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SHARP AQUOS wish2 - 早くも2世代目モデルが登場、「必要な機能だけ」というコンセプトはそのままに、CPU性能が向上しました

AQUOS wish 2
こんにちは、かのあゆです。シャープがスマートフォン、AQUOS wish 2を発表しました。初代AQUOS wishが登場したのは2021年12月なので、わずか半年で後継モデルが投入されたことになります。「シンプルで飾らない」という初代モデルのコンセプトは継承しつつ、搭載CPUが強化されています。

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1.AQUOS wish2 スペック

スペック

   AQUOS wish 2 SH-51C
OS Android 12
CPU Qualcomm Snapdragon 695 5G
RAM 4GB
ストレージ 64GB
ディスプレイ 5.7インチ(1,520 x 720)
LTEバンド 5G:n28/n77/n78/n79
LTE:B1/2/3/5/7/8/12/17/18/19/39
SIM nanoSIM
ネットワーク IEEE 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.1
入出力 USB Type-C、MicroSDカード、3.5mmイヤホンジャック
カメラ イン8MP/アウト13MP
バッテリー 3,730 mAh
サイズ 147 x 71 x 8.9 mm
重量 162 g

コメント

OSはAndroid 12です。ほかのAQUOSスマートフォンと同じく2年間のOSアップデートを受け取ることが可能です。

CPUはAQUOS wishのSnapdragon 480 5GからSnapdragon 695 5Gに変更されています。現時点では日本国内では投入されていませんが、Xiaomi Redmi Note 11 Pro 5Gに搭載されているものと同じCPUとなります。600番台の製品ですが、性能としては700番台に近いものになっており、AnTuTu Benchmark v9での総合スコアは39万点なので、重量級ゲームを高画質設定でプレイするような用途でなければストレスなく動作します。ただしエントリーモデルということもあり、RAM容量は現在のAndroid OS環境では心ともない4GBしか搭載されていない点は少し気になるところです。

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内蔵ストレージは64GBで、MicroSDカードによるストレージ拡張をサポートしています。

ディスプレイはAQUOS wishから変わらず5.7インチFHD+(1,520 × 720)で、IPS液晶を採用しています。近年では低価格モデルでも高解像度のディスプレイを採用する機種が増えてきていることもあり、AQUOS wish 2に関してもせっかくならFHD+にアップグレードしてほしかったところではあります。なおAQUOS senseシリーズで採用されていたIGZOパネルは採用されていません。

カメラはイン8MP、アウト13MPという構成です。初代wishと同じくアウトカメラはシングルレンズ構成となっています。製品の立ち位置上カメラ性能に力を入れた端末というわけではないとは思うのですが、2022年現在となっては超広角レンズやマクロレンズを備えていないのは少し物足りなさを感じます。

ワイヤレスネットワークは802.11a/b/g/n/acとBluetooth 5.2に対応します。

バッテリー容量は3,730 mAhです。IPX5/7準拠の防水・防塵性能を備えているほか、日本独自機能としておサイフケータイ(Felica)に対応します。

2.AQUOS wish2 筐体

AQUOS wish 2 前面
前面です。同時発表されているAQUOS R7とは異なり、パンチホールノッチではなくティアドロップノッチを採用しています。wishシリーズやsenseシリーズだけでなく、Rシリーズでも長らく採用されていたデザインなので個人的にはこちらの方が「AQUOS」らしいかなと思っています。

AQUOS wish 2 背面1
AQUOS wish 2 背面2(ドコモ版)
筐体デザインは初代AQUOS wishから一切変更されていません。シンプルすぎるデザインなのでコメントに困ってしまうのですが、店頭にて展示されている初代AQUOS wishのデモ機やモックアップを触った感じだと質感はそこまで悪いものではありません。筐体色はオリーブクリーングリーン、アイボリー、チャコールの3色展開ですが、ドコモ版のみアイボリーとオリーブグリーンが用意されない代わりにホワイト、ブルー、コーラルが追加されています。

環境に優しい素材を採用
初代AQUOS wishと同じく筐体素材はリサイクルされた再生プラスチック材が採用されており、環境に配慮された設計となっています。

3.AQUOS wish2 価格など

AQUOS wish 2は現時点ではドコモ向けモデル(SH-51C)のみ発表されており、6月下旬に発売予定となっています。現時点で価格はまだ公開されていません。筐体色の設定を見ていると他キャリアやSIMフリー版も投入されそうですが、2月にAQUOS wishのSIMフリー版が発売されたばかりなので投入はもう少し先になるかもしれません。

シャープの発表イベントが開催される前は「sense」シリーズの最新モデルが投入されると予想していたので、まさか発売からまだ半年しか経過していない「wish」シリーズの2世代目モデルが投入されることになるとは思っていませんでした。CPU性能が向上していますが、それ以外は初代AQUOS wishとあまり大きな変更はないので既存のユーザーがあえて乗り換える必要はないと思います。

端末コンセプト通り「必要な機能だけをそろえた」機種なので、端末性能を求めるガジェクラな方にはあまり刺さらないとは思うのですが、お子様やお年寄りの方が使うにはちょうど良い一台なのではないかなと思います。

4.関連リンク

AQUOS wish2:SHARP 製品紹介
AQUOS wish2 SH-51C:NTT docomo

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