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Windowsの小ネタ - カレンダーアプリはメールアプリと限りなく一体化してる

Windows 10カレンダーアプリ
前回の記事でWindows 10標準のメールアプリについて書いています。
Windowsの小ネタ - Windows 10のメールアプリがかなり使えるようになってる!
今回の記事ではWindows 10の標準アプリである「カレンダー」についての説明をするのですが、カレンダーアプリとメールアプリは非常にユーザーインターフェースが似ており、セットで理解しておいたほうがいいと思いますので、できれば両方の記事をご確認いただきたいです。

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さて、私はWindows 8.1とWindows 10、そしてWindowsPhoneでは「OneCalendar」というサードパーティ製のストアアプリを使ってますが、非常に使いやすく、ユニバーサル化されているためPCでもWindowsPhoneでも同じインターフェースになっているので、大のお気に入りです。また、OneCalendarはOutlook.comとGoogleカレンダーの両方と同期できる「数少ないアプリ」であるということも手放せない理由になっています。

しかし、標準のカレンダーアプリの方も大きくレベルアップしていて、非常に使いやすくなっています。メールアプリ同様、致命的な欠点と思われた箇所も見事に修正されていました。

1.表示がリッチに

カレンダーアプリ 月表示
横持ちで「月表示」をしているところです。見た目で大きく変わったのは左カラムが新設されたことですね。また、当日を含めた5日間先までの天気予報と予想気温が表示されるようになりました。また、画面右上には「月表示」のほかに「週表示」「日表示」「稼働日表示(休日を非表示にした週表示)」を選択するアイコンがあります。ちなみにWindows 8.1のカレンダーアプリでも週表示や日表示など、同じ機能はありました。

カレンダーアプリ 週表示
左のカラムは非表示(実際には細く表示されてます)にできます。上の画像は左カラムを非表示にして「週表示」しているところです。

カレンダーアプリ 予定の追加
スケジュールの入力はWindows 8.1の頃と同様、簡単です。該当の日付のところをタップすれば入力画面がポップアップします。また、「詳細情報」のところをタップすれば全画面で詳細な情報入力ができますし、例えば打ち合わせなどに参加してもらいたい人のメールアドレスを入れると、その人に招待メールが送信されます。この辺の機能はもともとWindows 8.1の頃から実装されていましたが、使い勝手が良くなったと感じます。タッチ操作でも十分使いやすいですよ。

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2.Googleカレンダーと同期可能に!

カレンダーアプリ 同期
機能面で最大の目玉、あるいは欠点の解消、と私が思ったのがここです。Windows 8.1のカレンダーアプリはOutlook.comとExchangeという、MicrosoftのWebサービスのみ同期ができましたが、Windows 10のカレンダーアプリはGoogleカレンダーとの同期が可能です。

いや、「可能」というよりは「メールアプリでGmailの設定をしたら勝手に同期されるようになった」という方が正しいでしょう。カレンダーアプリのアカウント設定はカレンダーそのものの設定というよりは、メールの設定なんです。私の場合、最初にメールアプリでOutlookメール、Gmail(2アカウント)そしてYahooメールの設定を済ませておいたのですが、その状態でカレンダーアプリを立ち上げると、Outlook.comのカレンダーとGoogleカレンダー2アカウント分が勝手に登録されていました。一方でYahooカレンダーは登録されていませんでした。

カレンダーアプリ アカウントの追加
これがカレンダーアプリでアカウントを追加する際に表示される画面なのですが、メールアプリとほぼ一緒なうえ、カレンダーの登録ではなくメールアカウントの登録、という体裁になっています。この項目構成を見る限り、Googleカレンダーのほか、iCloudのアカウントを追加すればiCloudのカレンダーも同時に登録されると思われます。申し訳ないのですが、私はiCloudは使っておらず確認はできていません。逆にそれ以外のカレンダー、上の例ではYahooカレンダーは同期の対象にはなっていないです。

3.メールアプリと「ツインズ」に

カレンダーアプリ 個人用設定
上の画像はカレンダーアプリの「個人用設定」画面なのです。この画面とメールアプリの「個人用設定」画面を見比べるとほぼ同じであることがわかります。いや、単に同じなだけではありません。どちらか一方のアプリで設定を変更すると、もう一方のアプリの設定も同時に変更されてしまいます。わかりやすいのは「アクセントカラー」で、片方を赤基調にすると、もう一方は何もしなくても赤基調に変更されます。「これって一つのアプリなんじゃね?」と思いましたが、どうやら別アプリらしく、高度に連携されているだけのようです。

メールアプリの記事でも触れましたが、この先、例えば打ち合わせの日時を調整するためにメールのやり取りをすると、アプリ側でその文面を解析し、カレンダーアプリに打ち合わせスケジュールを入れてくれたり、音声アシスタント「Cortana」が打ち合わせ予定をリマインドしてくれたりするようになる、と言われています。

それを踏まえると、今からメールアプリとカレンダーアプリを使い始めておいた方がいいかもしれませんね。

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