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ZTE Axon 30 Ultra - これRakuten BIGじゃないです。なんとカメラが64MP×3!のハイエンドスマホ

ZTE Axon 30 Ultra
ZTEがハイエンドスマホ「Axon 30 Ultra」を発表しました。正確には中国国内で4月15日リリース(4月19日発売)、グローバル版は5月リリース予定です。この製品が発売予定であるという連絡は以前からいただいていたのですが「 Rakuten BIGのニューモデルでしょ」と思っていました。そうなのかもしれませんが、中身が全然違うんですよね。最新テクノロジーが詰まったハイエンド機です。

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1.スペック

スペック表

  Axon 30 Ultra
OS MyOS11 (based on Android 11)
CPU Qualcomm Snapdragon 888
RAM 8GB/12GB/16GB
ストレージ 256GB/1TB
ディスプレイ 6.67インチAMOLED(2,400 × 1,080)144Hz
LTEバンド 4G:B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28
5G: n1/n3/n28/n41/n78/n79
SIM形式 nano SIM × 2
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.2
入出力 USB 3.1 Gen1 Type-C
カメラ イン:16MP/アウト:64MP+64MP+64MP+8MP
バッテリー 4,600 mAh
サイズ 161.53×72.96×8.0 mm
重量 188 g

ポイント

・6.67インチの高速・高画質な有機ELディスプレイ
・Snapdragon 888搭載、5G通信にも対応(ただしミリ波には非対応)
・アウトカメラが64MP+64MP+64MP+8MP

コメント

スペック表の「CPU(SoC)」のところを見れば、スマホの「格」がおおよそ理解できますが、Axon 30 UltraはSnapdragon 888を搭載しています。なので「ハイエンド機」ですね。

また、RAMとストレージもすごいことになっています。「8GB/256GB」「12GB/256GB」「16GB/1TB」の3種類です。しかし「RAM16GB、ストレージ1TBって、どこのハイスペックパソコンだよ」と思いましたね。私、ストレージが1TBもあるパソコンは持っていません。スマホで1TBって、何に使うんでしょうか。

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ZTE Axon 30 Ultra
ディスプレイは有機ELのFHD+解像度で、 Rakuten BIG…いやAxon 20 5Gに採用されていたディスプレイ内蔵式インカメラではなく、上位クラスのスマホではオーソドックスと言えるパンチホール型ノッチとなっています。

また、このディスプレイはリフレッシュレートが144 Hz、タッチサンプリングレートが300 Hzと「ゲーム向き」であるのに加え、「100%DCI-P3色域」「HDR10 / HDR10 +」と、画質についても非常に高水準です。

カメラはイン側が16MPで、アウト側はなんと64MP × 3と8MPのクアッドカメラになっています。焦点距離の異なる3種類のレンズを使うことによって、ロングショット、ミディアムショット、クローズアップショットをすべて高解像度で撮影できる、という趣旨です。

カメラの仕様についてメーカーのプレスリリース文書を原文のまま転載します(下手に翻訳できないので…)。

・64MP Wide Angle Lens (Sony IMX686/OIS/F1.6)
・64MP Ultra Wide-Angle Lens (Samsung GW3/120° Wide/ Ultra-Low Distortion/F2.2)
・64MP Portrait Lens (Samsung GW3/F1.9)
・8MP Periscope Telephoto Lens (OIS/5x OpticalZoom/10x Hybrid Zoom)
Laser focus sensor

2.筐体

ZTE Axon 30 Ultra
前面にはパンチホール型ノッチ。いまやスタンダードとも言える形状で。前面のディスプレイ比率は95%に達します。ガラスはもちろんゴリラガラス。背面は「やはり」カメラのレンズが存在感を示しています。背面もガラスコーティングが施されているとのこと。

ZTE Axon 30 Ultra
左側面です。ディスプレイが側面まで回り込んでいます。こちらにはボタン類はないですね。

ZTE Axon 30 Ultra
右側面です。割とオーソドックスに電源ボタンと音量ボタン。ディスプレイが有機ELなので、指紋認証はディスプレイ埋込式だと思います。

ZTE Axon 30 Ultra
下面です。この製品にはイヤホンジャックはありません。また、メーカー説明によると、スピーカーはデュアルで、上面と下面に配置されているようです。

ZTE Axon 30 Ultra

クリックで拡大します

中国版はブラック、ホワイト、ライトブラウン、ブルーの4色展開です。ブラックとブルーは無地ですが、ホワイトとライトブラウンは中国メーカーのスマホで最近良く見られる大きなロゴがあしらわれた元気なデザインになっています。

3.価格など

ZTE Axon 30 Ultraは5月にグローバル版がリリースされる予定です。中国版は4月19日に発売されることになっていて、価格は8GB/256GB版が4,698元(約78,500円)、12GB/256GB版が4,998元(約83,500円)です。

グローバル版の価格がどうなるのかはまだわかりませんが、「中国版プラスアルファ」くらいで済むとしたら、結構なバーゲンプライスと感じられます。CPU性能、ディスプレイ品質、カメラ性能、そして美しいデザインと、どこをとってもZTEのフラッグシップ機にふさわしい仕上がりだと思います。グローバル版に関しては4G、5Gとも日本の通信バンドがしっかりカバーされていますし、できれば日本正規版もリリースして欲しいところですね。

4.関連リンク

Axon 30 Ultra:ZTE公式サイト(中国語)
※ブラウザの翻訳機能でおおむね内容が理解できました
※私が確認した限り、4月16日お昼の時点ではかなり読み込みが重いです。

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