こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。天気予報アプリといえば、Windowsに限らずiOSやAndroidでも定番ですし、必要な存在ですね。多分ほとんどの人はスマホやタブレットに何らかの天気予報アプリが入っていると思います。
Windowsストアでは、多くのタブレットにプリインストールされているMicrosoftの「MSN天気」をはじめ、「Yahoo!天気」とか「AccuWeather」とかがありますね。どれも天気予報という機能をちゃんと果たしてくれるので、どれが良くてどれがダメっていうほどの明確な差もないでしょう。
今回紹介する「そら案内」は天気予報アプリの新顔です。新顔といっても、App StoreやGoogle Playではおなじみ、つまりiPhoneやAndroidではちゃんと実績があり、それが最近になってWindowsストアアプリとして移植された、という位置づけです。いや、単なる移植ではなく、Windowsストアアプリらしく開発しなおした、ということです。
アプリ公開元が株式会社フィードテイラーとなっていますが、気象データの提供は日本気象協会であり、今回のWindowsストアアプリ版の公開に伴い、日本気象協会からもニュースリリースが出ています。いわば気象協会の公式アプリっていう位置づけと言っていいでしょう。
無料アプリでサイズは5.6MBなので、インストールに躊躇することもないと思います。
1.使い方
特に説明するほどのことはありませんが一応。初期設定は上の画像にあるように、現在自分が住んでいる地域を市区町村単位で指定するだけです。このアプリ、市区町村単位で天気予報が表示されます。
これが地域設定後の画面です。左側に当日と翌日の3時間毎の天気、気温、降水量、湿度、風向風速が、その横に注意報や警報の有無、そして右側には週間天気予報が市区町村ごとに表示されます。実際の利用時はほぼこの画面だけを見ることになります。
画面をスワイプすると気象概況の文章、そして生物季節情報があります。この時期なので桜の開花情報が記載されていますね。
基本的にこのアプリは「1枚もの」で、特にどこかを押すとどこかに飛んで、みたいな動きはありませんが、日付の横の数字のところにタップすると花粉情報が表示されるのと、生物季節情報のところに書かれている草花の名称がハイパーリンクになっていて、タップするとブラウザが立ち上がり、その草花の説明サイト(Wikipedia)が開くようになっています。
画面下から上にスワイプ、もしくは上から下にスワイプする(アプリバーを出す要領です)と、上の画像のようにメニューが現れ、複数の市区町村を設定できます。なので、自宅、勤務先、親族の住んでいる場所、旅行先などを指定しておけば、簡単に切り替えることができます。
もちろんライブタイルに対応しているので、タイルに天気や温度が表示されます。他のアプリもそうなんですけど、これだけ表示されても結局もう少し情報が欲しくなるので、私はあまりライブタイルを必要とはしません。「曇り、降水確率20%、気温19度」だけだと不完全燃焼というか、かえってストレスが溜まっちゃうんですよねw
2.最低限のスクロールで必要十分な情報
このアプリのどこがいいかというと、Windowsタブレットに最適化し、最低限のスクロールだけで「一般人が」知りたい情報がすべて把握できる、という一覧性の高さです。画面のデザインもシンプルなので、デザインが素晴らしいとかは思わないかわりに、見にくいとかもありません。必要にして十分。これは使う人の好みの問題ですが、私は天気予報アプリにやたら多機能だったりとか、複雑なページ遷移があるとかを望んでいないので、「パッと見てパッとわかる」このアプリは非常に気に入りました。
iOS版やAndroid版には天気図とかアメダスとかの表示ができるようになっていて、こういう機能もさきざきWindowsストア版に実装されるのかもしれませんが、「Windowsストアアプリらしいインターフェースで1画面の中になるべく多くの情報を表示するコンセプト(ニュースリリースより引用)」は素晴らしいと思うので、ぜひ維持してもらいたいと思います。
3.関連リンク
『そら案内 for Windows』の提供を開始!!:日本気象協会ニュースリリース
そら案内 for Windows:Windowsストア
※現在、Web版のWindowsストアが改装中のため、いったんリンクを解除しています。このアプリをインストールする場合は、直接Windowsストアでアプリ名を検索していただきますよう、お願いいたします。