FirefoxのWindows 8用Modern UI(旧Metro UI)バージョンが開発中止へ(GIGAZINE)
Firefoxと言えば大手のWebブラウザなことは誰でも知ってると思います。私ももちろん知ってますが、デスクトップではGoogle Chromeをメインに使っていて、WindowsタブレットではInternet Exploreしか使っていないので、個人的にはあまりなじみがありません。どちらかというとパワーユーザーがバリバリにカスタマイズして使うブラウザ、というイメージがありますね。で、そのFirefoxがモダンUI用バージョンを開発中止したとのこと。
WindowsタブレットではデフォルトのIEとChromeを試してみましたが、ChromeのほうはモダンUI用になんの気配りも感じられないというか、デスクトップ版との違いがわからないようなインターフェースだったので消去法でIEを使っています。IEももうバージョンが11になり、モダンUIというかタッチパネルのインターフェースとよくマッチしているので今のところ大きな不満もなく使っています。
そこで飛び込んできたのがこのニュース。なぜかここで「じゃ早めにインストールしとこうか」と思ってしまいました。ベータ版が公開されているのは知ってましたから。
最初にmozillaのFirefoxトップページに行き、メニューの「デスクトップ」から「プレビューリリース」を選んでプレビュー版のページに飛びます。
Firefoxのプレビューリリースにはいくつかのタイプがあって、このページでは上級者向け(動作が不安定ということ)のAuroraと一般人向け(割と安定しているということ)のBetaが公開されています。結論から言うとモダンUI用のインターフェースはBetaのほうにもついているので、チャレンジャーな人でなければBetaのほうをダウンロードすればいいです。
なお、すでに安定版のFirefoxをインストールしている人は、インストール先のフォルダを分けて、安定版を上書きしないように注意しましょう。詳しくはこちらのサイトをご覧ください。私はもともとWindowsタブレットにFirefoxをインストールしていないので、なにも考えずにBetaをインストールしました。
インストールが完了すると、デスクトップ版で起動し、「Firefoxを既定のブラウザにするか」聞かれますが、ここは既定のブラウザにしなくてはなりません。モダンUI用のインターフェースで開けるのは既定のブラウザ一つだけです。なので、Firefoxを既定のブラウザにしないとモダンUI用のインターフェースを試すことができません。ちなみにこれをやるとIEがモダンUI用のインターフェースにはできなくなってしまいます。まあ、あとで簡単に戻せるので心配はいりません。
デスクトップ版の左上にオレンジ色の「Firefox」タブがありますが、これをクリックすると「Firefox for Windows8 タッチに切り替え」というのが現れるので、これを選択します。そうすると、モダンUI用インターフェースが現れます。
これがモダンUI用インターフェース。画面上端から下にスワイプ(あるいは画面下端から上にスワイプでもOK)すると、上部に開いている画面のサムネイルが現れ、下部にモダンUIらしいピン止めマークとブックマーク用の星マークが現れます。また、画面中央の左に戻るボタン、右に新規ウインドウボタンが薄く表示されています。
まだ長時間の試用はしていませんが、IE一択だと思っていたモダンUI用のブラウザの選択肢としてFirefoxというのもいいなあ、と思いました。あ、そうそう、何よりうれしいのは「デフォルトの検索エンジンにGoogleを使えること」です!IEの場合はBing固定で、これが最大の不満ポイントだったので、この理由だけでもしばらくFirefoxを使ってみよう、という気にさせられますね。ちなみに検索エンジンの選択は画面右端から左にスワイプしてチャームバーを出し、設定を選ぶとすぐ分かります。
最後に「既定のブラウザ」の指定方法を。モダンUIスタート画面で下から上にスワイプしてアプリ一覧を出します。一番右端に「既定のプログラム」というアイコンがありますので、これを選択して設定します。所要時間は1分もかかりませんので、嫌になったらすぐにIEやChromeに戻せます。