TeclastがAndroidタブレット「M40 Plus」を発売します。「M40」という名称のタブレットにはM40 Pro、M40 Air、M40Sなどの種類があり、搭載CPUや筐体構造などが異なりますので、購入にあたってはちょっと注意が必要です。
今回ご紹介するM40 PlusはM40シリーズの中でも比較的安価に購入できる製品です。
1.Teclast M40 Plus スペック
スペック表
Teclast M40 Plus | |
OS | Android 12 |
SoC | MediaTek MT8183 |
RAM | 8GB |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 10.1インチIPS(1,920 × 1,200) |
LTEバンド | — |
SIM | — |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0 |
入出力 | USB Type-C、オーディオジャック、microSDカードリーダー |
カメラ | イン5MP/アウト8MP |
バッテリー | 7,000 mAh |
サイズ | 不明 |
重量 | 不明 |
コメント
OSはタブレット用としては現時点で最新と言っていいであろうAndroid 12です。CPUはMediaTek MT8183で、Amazon Fire HD10シリーズにも搭載されており、Antutuスコアはおよそ18万点程度です。また、このCPUはLTE/5Gには対応しないので、M40 PlusはWi-Fi専用機となります。
RAMは8GB、ストレージは128GB、ディスプレイもWUXGA(1,920 × 1,080)です。2万円以下で購入できるタブレットとしては十分な構成だと思います。
カメラはイン側5MP、アウト側8MPです。スマホと比較してしまうと小さな画素数ですが、タブレットで凝った写真撮影をしたいという人は多くはないと思うので、特に問題はないでしょう。
バッテリーは7,000 mAhです。この画像を見ると急速充電対応かな?と感じられますが、急速充電についての説明はなく、おそらく非対応と思われます。
そして、現時点でサイズが開示されていません。少し前に発売されたM40 Airは薄型(厚さ7.9 mm)で軽量(438 g)であることがセールスポイントで、メーカー側でも強くアピールしており、一方でこのM40 Plusについてはサイズの言及がないことから、「まあ『並』くらいのサイズ感だろうなあ」と思います。
2.Teclast M40 Plus 筐体
筐体サイズが不明なので確証はありませんが、Teclastは製品画像を盛る(ベゼル幅が細く見えるようにするなどの画像加工をする)傾向があり、この2枚の画像についても、少なくともベゼル幅は加工されていると思われます。しかし、以前と比べると(加工の程度が)ずいぶんマシになったなあ、とは感じられますね。
ということで、前面の画像はあまりあてにならないとして、背面は美しいと感じられます。金属筐体で筐体色はSea Blue(シーブルー)という、キレイなブルーになっています。
スピーカーはM40 ProやM40 Airとは異なり、「2スピーカー」です。ポートはUSB Type-Cでイヤホンジャックも装備されています。
3.Teclast M40 Plus 価格など
Teclast M40 PlusはAliExpressのTeclast Official Storeで11月1日午後4時(日本時間)から発売記念セールがスタートし、セール価格は120.99ドル(約18,500円)です。Wi-Fi専用機ながらCPU性能はそこそこ、RAMとストレージ容量に余裕があり、ディスプレイも1,920 × 1,200解像度を確保しているタブレットとしてはお買い得と言える価格設定だと思います。
Teclastは日本のAmazonでの販売にも積極的なので、このM40 Plusも遠くないうちにAmazonで購入できるようになると思いますが、AliExpressでの発売記念セールの価格はかなり魅力的ではありますね。
コメント
weight:420g
https://www.devicespecifications.com/en/model/b4675b05
本当ならAirよりも軽いですね。
うーん、どうですかねえ…。M40 Airよりもこの製品のほうがバッテリーも大きいですし…