ASUSが8月25日に発表したビジネスPC「ASUS Expert Series」4製品のうち、今回は14インチモバイルノート「ExpertBook B9 B9400CEA」をご紹介します。この製品には従来モデル(製品名も同じExpertBook B9)があり、従来モデルについてはウインタブでも実機レビューをしています。筐体サイズと入出力ポート構成は同じ(ポートの規格は異なります)と思われますので、この記事では主に変更点についてご紹介します。筐体の仕様などについてはこちらの実機レビュー記事をご覧ください。
ASUS ExpertBook B9 レビュー ー 頑丈で使いやすくてカッコいい!毎日持ち歩きたくなる14インチ・モバイルノート(実機レビュー)
1.ExpertBook B9 概要
スペック表
ExpertBook B9 B9400CEA | |
OS | Windows 10 Pro |
CPU | Intel Core i5-1135G7 / Core i7-1165G7 |
GPU | なし |
RAM | 8GB / 16GB |
ストレージ | 512GB / 1TB SSD(PCIe 3.0 x2) |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 14インチ(1,920×1,080) |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.1 |
入出力 | USB Type-C(Thunderbolt 4)× 2、USB 3.2 Gen2、HDMI、オーディオジャック、有線LAN(アダプター) |
カメラ | Webカメラ(92万画素)顔認証対応 |
バッテリー | 駆動時間 約16.7時間 |
サイズ | 320 × 203 × 14.9 mm |
重量 | 1,005 g |
バリエーションモデル
・Core i5/8GB/512GB
・Core i7/8GB/1TB
※左からCPU/RAM/ストレージ
ポイント
・第11世代(Tiger Lake)のCore i5/Core i7搭載
・14インチで重量1,005 gの軽さ
・MIL規格準拠の堅牢性、防滴キーボード
・タッチパッドをテンキーとして使えるNumberPadを搭載
コメント
従来モデルからの変更点として、「OSがPro版のみになった」「CPUの世代が第10世代(Commet Lake)から第11世代(Tiger Lake)になった」「USB Type-CポートがThunderbolt 3からThunderbolt 4になった」という点が挙げられます。
また、従来モデルではバッテリー容量の異なる「超軽量モデル」と「大容量バッテリーモデル」が設定されていましたが、ニューモデルでは8月27日現在、バッテリー容量の違いによるバリエーション設定はありません。この結果、従来モデルには「870 g」という軽さのモデルが選べましたが、ニューモデルは一律1,005 gとなっています。
ニューモデルについて、画像のみの確認ではありますが、従来モデルから変更されていないようです。薄型で超軽量、ASUS製品によく見られる「エルゴリフトヒンジ構造(ヒンジ開口時に筐体後部がせり上がり、キーボード面に適度な角度がついてタイピングがしやすくなる構造)」も採用されています。
キーボードは従来モデルと同じと思われます。この画像では英語配列になっていますが、日本仕様は「86キー日本語キーボード (イルミネートキーボード)」です。
参考までに従来モデルの実機画像(日本語配列)を掲載しておきます。タッチパッド部分がテンキーとして使える(普通にタッチパッドとしても使えます)NumberPadを搭載しています。
2.ExpertBook B9 価格など
ASUS ExpertBook B9 B9400CEAは9月下旬以降の発売予定で、ASUS Storeには製品ページがあるものの、8月27日現在まだ予約販売はスタートしていません。価格はCore i5モデルが税込み191,400円、Core i7モデルが税込み218,900円となっています。
実売価格がどう推移するのかという点も気になりますが、堅牢で薄くて軽く、ビジネスマンのモバイルノートとしてはとても魅力的な製品です。
3.関連リンク
ASUS ExpertBook B9:ASUS Store