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Vkworld VK7000 - Android 8搭載、ワイヤレス充電にも対応する5.2インチアウトドアスマホ

Vkworld VK7000
中国メーカー「Vkworld」はウインタブでは紹介記事を書く機会が多くないのですが、「VKworld T2 Plus」のような変態スマホをリリースしていますし、「VKWorld Mix Plus」については実機レビューをしています。中華製品の中でも比較的割安に購入できるというイメージを持っています。

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今回紹介する「Vkworld VK7000」はIP68対応のアウトドアスマホで、ハイスペックマシンではないものの、バランスが取れた良スペックになっていますし、最新技術も盛り込まれています。もちろん価格は非常に安いです。

1.スペック

Vkworld VK7000
CPUがMT6750T(Antutu Ver.6で4万点台なかばくらい)なので、エントリー~ミドルクラスの性能と言えますが、CPU以外の構成はなかなかのものです。4GBのRAMと64GBのストレージというのは上位クラスのスマホと互角ですし、バッテリーも5,600 mAhと結構な大容量です。また、カメラもイン13MP/アウト16MP + 5MPですから、数値だけ見ればかなり高性能と言えます。

Vkworld VK7000
「ポイントその1」といいましょうか、この製品はGoogleのGMS認証を通過しています。Googleの認証についてはかのあゆさんの記事「Google認証テスト未通過の端末はPlay Storeなどの公式アプリが使えなくなる? - ホワイトリスト登録方法について(かのあゆ)」に説明があります。ただ、認証を受けないと今後Google関連サービスが使えなくなるわけで、今後すべてのAndroidスマホが対応していくはずですが、このように製品ページにしっかり明記されていると安心ですよね。

Vkworld VK7000
「ポイントその2」です。この製品はワイヤレス充電に対応します。そして、なんとチャージャー(充電器)が付属します(5月28日現在)。「ワイヤレス充電対応」の中華スマホは数が増えていますが、規格が不明だったりして、イマイチ使えなさそうな印象があります。しかし、この製品の場合、チャージャーが付属するという点が大きいです。これならしっかりワイヤレス充電ができそうですよね。

スペック表を見て、「しょうがないかなあ」と思うのがディスプレイです。残念ながら流行の縦長タイプではありませんし、解像度もHD(1,280 × 720)にとどまります。私は個人的に縦長ディスプレイでないとダメ!とは思っていませんが、「これから買うなら縦長とかノッチ(切り欠き)ディスプレイだよなあ」と思っている人も多いでしょうね…。

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2.筐体

Vkworld VK7000
ご覧の通り、見るからにアウトドアスマホです。カラーバリエーションは「ブルー」「ブラック」「オレンジ」の3色で、個人的にはオレンジが一番アウトドアっぽいと思います。見た目だけでなく、もちろんIP68クラスの防水・防塵性能があります。

Vkworld VK7000
背面です。いやあ、典型的な中華のアウトドアスマホって感じですね。この手の製品に関心がある人にはいいデザインだと思います。

Vkworld VK7000
各側面の画像です。上の2つは上面と下面ですが、これを見るとオーディオジャックが装備されておらず、USB Type-C + 変換アダプターでイヤフォン接続するタイプであることがわかります。また、USBポートはパッキン(蓋)で防水していますが、この形状だと経年劣化によって防水性が落ちるだろう、というのがウインタブのライター陣の見解です。ただ、ワイヤレス充電に対応しますので、USBのパッキンを開閉する機会は減る、つまりパッキンの劣化がある程度抑えられる、ということは期待できそうです。

また、画像の一番下を見ると、指紋センサーが側面についていますね。アウトドアスマホは厚みが出てしまうので、側面に指紋センサーを配置するものも少なくありません。それともちろん、この製品は顔認証にも対応します。

3.価格など

Vkworld VK7000は中国の通販サイト「Banggood」でプレオーダー中で、5月28日現在の価格は149.99ドル(17,026円、プレオーダー限定特価です)となっています。この価格はMT6750T搭載の中華スマホとしては標準的か、と思います。しかし、IP68対応のアウトドアスマホであること、ストレージが64GBと余裕があること、バッテリー容量が大きく、しかもワイヤレス充電対応かつチャージャーが付属することなどを考慮すれば、一気に割安感が出てきますよね。

一方でディスプレイが縦長タイプではない、という点はウイークポイントかと思います。この点は人それぞれだとは思いますが、「なんでいまさら…」と感じる人もいるでしょうね。

アウトドアスマホの場合、「実際にIP68の性能が必要」という人はもちろん、そうでない人も筐体の雰囲気なんかが重要になってくると思います。その点でもこの製品のデザインは合格点をあげられると思いますが、どうでしょうか?

4.関連リンク

Vkworld VK7000:Banggood

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