1.サイズ
216×130×9(mm)と、8インチサイズのタブレットとしては標準的な大きさですが、厚さ1ミリを切っているのは立派ですね。重さの方も400gを割り395gとこれまた立派。最薄でも最軽量でもないけれど厚さにしろ重さにしろ競合商品に比べて優位性があります。このサイズであれば混雑した電車の中で片手持ちという通勤時の王道パターンもこなせます。
2.デザイン
液晶画面を上から見たら、Windowsタブなんてみんな同じデザインにしか見えないわけですが、背面は各社いろいろと趣向を凝らしています。基本低価格帯の商品なのでプラスチック製ではありますが、機能性とか高級感をうまく演出していますね。Venue8の場合、渦巻状の模様が入っていて、高級感もそこそこ感じられて滑りにくいという実用性もあります。それに注目したいのが「レッド」の設定があること。なんかね、タブレットってやたら黒っぽいイメージがあります(iPad除く)から、こういうキレイな色を見るとうれしくなりますし、欲しくもなりますね。実はこの「レッド」ありというのがVenue8の一番のお気に入りポイントかも!
3.性能
実は各社最新機種の中でVenue8のみCPUのスペックが見劣りします。AtomのZ3740というのは一緒なんですが、Z3740Dという廉価版のCPUなのです。クロックスピードZ3740が1.33GHzのところ1.3GHzでわずかに劣るとか、拡張性が少し低いという特徴があるのですが、もともとWinタブに拡張性なんてほとんどありませんし、クロックスピードの僅かな違いを体感できる人ってあんまりいないと思うので、スペックオタクでもない限り気にする必要はありません。
4.アクセサリ
純正でカッコいいのが揃ってます。Winタブの場合、Officeを使うことも多いと思うので、一応キーボードを持っておきたいところですが、ハードケース一体型のBluetoothキーボードが用意されています。一体感のあるデザインなんでぜひともほしいところです。お値段は9,979円でVenue8本体の価格を思うと少し微妙ですけどね。あと、電車の座席で使うにはちょっと不便かも。まあそんなこと言うなら最初からノートPCにしとけよ、ってことでしょうけどね。
他にもスタイラス(近日発売)やソフトケース(3,979円)が用意されていて、さすがメーカー純正品だけあって本体との相性バッチリ、デザインの一体感も最高です。なんかVenue8+アクセサリで頭が良さそう、というか「できる人」っぽく見えそうですね。
5.関連リンク
Dell 公式サイト
mobileASCII.jp-8Winタブ「Venue 8 Pro」の購入ポイント
マイナビニュース-デル「Venue 8 Pro」を試す