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Windows 10 Fall Creators Update ー Windows 10、次の大型アップデートは9月、「クロスデバイス」対応に力を入れてる!

Windows 10 Fall Creators Update
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。ご愛読者のみなさん、いつもウインタブをパソコンで見てますか?それともタブレット?スマホ?私が使っているアクセス解析によれば、この4月にあったウインタブのアクセスのうち、約46%がパソコン、ほぼ同数の約46%がスマホ、そして残りがタブレットでした。なお、ここでいうタブレットというのはほぼ「iOS + Android」のことなので、もはや過半数がモバイル端末からのアクセスになっています。この傾向はウインタブだけでなく、ある程度のアクセスボリュームのある、ほぼすべての情報サイトなどで共通していると思います。ちなみに通販サイトでもこの傾向は変わりませんが、「購買する」という行動は依然としてパソコンからのほうがやや優勢のようです。

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ここでようやく本題に入ります。Microsoftが米国で開催した開発者向けイベント「Build 2017」で、開発者以外の人でも知っておきたい重要な発表がいくつかありました。この記事では「だいたい年2回くらいのペース」で実施されるWindows 10 の大型アップデートに関してご説明します。なお、この記事は海外ニュースサイト「THE VERGE」に掲載されていた記事と画像を引用しながら進めていきます。また、THE VERGEがYouTubeに公開している動画(記事の最後にリンクしています)からのキャプチャ画像も使用しています。
Microsoft announces Windows 10 Fall Creators Update:THE VERGE

1.リリースは9月

次の大型アップデート版の名称は「Fall Creators Update」といいます。「Fall」というのは素直に「秋」のことです。で、リリース時期は9月とされています。個人的には「年2回といいつつ、ちょっとずつ後ズレしてるよね」と思っていたので、9月というのは予想以上に早いと感じました。また、9月から遅れるにしても、OSの名称からして、冬になる前にはリリースされるんだろうと思います。

また、私が確認した限り、記事の冒頭でネタ振りしたとおり、「クロスデバイスでのデータ同期・共有」を強く意識した内容になっていると思います。

2.注目の新機能

引用元サイトTHE VERGEでは「4つのキーとなる新機能」ということで紹介していました。

Timeline

Windows 10 Fall Creators Update
新機能のひとつめは「Timeline」です。上の画像のように、過去に自分がアクセスしたファイル、Webサイトなどが一覧表示されるというものです。PCを使う場合、複数の作業を並行して行ったり、異なる作業を行きつ戻りつして行うことが多いので、かなり実用性が高いのではないか、と思われます。ただし、誰しも「履歴を消すべきWebサイト」とかがあると思いますので、そのへんは注意が必要ですね。

Pick Up Where You Left Off

Windows 10 Fall Creators Update
ひとつのデバイスでの作業履歴を異なるPCやスマホ(iOSやAndroidも含むそうです)で簡単に呼び出せる、というもので、画像のように、通知エリア(というかCortana)に他のPCで作業した内容が表示され、すぐに呼び出せます。この機能を実現するために、「MicrosoftアカウントとOneDriveによる同期」が必要です。

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特定のユーザーアカウントでサインインするWebサービス(YouTubeなど)だと実装されているような機能ですが、OSレベルでアプリの使用履歴などを異なるデバイスに移せる、というのがポイントです。

Clipboard

Windows 10 Fall Creators Update
これもMicrosoftアカウントとOneDriveを使った新機能です。簡単に言うと「PCでコピーしたものをスマホにペーストできる」というものですね。これは地味ですけど、すごく便利な機能だと思います。従来だとPCからスマホに簡単なデータを送る場合、自分にメールしたりしてましたよね。実際グルメサイトとかだと、「飲食店の地図をスマホにメールで送るためのリンク」があったりしますし。

OneDrive Files On-Demand

Windows 10 Fall Creators Update
現状OneDriveはフォルダごとに同期・非同期を決めてやる必要があり、いったん同期してしまうと該当のフォルダにあるファイルが全てPC側にダウンロードされ、同期される仕組みになっています。タブレットなどストレージ容量の小さいデバイスを使う際、「ストレージ容量を節約できるから」OneDriveを使っているのに、利便性を優先すると、それができなくなってしまいます。なので、私はストアアプリのOneDriveを使うとか、ブラウザからOneDriveにアクセスするようにしています。

Windows 10 Fall Creators Update OneDrive
Fall Creators Updateでは、エクスプローラーにOneDrive上のファイルが表示され、ステイタス(PCにダウンロードされているのか、それともOneDrive上にあり、ダウンロードが必要なのかなど)アイコンがつけられます。これで、必要なファイルを必要な時にダウンロードして使うことができるようになります。これも地味ですが、「なぜ今までやってくれなかった?(というか、ようやく昔に戻ってくれた)」と言いたくなるような機能だと思います。

3.動画編集機能とかも!

「Creators Update」ですから、グラフィック関係の新機能も紹介されています。トップ画像がそうなのですが、動画の中の人物にコメントを追加して、コメントと一緒に動かすとか、サッカーボールを火の玉にして、それが動くとかの機能が紹介されていました。

残念ながら私は開発者ではなく、Build 2017のコンテンツをリアルタイムにお伝えできる立場ではないのですが、海外のニュースサイトなどをしっかりチェックして、できるだけ早く読者のみなさんにお伝えできるようにしたいと思います。

4.引用元サイト

Microsoft announces Windows 10 Fall Creators Update:THE VERGE

↓THE VERGEが公開している動画

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コメント

  1. 匿名 より:

    Windows10で初めて大型アップデートらしいアップデートが来た。
    これは楽しみ。

  2. トシ より:

    リリースタイミングは3月、9月で固定になったんじゃなかったっけ?

    記事と直接は関係無いけどVer1703でUUPが導入されたから
    Ver1709(仮)以降のアップグレードは差分ファイルでの配信になるおかげで
    アップグレード時間や必要空き容量が減ってくれる

  3. Re:Pu (@Repu6) より:

    クリップボードとても便利そうですね。
    macOSとiOSにもユニバーサルクリップボードというのがありますが、当然ながらAndroidやWindowsとは共有できません。

    ただmacで使えなさそうなのが残念です……。