CPUにUNISOC T618を搭載し、Antutu Ver.8のスコア20万点オーバーをマークするAndroidタブレット「Teclast M40」にニューモデル「Teclast M40 Pro」が追加されました。CPUやRAM、ストレージ容量は変更がありませんが、筐体が変更され、一部機能がレベルアップしています。
1.Teclast M40 Pro スペック
Teclast M40 Pro | |
OS | Android 11 |
SoC | UNISOC T618 |
RAM | 6GB |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 10.1インチIPS(1,920 × 1,200) |
LTEバンド | LTE・VoLTE対応(バンド不明) |
SIM | nano SIM ×2(うち1つはmicroSDと排他) |
ネットワーク | IEEE802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0 |
入出力 | オーディオジャック、USB Type-C ×1、SIMカードスロット |
カメラ | イン5MP/アウト8MP |
バッテリー | 7,000mAh |
サイズ | 不明 |
重量 | 不明 |
Teclast M40からの変更点
・OSがAndroid 10からAndroid 11に
・スピーカーが2スピーカーから4スピーカーに
・バッテリー容量が6,000 mAhから7,000 mAhに
・筐体が変更
コメント
OSがAndroid 11になった、というのはまあ順当と言えるでしょう。CPUの型番、RAMとストレージ容量、ディスプレイ解像度は変更ありません。よって、Antutuスコアも大きくは変わっていないものと思われます。
最大の変更点は「スピーカーの仕様」です。M40が2スピーカーだったのに対し、4スピーカーになりました。スピーカーの位置は「2つの長辺に2つずつ」となります。M40では「横持ち時の下側面に2つ」でしたから、音響効果は確実に向上しているものと思われます。
その他、メーカーサイトにもAliexpressの販売ページにも完全な情報が開示されていませんでした。具体的には「LTEの対応バンド」と「サイズ」が不明です。
2.Teclast M40 Pro 筐体
えー、筐体サイズが開示されていないので、この画像が「絶対におかしい」とはいい切れませんが、ウインタブ読者なら「はいはい、Teclastらしい画像だよねー」と感じると思います。
こちらがM40の実機レビューの際に撮影した画像。ベゼル幅が全然違っているのがわかると思います。ウインタブの経験上、M40 Proの正面画像は製品ページよりもM40の画像に近いだろうと推測しますw
背面です。これを見ると「新筐体になったな」と思いますね。
こちらがM40です。M40 Proのほうはずいぶんとスッキリしたデザインになりました。筐体素材は「オールメタル」とのこと。製品画像は毎回ちょっと「アレ」ですが、Teclast製品は筐体の質感は非常に高いです。
各部名称です。スピーカーが増えたこと以外、ボタンやポートのレイアウトはM40から変わっていません。
3.Teclast M40 Pro 価格など
Teclast M40 ProはAliexpressのTeclast Official Storeに製品ページがあり、7月12日(正確な時間はわかりませんが、日本時間17時スタートと思われます)から7月15日までの期間、ワールドプレミアセールが予定されています。セール価格は179ドル(およそ20,300円)です。また、7月5日現在、Banggoodにはまだ製品ページはありませんでした。
CPUやRAM、ストレージなどの主要スペックに変更がないとはいえ、OSが新しくなり、スピーカーは「どう考えてもレベルアップしている」と思います。M40の実売価格は150ドル台前半なので、ワールドプレミアセールでもM40 Proのほうがまだ20ドル以上高いことにはなりますが、音質を重視したい人ならM40 Proを選ぶ、というのもありかと思います。
4.関連リンク
Teclast M40 Pro:Teclast Official Store(Aliexpress)
コメント
Teclast M40 Pro買いましたよ。
ほぼほぼ100点なんですけど、私にとって1つだけ難点があります。
LDAC未対応なんですねぇ。
androidがLDAC対応になってるのに、チップが対応してないんですよ。
それどころか、AACにすら対応してない。
MF-1000XM4を日常的に愛用してる身としては超悲しいタブレットです。
スペックにもパネルの反応も文句ないんですけど、そこだけがデッカイマイナスポイントですねぇ(T_T)
こんにちは。ウインタブではタブレットのイヤホン接続時のレビューをしていないので、お力になれずすみませんでした。