスト入力も快適にこなせる、出来の良いキーボードだと思います。
スピーカーの使用感
「音質は素晴らしい」です。Bang&Olufsenの手になるクアッドスピーカーは、配置が非常によく、臨場感のあるサウンドを聴かせてくれます。
音響アプリは「HP Audio Control(Audio by Bang&Olufsen)」となります。ただ、ハードウェアとしてのスピーカーの出来が非常にいいのでアプリによる補正はあまり必要ないかもしれません。低音から高音までバランスよく聞こえ、PC用のスピーカーとは思えないくらいの音質と感じました。それと、音量をかなり大きくでき、大きくしても音が歪みません。このあたり、法人用としての特性(会議室などでプレゼンをする場合など)もしっかり考慮されていると言えます。
Elite Dragonfly G2は一応「法人モデル」なのですが、スピーカーに関しては個人向けモデルよりも上といっていいでしょう。
筐体その他
Elite Dragonflyはコンバーチブル2 in 1筐体なので、テントモード(画像上)、スタンドモード(画像中)、タブレットモード(画像下)にして使うことができます。特にタブレットモードはペン入力の際に重宝すると思います。あと、通勤電車の中などでWebを閲覧したり動画を視聴する際なども便利ですね。
筐体まとめ
一通り筐体を確認してみて、一番いいたいのは「なぜこの製品が法人向けなのかよくわからない」ということですw 美しいドラゴンフライブルーの筐体色、薄くて超軽量な筐体、発色の良いディスプレイ、素晴らしい音を聴かせてくれるスピーカーと、個人ユーザーがエンターテイメント目的で購入しても全く違和感がなく、(あくまで個人的な意見ですが)「個人向けPCよりもむしろ個人向けっぽい」と感じました。
では法人向けっぽいところがないのか、と言われると「そんなことはない」んですよ。詳しくはこれから…。
3.Elite Dragonfly G2 セキュリティ機能
Elite Dragonfly G2には「これでもか!」と言わんばかりのセキュリティ機能が搭載されています。ここではその一例をご紹介します。
まずはHP Sure View Reflect。上でご説明していますので、詳細は割愛します。
HP Client Security Manager。システムの監視とOSの破損からの自己回復機能があります。しかし、「自己回復」というのがすごいですよね!
HP Sure Click。これ、ChromiumベースのWebブラウザーです。危険なWebサイトへのアクセスをブロックし、PCを守ってくれます。
Hp Wolf Security。一種のウイルススキャンソフトだと思います。
今回のレビューではこれらのセキュリティ機能の設定はしておらず、また設定していたとしてもテストが困難(わざと危ないアダルトサイトにアクセスするとかは、レビュアーとして怖いw)なので、ご紹介のみにとどめます。
また、ハードウェア的にもHP Endpoint Security Controllerという独自チップが搭載されており、セキュリティ機能をさらに高める取り組みがなされています。
HPの法人向けPCのセキュリティ機能についてはこちらをご参照ください。
世界で最も安全なビジネスPC:HP
これらの機能は他社製品はもちろん、HPの個人向けPCにもない機能です。まさに「法人向けPCならでは」の安心感がありますね。
最後にもう一つ面白い機能「HP Easy Clean」をご紹介しておきます。動作中はスクリーンショットが撮れなかったのでカメラで撮影しました。要は「一定時間(2分間)PCのすべての操作を無効化するので、その間にPCを掃除・消毒しなさい」というものです。…まあ、便利といえば便利ですね…。
4.Elite Dragonfly G2 性能テスト
スコアの目安(2021年水準)※あくまで「目安」です | |
GeForceなど外部GPU搭載機 | 5,000以上 |
高性能なビジネスノートパソコン | 4,000以上 |
中位のノートパソコン | 3,000以上 |
エントリーノートパソコン | 2,000以下 |
表計算ソフトやビデオチャット、画像加工など、実際のビジネスシーンをシミュレートしたテスト、PC Markのスコアです。Elite Dragonfly G2はビジネスマシンなので、このPC Markが最も実際の利用環境に即したテストだと思います。
スコアのほう、Core i7-1165G7搭載機としては標準的なものと言えます。特に高いとか低い、という印象はありません。期待通りと考えていいでしょう。実際、このくらいのスコアならビジネス利用で性能に不満を感じることはまずないと思います。
続いてグラフィック性能を測定する3D Markのスコアです。こちらも良好と言いますか、Core i7-1165G7搭載機としては標準的からやや高めのスコアとなりました。Elite Dragonfly G2でどのくらいゲームをするか、というのはありますが、比較的ライトなオンラインゲームであれば十分プレイできそうな性能と言えます。
CPU性能のみを測定するCONEBENCH R23のスコアです。こちらはシングルコアは標準的、マルチコアはやや低め、という結果になりました。ただし、目くじらを立てるような結果でもなく、実用上は体感差を感じることもないでしょう。
ラストはストレージの読み書き速度を測定するCrystal Disk Markのスコアです。PCIe ×2接続のスコアと思われますが、非常に良好な結果です。Elite Dragonfly G2のWi-Fiモデルではストレージをさらに高速化するOptaneメモリーの搭載も可能ですが、はっきり言ってここまで高速なのであればOptaneメモリーを搭載する意味はないと思います。仮にオンラインゲームをプレイするとしてもこの速度なら全くストレスは感じないでしょう。
発熱とファン音
発熱、ファン音とも小さめです。今回のレビューで最大の負荷がかかった場面は「ベンチマークテスト」でしたが、意図的に数回連続してベンチマークを実行してもキーボード面の上部が多少熱を持つ程度で、性能低下を懸念することはありませんでした。また、ファン音は試用中「ほぼ無音」でした。ベンチマークテスト中はファン音がしましたが、一般的なノートPCとしてはかなり静かな部類だと思います。
バッテリー駆動時間
今回のレビューではElite Dragonfly G2を数時間使い、ウインタブの記事執筆などをやってみました。うち2時間ほどでバッテリー消費を確認しています。「ディスプレイ輝度を60%、ボリューム30%、キーボードバックライトON(2段階の輝度のうち、暗いほう)」に設定し、
・画像加工ソフトGIMPで簡単な画像加工(約1時間)
・ブラウザーのEdge上でWeb閲覧、動画視聴(約30分)
・ブラウザーのErge上でウインタブの記事執筆(約30分)
この使い方でバッテリー消費は37%でした。2時間で37%ということは、単純計算でバッテリー駆動時間は約5時間半ということになります。特段PCに負荷のかかる使い方をしていませんので、実際のビジネスシーンでもこのくらいの実稼働時間になると思います。打ち合わせをしながら、とか適宜休憩をいれながら、ということであれば終日バッテリー駆動というのも可能かと思われます。
5.Elite Dragonfly G2 レビューまとめ
HP Elite Dragonfly G2はHP直販サイトで販売中で、7月13日現在の価格は下記のとおりです。
・Core i5-1135G7/8GB/256GB/LTE:164,780円
・Core i5-1135G7/16GB/512GB/LTE:184,580円
・Core i7-1165G7/16GB/512GB/LTE:199,980円
・Core i5-1135G7/8GB/256GB/5G:186,780円
・Core i5-1135G7/16GB/512GB/5G:206,580円
・Core i7-1165G7/16GB/512GB/5G:221,980円
・Core i5-1135G7/8GB/256GB/Wi-Fi:203,280円
※税込み価格
パッと見るとWi-Fiモデルがずいぶん割高に見えますが、これは「Wi-Fiモデルのみまだセール価格になっていない」ためです。なので、仮に今日明日にこの製品を購入するとしたら、LTE/5Gモデルのほうが断然お得、ということになります。
記事中にも書かせていただきましたが、Elite Dragonfly G2は筐体をチェックしていて「なぜこれが法人モデル?」と感じるくらいにデザインが美しく、ディスプレイやスピーカーなどの品質も素晴らしいものでした。仕事用でなくとも、個人で購入したい!と強く思えましたね。
一方で非常に強固なセキリティ機能が満載、というのも特筆すべきポイントです。これは「法人モデルならでは」のメリットと言えるでしょう。もちろん個人利用の場合でもこのセキュリティ機能は非常に頼りになるはずです。
これらを踏まえてもう一度価格を確認すると、さすがに支払金額は小さくないものの、特にLTEモデルは非常に割安と感じられます。個人的には今回のレビュー機、Core i7モデルでなく、もう一つ下のグレード「Core i5/RAM16GB/512GB SSD/LTE」という、184,580円のモデルがベストバランスなのではないかと思います。
持つ喜びを与えてくれる筐体と安心して使えるセキュリティ機能、購入すれば心強いパートナーになってくれると思います。
6.動画レビュー
YouTubeに動画レビューをアップしましたので、こちらもぜひご覧ください。
7.関連リンク
この製品はウインタブ読者クーポンの対象になり、通常の価格(セール価格を含む)からさらに4%の上乗せ割引が受けられます。そのため、まずこちら
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HP Elite Dragonfly G2 製品詳細
をクリックしてご購入ください。この手順で「特別値引き(4%OFF)」が適用されます。