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ASUS VivoBook E200HA-8350 - 重さ1 kg切りのクラウドブックが新型に!CPUとRAMがパワーアップ!

ASUS VivoBook E200HA-8350
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。ASUSのクラウドブックといえば「EeeBook」ですが、現在は製品ブランド名が変わり「VivoBook E200HA」といいます。この製品のセールスポイントはクラムシェルノートながらCPUにAtomを搭載し、重量も1 kgを切る980 gという超軽量なところです。ただ、お手軽な低価格製品ということで処理性能の方はあまり多くを期待しちゃいけない、という感じでした。まあそれがクラウドブックなんですけどね。

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この製品が2016年秋冬モデルとなりました。変更点は小さいのですが、ウインタブとその読者的には「ここをなんとかしてほしい」というところがきっちり修正されていて、一段と魅力を増しています。

1.スペック

ASUS VivoBook E200HA-8350 スペック表

クリックで拡大します

スペック表を見ると、ほぼ従来型のE200HAと同じで、違いを探すのに苦労します。しかし、すごく重要なところがサラッと変わってます。CPUがCherryTrail世代のAtom Z8300から最新のZ8350に変更され、RAMは2GBから4GBに増設されています。

おそらくZ8300とZ8350だと処理性能には大きな差はないと思いますが、細かい改良が加えられているはずなので、それなりには期待してもいいんじゃないかと思います。また、この製品はOSが64ビットなので、RAMを4GBにすることによる性能向上は十分期待できます。個人的にはAtomというCPUは4GBのRAMに対応していても、あまり上手にRAMを使いこなせていない気もするのですが、型番が最新になったこともありますし、ブラウザーのタブをたくさん開いても平気とか、普段使いレベルでの品質向上に期待したいところですね。

それ以外は全然変わっていないんですよね。筐体色のバリエーションも一緒です。ただし、もともとUSB 3.0ポートがありますし、Wi-Fiもa/ac規格に対応していますし、何よりも1 kgを切った980 gという重量も一緒です。ただし、バッテリー稼働時間は従来型が12時間であるのに対し、この製品は9.5時間とやや短くなっています。公称値通りであればこれでも十分ではありますけどね。

ともあれ、クラウドブックとしては頭ひとつ抜けている、という気はします。

2.筐体

ASUS VivoBook E200HA-8350 筐体色
上にも書きましたが、E200HA-8350は筐体が従来型から変わっていません。筐体色も「ダークブルー」「ゴールド」「ホワイト」の3色というのがそのまま新型でもラインナップされます。筐体は天板、側面、キーボード面、底面が独自色で、ディスプレイ面(ベゼル)はブラックです。3色ともクセのある色ではないので、どれを選んでも大丈夫そうですね。

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ASUS VivoBook E200HA-8350 ななめ
やや丸みを帯びたデザインになっているのがクラウドブックっぽいですね。重量がわずかに980 gということなので、素材はプラスティック製だと思いますし、高級感はないでしょう。もともと高級感を打ち出すような製品ジャンルでもありませんし。

ASUS VivoBook E200HA-8350 天板
天板です。私ならこれを選ぶかな、というのがダークブルーですね。いやもうおじさんですし…。

ASUS VivoBook E200HA-8350 キーボード
キーボードです。この製品は従来型のときからキーボード品質にはこだわりがあり、チクレットキーボード(図を見るとパンタグラフ式と思われます)を採用、キーストロークも1.8 mmを確保しています。またタッチパッドはマルチジェスチャ対応で通常の11.6インチサイズの製品よりも約36%大型になっています。私はあまりタッチパッドを使わないのですが、タッチパッド派の人にはうれしい配慮だと思います。

3.価格と発売時期

ASUS VivoBook E200HA-8350は9月3日発売予定で、ASUS直販サイト「ASUS Shop」では現在予約注文を受け付けています。価格は39,744円(税込み)です。従来型であるE200HAは現在の実売価格が3万円を切っているところもあります(価格ドットコム調べ)ので、この製品も日が経つともう少し安くなるかもしれません。

いつものウインタブだと「あえて旧型を買ってもいいんじゃね?」と書くところなのですが、この製品の場合はCPUとRAMという主要パーツがパワーアップしている関係で、それはいえませんね。逆に従来型をこのタイミングで買ってしまうと後悔する可能性もありそうです。

4万円弱というのはクラウドブックとしてはやや高価な部類に入ると思いますが、その分スペックが良く、1 kgを切るサイズ感というのも魅力です。なので、どこからどこまでがクラウドブックと言っていいのか、少しわからなくなってきました。

4.関連リンク

VivoBook E200HA-8350B(ダークブルー):ASUS Shop
VivoBook E200HA-8350W(ホワイト):ASUS Shop
VivoBook E200HA-8350G(ゴールド):ASUS Shop

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コメント

  1. natsuki より:

    個人的に、RAM2GBとRAM4GBの差はすごく大きいと考えています。

    これは職場のPCが、RAMがもともと2GBだったのを4GBに増設したところ、イライラPCが驚くほどに快適化した経験が大きいのですが。
    ちなみに、そんな高度な使用はせず、ネットで調べ物しながらOffice(AccessやExcelのマクロくらいはそこそこ使います)を使う程度で、CPUはPassmarkスコア2000代半ばくらいの初期のCore i3です。

    CPUの違いがありますが、所持しているRAM:4GB CPU:AtomZ3795のASUS TransBook(10.1インチ)と、RAM:2GB CPU:AtomZ3740のASUS Vivotab Note 8(8インチ)でも、ネットサーフィンをしていてるだけでも明らかにTransBookの方が快適です。
    そして、ネットサーフィンくらいなら、RAM8GBでCPUはCore i7を積んでいるメインマシンとTransBookの間で、さほど使用感に差はありません。

    そんなわけで、RAM2GBと4GBの間には、越えられない壁を感じています。

    「絶対王者」TransBookシリーズでも、RAM4GBのものはどうしてもお値段4万を超えてしまいますから、そういう角度では、はじめの値段設定はこんなものなのかなと。
    でも、ASUSはこの分野の牽引役ですから、是非、もう一がんばりして欲しい所ですよね。

    • wintab より:

      natsukiこんにちは、コメントありがとうございます。私の場合、Atomだとあまり体感差を得られません。Z3795とかZ8500くらいだと違ってくるのかな、と思いました。

  2. 匿名 より:

    cpuは早いにこしたほうがいいのでT100HAかな、タブレットにもなるし。
    4GBは魅力ですがそれだけでは・・・2GBでも不要なもの削り取ってあげれば
    意外とネットくらいなら体感差は出ますし。
    CPUはクロックがチョイ上がった以外仕様変更はないので期待はしちゃだめですよ。
    私的には4GBのRAM使うような作業はATOMじゃもううんざりで無理というのが結論です。

    >>Z3795とかZ8500 3D以外に差は感じません、1.83のクロックと比較すると多少違います。できなかったことが100歩譲ってできるようになるみたいな。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。たしかに、RAM4GBが欲しくなるようなことはAtom機では極力避けたほうが快適ですね。