日本市場でも積極的な展開を進めているUMIDIGIが開発中のアウトドアスマホ「BISON」の詳細スペックが明らかになりました。BISONについては、以前ウインタブでも詳細情報が全くないまま紹介記事を掲載しています。
UMIDIGI BISON - UMIDIGIが「ゴツくないタフネススマホ」の発売を予定しています。64MPカメラ搭載、その他のスペックや価格に期待!
このたびスペックの詳細が開示され…、というかUMIDIGIより、「発売が決定した」という連絡をいただきましたので、改めてご紹介します。
1.スペック
UMIDIGI BISON | |
OS | Android 10 |
CPU | MediaTek Helio P60 |
RAM | 6GB |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 6.3インチ(2,340 × 1,080) |
LTEバンド | B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19 20/26/28A/28B/66 |
SIM | Nano SIM × 2(SIM2はmicroSDと排他) |
ネットワーク | 802.11 ac/a/b/g/n、Bluetooth 4.2 |
入出力 | USB Type-C、microSDカードリーダー、オーディオジャック |
カメラ | イン24MP/アウト48MP+16MP+5MP+5MP |
バッテリー | 5,000 mAh |
サイズ | 162.5 × 79.9 × 12.8 mm |
重量 | 250 g |
OSはAndroid 10です。メーカーサイトに「Stock Android 10」という記載がありましたので、UIのカスタマイズがほとんどない、素のAndroidに近いものになっていると思われます。CPUはHelio P60で、Antutu Ver.7のスコアが14万点ほど(おそらくVer.8だと17万点くらいかと思います)の、ミッドレンジクラスの性能です。
RAMは6GB、ストレージは128GBと、ミッドレンジ機としては十分な容量、ディスプレイは6.3インチで解像度はFHD+と、こちらも十分な品質になっていると思います。なお、ディスプレイは水滴型ノッチが採用され、前面ガラスはゴリラガラスが使われています。
また、通信バンドは5G対応こそしませんが、「グローバルバンド」と言っていいくらいに多くのバンドに対応します。UMIDIGI製品は技適マークを取得するケースも多いので、この製品でも技適認証がとられれば日本で快適なLTE通信が可能になりますね。
タフネス筐体と並んで、BISONの大きなセールスポイントになっているのがカメラです。ウインタブで初めて紹介記事を掲載した際「64MP搭載」と書きましたが、最終的にアウト側は48MPを含むクアッドカメラに落ち着きました。また、イン側は24MPなので、セルフィー用としても高い画質が期待できます。カメラのセンサーはアウト側メインカメラおよびインカメラがSONY製です。
サイズは一般的な同クラスのスマホよりは大きく、重くなっています。まあ、タフネス系のスマホですからねえ。しかし、厚さ12.8 mmというのは決して薄いとは言えませんが、他のアウトドアスマホとの比較では薄いほうではあります。
2.筐体
筐体デザインは先日の記事から変わっていないようです。四隅が補強されつつ、アウトドアスマホとしてはかなりあっさりした背面デザインになっています。街中で使っても違和感はなさそう。筐体はもちろんIP68レベルの防水・防塵性能があります。
筐体色はCyber YellowとLava Orangeの2色。基調色はダークグレーでアクセントカラーが変わります。前面は上に書いたとおり水滴型ノッチが採用されていますが、ノッチは非常に小さくなっています。
各部名称の画像です。注目したいのは「カスタマイズ可能なボタンが両サイドにある」という点ですね。これらのボタンは「単押し」「二度押し」「長押し」のそれぞれに機能を割り当てることができます。おそらく「いくつかの選択肢の中からひとつを選ぶ」ような形式で機能割り当てをすることになるのだろうと思います。
それと、「Lanyard Hook」というのは「ストラップホール」のことです。アウトドアスマホなのでストラップを取り付けることができるんですね。ただし、同梱物にストラップは含まれていないようなので、別途購入する必要があります。
ディテールの画像も開示されていました。
この画像だけだとイマイチわかりにくいのですが、BISONは「液冷システム」を搭載しています。と聞くと冷却性能に期待が持てそうですが、実際のところはどうなんでしょうね。
3.価格など
UMIDIGI BISONはAliexpress内のUMIDIGI Official Storeに製品ページができていて、8月18日現在の価格は299.99ドル(32,552円)となっていますが、近日中(日程は未開示)にグローバルセール(発売記念セール)が予定されていて、250ドルを切る価格で購入ができるとのことです。UMIDIGIでは「今のうちに買い物かごに入れておいてください。そうすれば値下げ情報が入ってきますよ!」とのことです。
IP68クラスのタフネス系スマホに関心のある人は少なくないと思いますが、どうしてもデザインがゴツく、サイズも大きくなってしまうので、街中だと使いにくいと感じますよね。UMIDIGI BISONは必要最低限のゴツさ、というか街中でも違和感なく使えるくらいのデザインになっていますし、海や山、スポーツシーンなどで本来のアウトドア性能を発揮することももちろんできますので、ある意味「ちょうどいいミッドレンジ機」という気がします。ハイエンドスマホを使っている人の「メイン機とは性格の異なるサブ機」としても良さそうですよね。
4.関連リンク
UMIDIGI BISON:Aliexpress内UMIDIGI Official Store
UMIDIGI BISON:UMIDIGI 公式サイト 製品紹介
UMIDIGI A7 Giveaway:UMIDIGI公式サイト A7 プレゼントキャンペーン
コメント
https://www.umidigi.com/page-umidigi_a7_overview.html
UMIDIGI A7(※Proではない)が8/24にUS$90切ってセール出ます。スペックは微妙。
Rino 3 Pro(OPPOのReno3 Proではない)がAliで送料込みでUS$30-40。話のネタとして買いたい気もする。
こんにちは、情報ありがとうございます。なんすかRino 3 Proって!往年の中華っぽくてちょっと笑いました。
往年どころか、Aliexpressにはまだまだこんなのがわんさとありますよ。にしても、Rino 3 Proは、ネーミングといい肝心なところが隠されているスペックといいコメント欄の購入者からのツッコミの嵐といい、確かに面白すぎる(笑) Aliexpressは、24日からセール始まるんですよねぇ……、3,000円台かぁ……
ここを見に来る人たちはある程度の相場観をお持ちだと思います。
Rino 3 Pro ね。下記のスペックで3000円台なわけ無いだろ〜・
Specifications:
Memory: 4+64GB
商品画像記載のスペックとテキストベースのSpecifications 共に
4+64GBとなっているショップでは、★4か5なんですよね。
念の為スペックはホント?とShopに問い合わせてますが。
正直?にスペック書いてあるShopは512MB+16GBだったかな。
ちなみに日本のアマゾンでも8000円で取り扱いありますよ。
別のサイトだと1GB-4GBになってますね。 OS動くんか?ってスペックだけど、何がproなんだろうかw
2Shopに聞いたら両方とも、スペックは書いてあるとおり4GB+64GBなんだって。
買うか買わない悩むな。念押しして確認したんだからスペック違ってたらゴネるけどね。
https://www.aliexpress.com/item/4001269489576.html
https://www.aliexpress.com/item/4001249751170.html
こんにちは。貼っていただいたリンクを見て、私も注文しようかと思いましたが…、レビューするところまで使えるんですかねこれ?
AndroidのVerも気になるし、通信の3G/4Gも書いてないし…
正直?に書いてあるShopだと、512MB+4GBなんですって。
https://www.aliexpress.com/item/1005001323024061.html
他のShopのレビューにもメモリー4GB無いじゃねーか とか書いてあるので、起動はするのでしょうね。
たまには中華スマホの闇をレビューするのも良いのではないでしょうか?