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SHARP AQUOS sense6 - senseシリーズ初のOLED IGZO採用、大容量バッテリーを搭載しながら薄くなった「ちょうどいい」ミッドレンジモデル

SHARP AQUOS sense6
SHARPが定番ミッドレンジスマートフォンの最新モデル「AQUOS sense 6」を発表しました。2018年に初登場したAQUOS senseシリーズもこれで6世代目となりますが、新モデルは普段使いにちょうどいい性能はそのままに、筐体がよりスリムになっています。

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またフラッグシップモデル「AQUOS R6」の技術を取り入れたカメラや、senseシリーズとしては初となるOLED IGZOディスプレイの採用など、今回も魅力的なミッドレンジモデルに仕上がっていそうです。

1.AQUOS sense6 スペック

スペック表

   AQUOS sense6
OS Android 11
CPU Qualcomm Snapdragon 690 5G
RAM 4GB/6GB
ストレージ 64GB/128GB
ディスプレイ 6.1インチIGZO OLED(2,432 x 1,080)
LTEバンド 対応バンド未公開(2021年9月29日現在)
SIM nanoSIM
ネットワーク 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.1
入出力 USB Type-C、MicroSDカード、3.5 mmイヤホンジャック
カメラ イン8MP/アウト48MP + 8MP + 8MP
バッテリー  4,570 mAh
サイズ  152 x 70 x 7.9 mm
重量  156 g

バリエーションモデル

4/64GB(ドコモ/au向けキャリアモデル)
6/128GB

コメント

OSはAndroid 11です。AQUOS senseシリーズは初代モデルより2年間のOSメジャーアップデート保証があり、まもなく正式版がリリースされる予定のAndroid 12へのアップデートも近い将来行われるものと思われます。

CPUにはQualcomm Snapdragon 690 5Gを搭載します。ミッドレンジクラスとなる600番台の製品ですが、Antutuでのベンチマークスコアは34万点台を計測するなど、性能としてはミッドハイクラス向けのSnapdragon 700番台に迫る性能を備えています。日本国内ではほかにもXperia 10 IIIなどで採用されています。

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RAMは4GB/6GB、内蔵ストレージは64GB/128GBという構成で、MicroSDカードによるストレージ拡張もサポートします。ドコモ、auで取り扱いとなるキャリアモデルに関してはRAM 4GB/ストレージ64GBモデルが投入されることが発表されていることから、この先何らかの形で6GB/128GBモデルが追加されることになりそうです。

senseシリーズとしては初となるOLED IGZOを採用
ディスプレイは6.1インチサイズで解像度はFHD+(2,432 x 1,080)です。前モデルから引き続きIGZOを採用していますが、IPSからOLED(有機EL)に変更され、消費電力を抑えながら美しい表示を実現しています。またミッドレンジモデルでありながらリフレッシュレートは120Hzに対応します。

暗い場所も綺麗に撮れるようになったカメラ
カメラはイン8MP、アウト48MP + 8MP + 8MPという構成です。画像処理エンジンにフラッグシップモデルであるAQUOS R6のカメラ画質技術を応用した「ProPix 3」が採用されており、暗所でも美しい写真を撮影できます。

ワイヤレスネットワークは802.11a/b/g/n/acとBluetooth 5.1に対応します。バッテリー容量は4,570 mAhで、USB PDによる急速充電をサポートしています。またIPX5/8準拠の防水・防塵性能を備えるほか、Felica(おサイフケータイ)も利用可能です。

2.AQUOS sense6 筐体

前面
前面です。今回からOLED IGZOを採用したことにより、前モデルとなるsense5までに用意されていた指紋認証センサーはディスプレイ埋め込み式となりました。左右ベゼルも狭くなかなかスタイリッシュに仕上がっていると思います。

背面
背面は sense4やsense 5Gの物を踏襲していますが、前モデルのsense4よりも軽量化したため大容量バッテリーを搭載しながら重量は156 gに抑えられています。筐体色は「ライトカッパー」「シルバー」「ブラック」の3色展開ですが、ドコモ版のみオンライン限定販売で「ブルーメタリック」も設定されています。

3.AQUOS sense6価格など

AQUOS sense6は今秋より発売開始となり、現時点ではキャリアモデルとしてドコモとauが取り扱うことが発表されています。従来モデルではSIMフリー版のほか、カメラなどのスペックを落とした「basic」などのバリエーションモデルも存在していましたが、いまのところは標準モデルのみ投入される予定となっています。価格は現時点では発表されていませんが、おそらく前モデルと同じく4万円台と購入しやすい価格帯に収まりそうです。

AQUOS senseシリーズは初代モデルから「ちょうどいい性能」と「価格」のバランスに優れた良ミッドレンジモデルという印象でしたが、今回の新モデルではさらにOLED IGZOや薄型軽量化した筐体などより、さらに魅力的な一台に仕上がっている印象です。「最新の3Dゲームがヌルヌル動くハイエンドモデル」ではありませんが、誰もが最重量クラスの3Dゲームをスマートフォンでプレイしているわけではありませんし、ミッドレンジモデルクラスのCPUも性能が向上してきたことにより、ストレスなく使えるようになってきています。今回のAQUOS sense6もそんな「ちょうどいい」一台として今回もヒットしそうな気がします。

4.関連リンク

AQUOSスマートフォン 2021年秋・冬新モデル:SHARP
AQUOS sense6 SH-54B:ドコモ
AQUOS sense6 SHG05:au

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