こんにちは、はこもりです。Xiaomiのサブブランド、Redmiの「Xiaomi Redmi 10X 4G」をご紹介します。5G版との差異も大きく、ただアンテナが変更されただけにとどまらない点が若干ややこしいですが、こちらはこちらでSDスロット搭載などの魅力を感じられます。5G版と同様、6月15日時点ではグローバル版が存在しない機種なので、その点は注意が必要です。なお、5GB版の「Redmi 10X 5G / 10X Pro」については、先に紹介記事を掲載していますので、こちらも合わせてご覧ください。
Xiaomi Redmi 10X 5G / 10X Pro 5G -MediaTek Dimensity 820搭載の高性能スマートフォン
1.スペック
初期OSはMIUI11ですが、20年6月のアップデートでMIUI12が使えるようです。CPUはMediaTek Helio G85。Antutu(Ver.8)のスコアは20万点強とそこそこ高いので、普段使いやゲームなどで困る場面も少ないでしょう。メモリは4GBと6GBから選択できます。ストレージは128GBで固定なのですが、メモリ容量で4,000円ほど差が出るので悩みどころですね。ストレージに関しては、MicroSDカードも利用できます。
ディスプレイは6.53インチと、5G版(6.57インチ)よりもほんの少し小さく、5G版のように有機ELではなく、液晶が採用されています。
背面のカメラは四眼で、48MPメインレンズ、8MP広角レンズ、2MP被写界深度レンズ、2MPマクロレンズという構成。2万円台という安価で4眼というのはなかなかすごいことのように感じます。時代なんでしょうか。写真撮影の面ではコストパフォーマンス高そうです。
カメラのすぐ下には指紋認証があります。5G版は有機ELなので画面内に指紋認証がありますが、こちらは液晶なので背面に配置されたわけですね。
バッテリー容量は5020mAh。結構大容量です。18Wの急速充電にも対応。
9Wのリバースチャージングにも対応しています。だんだんとモバイルバッテリーが不要になりつつありますね。サブのスマホがこの機能に対応していると、メインのスマホを延命できて結構便利です。出力側がType-Cのケーブルを持っていないといけないのが難点ですが、それで揃えてしまうと楽だったりしますよ。
2.筐体
前面の画面占有率は高めです。若干角ばったような印象がありますね。左上にパンチホールがありますが、低価格帯でパンチホールって珍しいんじゃないでしょうか。
背面は左右対象のデザイン。指紋認証のスペース分も黒く塗りつぶされているので、少し黒い部分が大きく見えますが、カメラ部分との一体感がありますね。
側面は左にSIMスロット、右にボタン類がまとめられています。5G版のように電源ボタンのワンポイントはなく、全て一色でこちらも一体感があります。
本体カラーは3色。ブルー、グリーン、ホワイトが展開されています。全体的に青系に寄っている印象ですね。
3.価格など
Xiaomi Redmi 10X 4Gは中国の通販サイト「Banggood」に製品ページがあり、6月15日現在6GB/128GB版のみ販売中、4GB/128GB版は「到着通知(入荷お知らせ)」のステイタスで、まだ販売がスタートしていません。4GB版の参考価格は189.99ドル(20,624円)、6GB版の販売価格は229.99ドル(24,966円)です。なお、冒頭に書かせていただいたとおり、この製品は現時点でグローバル版になっていません。もう少し待てばグローバル版が追加されると思いますので、それを待たれることをおすすめします。
メモリの違いだけと思うとそこそこの値段差なので、用途によっては少ないメモリの方を選んでもいいかもしれません。基本性能は抑えた上でリバースチャージング機能もあり、それでいてとても安価なので、活用できるシーンは多そうですね。
4.関連リンク
Xiaomi Redmi 10X 4G:Xiaomi公式サイト
Xiaomi Redmi 10X 4G(4GB/128GB):Banggood
Xiaomi Redmi 10X 4G(6GB/128GB):Banggood
コメント
紹介ありがとうございます。ですが、対応バンドの関係で国内仕様は十分可能でしょうか。
すみません、国内使用です。宜しくお願い致します。
SoftBankでの利用なら、プラチナバンドの一つであるBand8に対応しているのでそこそこ使えると思います。それ以外だと、KDDIならBand18,docomoならBand19が重要なのですが、どちらも対応していません。そのため、郊外や路地などでは電波を掴まないことも増えて使いづらそうです。
一応紹介しているものは中華版でして、何も手を加えない状態では日本語が選べなかったり、Google関係のアプリが入っていなかったりと、少々扱うのが難しいのもご留意いただきたいです。
以下覚えておくといいよ(必須バンド)
docomoではBand 1, Band 3, Band 19
auではBand 1, Band 18
SoftbankではBand 1, Band 3, Band 8
Redmi Note 9Sで良くない?って感じですね…