こんにちは、かのあゆです。日本国内でもAmazonなどで正規販売を行っているUMIDIGIが最新モデルとなる「Power 5」をまもなく発売します。Powerシリーズはその名の通り大容量バッテリーを搭載している点が大きな特徴となります。スペックとしてはエントリークラスなのでゲーム用途には向いていませんが、近年のUMIDIGIスマートフォンではおなじみとなった赤外線温度計機能を備えるなど、なかなか個性的な機種に仕上がっています。
1.UMIDIGI Power 5 スペック
スペック表
UMIDIGI Power 5 | |
OS | Android 11 |
CPU | MediaTek Helio G25 |
RAM | 3GB/4GB |
ストレージ | 64GB/128GB |
ディスプレイ | 6.53インチ(1,600 x 720) |
LTEバンド | B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28A/28B/66 |
SIM | nanoSIM x 2 |
ネットワーク | IEEE 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0 |
入出力 | USB Type-C、MicroSDカード、3.5mmイヤホンジャック |
カメラ | イン8MP/アウト16MP+8MP+5MP |
バッテリー | 6,150 mAh |
サイズ | 164.8 x 76.9 x 9.9 mm |
重量 | 211 g |
バリエーションモデル
3GB + 64GB:199.98ドル(約21,907円)
4GB + 128GB:271.98ドル(約29,797円)
コメント
工場出荷時にプリインストールされているOSは現時点で最新バージョンとなるAndroid 11です。XiaomiやOPPO端末とは異なり、若干カスタマイズは行われていますが基本的には「素の」Androidに近いものになっています。OSアップデートに関しては他社と比較するとそこまで積極的ではないので、今夏リリースされるAndroid 12への対応は行われない可能性が高そうですが、最新バージョンにこだわらないのであれば十分長く使っていけるでしょう。
CPUはMediaTek Helio G25です。日本国内で販売されている端末ではMotorolaの「moto e7」「moto e7 Power」に搭載されています。ベースになっているHelio A22からゲーミング性能が強化されていますが、Antutu Benchmarkのスコアは9万点台なので、現在ではエントリークラスのスペックとなります。「原神」などの重量級クラスのゲームをプレイするのは難しいものの、WEBブラウジングやSNS、メールチェックがメインであれば問題なくこなせます。
RAMとストレージは3 + 64GBと4 + 128GBモデルがラインナップされていますが、現在のAndroid OSでRAM 3GBという構成は若干厳しいので、4 + 128GBモデルを選択するのが無難でしょう。MicroSDカードによるストレージ拡張にも対応します。
ディスプレイは6.53インチ、解像度HD+(1,600 x 720)とエントリークラスの製品としては平均的なスペックです。
カメラはイン8MP、アウト16MP(メイン) + 8MP(超広角) + 5MP(マクロ)という構成です。カメラの綺麗さは画素数で決まる訳ではありませんが、48MPというスペックも当たり前になってきた今となっては控えめなスペックに感じられます。ただし「スーパーナイトモード」を搭載しているため、暗所での撮影性能も意外と期待できそうです。
「Power」シリーズの最新モデルと言うことでバッテリーは6,150 mAhと大容量のものを搭載しています。
またA9など近年のUMIDIGI端末には赤外線温度計機能が内蔵されています。今のところこの機能を実装しているスマートフォンはUMIDIGIしかかのあゆは知りませんが、コロナ渦ということもありいろいろと重宝する場面は多いかと思われます。
2.UMIDIGI Power 5 筐体
前面はスタンダードなティアドロップ型デザインのノッチを採用しています。前モデルのPower 3ではパンチホールノッチを採用していたので、この点に関しては継承してほしかったところではありますが、公式画像を見る限りではベゼルも狭めになっています。写真では見えづらくなってしまっていますが、右側面にはショートカットボタンが装備されており、スクリーンショットの撮影やアプリの起動などに割り当てることが可能です。
背面です。アウトカメラレンズ部のデザインも印象的なのですが、UMIDIGI A11と同じく背面には「BEYOND DREAMS」の文字が大きめにデザインされています。このデザインに関してはRealmeやRedmi、POCOなど他メーカーの製品に影響されたものと思われますが、好みが分かれそうですね。
展開画像もありました。左側面のショートカットボタンも確認できますね。また、イヤホンジャックも温存されています。
筐体色は「カーボン・グレー」「ジェイド・グリーン」「サファイア・ブルー」の3色展開です。
3.UMIDIGI Power 5 価格など
UMIDIGI Power 5はAliexpress内のUMIDIGI Official Storeに製品ページがあり、通常価格は199.98ドル(約21,907円)から、となっていますが、6月16日に3GB+64GBモデルが99.99ドル(約10,954円)、4GB+128GBモデルが119.99ドル(約13,145円)で購入できる「グローバルセール」が開催される予定です。
前モデルのUMIDIGI Power 3と比較すると搭載されているCPUがMediaTek Helio P60からMediaTek Helio G25に、ディスプレイのノッチがパンチホールデザインからティアドロップデザインに変更されるなどスペックが落とされている点が少し気になるものの、大容量バッテリー搭載という点は継承しつつ赤外線温度計機能を備えるなど、なかなか個性的な端末に仕上がっていると思います。
エントリークラスの性能なのでメイン端末として運用するのは少し厳しいですが、グローバルセールの価格には割安感がありますので、通話、WEBブラウジング専用のサブ気や小型タブレットとして購入するのも面白いのではないかと思います。
4.関連リンク
UMIDIGI Power 5:UMIDIGI Official Store(AliExpress)