ASUS Zenbook Pro 15 Flip OLED － Intel Arc A370M搭載の薄型軽量なコンバーチブル2 in 1、もちろん有機ELディスプレイ搭載

ASUSがZenBookシリーズ、VivoBookシリーズのニューモデルを発表しました。ただし、グローバルで、です。なので、全てのニューモデルが国内に投入されるかどうかはわかりませんが、注目したいモデルをいくつかご紹介したいと思います。今回は15.6インチのコンバーチブル2 in 1「Zenbook Pro 15 Flip OLED」です。

ASUSが発表したニューモデルについて、詳しくはこちらからご覧ください。
THE PINNACLE OF PERFORMANCE：ASUS グローバルサイト

1.Zenbook Pro 15 Flip OLED スペック

スペック表

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現状、バリエーション展開などはわかっていません。CPUは第12世代の高性能タイプ（Alder Lake-H）のCore i5/Core i7です。

そして冒頭に「注目したい」と書いた理由がGPUですね。Intel製の外部GPU「Intel Arc」を搭載するモデルが設定されます。Intel Arcについては4Gamerに詳しい解説記事がありましたので、こちらをご覧ください。

IntelのノートPC向けGPU「Arc」とはいかなるGPUなのか。性能から機能までをひもといてみた：4Gamer

また、海外のニュースサイト、PC WorldがArc A370Mのベンチマークテスト結果をYouTubeで公開しています。

この製品に搭載される「A370M」は「Arcの中のエントリークラスのうち、上位の型番」で、PCWorldの動画によれば、ウインタブでもおなじみの「3D MarkのTime Spy」のスコアが4,405と、GeForce RTX3050と同等のスコアになっていました。まあ、現状そんなにデータが公開されているわけではないので、確たることは言えませんが、GeForce RTXシリーズの下位型番相当の性能なんだろうと思います。…この先が楽しみですけどね。

RAMは16GB、SSDは512GBと1TBが設定され、ディスプレイはASUSが注力している有機ELです。解像度も2,880 × 1,620（画面の縦横比16:9）と高精細で、リフレッシュレートも120 Hzです。

また、このディスプレイは輝度550nitと明るく、100%DCI-P3、PANTONE認証など、多くの品質規格をクリアしていますし、4,096段階の筆圧に対応するペン入力もサポートするということなので、クリエイティブワークにもゲームにも向く仕様と言えます。

2.Zenbook Pro 15 Flip OLED 筐体

ASUSのノートPCで製品名に「Flip」がつくものはすべてコンバーチブル2 in 1です。この製品は15.6インチサイズと、コンバーチブル2 in 1としては大柄な部類ですが、重量が1.8 kgに抑えられていますので、ちょくちょく外に持ち出して使えると思います。

正面から見たところです。左右だけでなく上下のベゼルも細くなっていて、「これをタブレットモードで使うと気持ちいいだろうなあ」と感じます。

ちなみにこれがタブレットモード。タブレットモードだと下部ベゼルは少し太く見えますね。

天板です。ASUSの新しいロゴマークが配され、ロゴを中心に「ZenBookのお約束」とも言えるスピン加工が施されています。

キーボードはオーソドックスにテンキー付きのもので、シングルカラーバックライトと1ゾーンのRGBバックライトの2種類が設定されます。

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側面と入出力ポートの配置です。Thunderbol 4（USB Type-C）ポートが2つあり、高速なデータ伝送が可能です。また、USB Type-AやHDMIも装備されています。

3.Zenbook Pro 15 Flip OLED 価格など

Zenbook Pro 15 Flip OLEDの国内発売は未定です。まず、Intel Arc A370Mのパフォーマンスがとても気になるところですし、Arc以外の面でも「有機ELディスプレイ搭載で、比較的軽量な15.6インチコンバーチブル2 in 1」がとても魅力的に感じられます。

海外で発表されたモデルが全て国内でも発売されるとは限りませんが、クリエイターやゲーマーをはじめ、多くの人が国内販売を待望するニューモデルと言えそうです。

4.関連リンク

Zenbook Pro 15 Flip OLED：ASUS グローバルサイト