シャープがハイエンドなAndroidスマートフォン「AQUOS R6」(AQUOS R6 co-engineered with Leica)を発表しました。えー、中華スマホも大好きなウインタブですが、昨年購入し、その後短期間で手放してしまい(イオシスに買い取ってもらった)、非常に後悔しているのが「AQUOS Zero 2」です。「5Gスマホも一台くらい持っておかないと…」ということでGoogle Pixel 5に買い替えたわけですが、いやあ、もったいなかった…。あれほど美しくて軽くて高性能なスマホ、手放すんじゃなかった…、といまでも思います。AQUOS Zero 2を短期間ながら所有してみて、シャープのスマホの素晴らしさがよく理解できたように思います。
すみません、前置きが長くなりました。AQUOS R6、少なくとも当面はキャリアモデル(ドコモとソフトバンクが発売を表明しています)のみになると思いますし、お値段もかなり高いんでしょうけど、欲しいですねえ…。
1.AQUOS R6 スペック
スペック表
AQUOS R6 | |
OS | Android 11 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 888 |
RAM | 12GB |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 6.6インチOLED(2,730 x 1,080)240Hz |
バンド | 不明 |
SIM | 不明 |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.2 |
入出力 | USB Type-C、オーディオジャック |
カメラ | イン1,260万画素/アウト2,020万画素 |
バッテリー | 5,000mAh |
サイズ | 162 × 74 × 9.5mm |
重量 | 207g |
ポイント
・ハイエンドCPUのSnapdragon 888を搭載
・ディスプレイはPro IGZO OLED、リフレッシュレートは240 Hz
・ライカ監修のカメラ、センサーはなんと1インチ
コメント
OSは最新のAndroid 11、CPUは最新にして最高性能となるSnapdragon 888を搭載、RAM12GB/ストレージ128GBと、文句なしのハイエンドです。そして、AQUOS R6で「特にすごい」のがディスプレイとカメラでしょう。
ディスプレイはIGZOの有機EL(Pro IGZO OLED)です。すいません、有機ELのIGZO、と書くほうが正解なのかもしれません。シャープのプレスリリースによれば、リフレッシュレート240 Hzの有機ELというのは世界初とのことで「10億色の色彩階調と2,000万:1の高コントラスト」の発色性能と「業界最高となる2,000nit(cd/m2)の高いピーク輝度」も実現しています。私は視力が悪いので、実機レビューでも発色性能の判定はうまく出来ないのですが、2,000nitのピーク輝度というのは凄まじいですね。サングラスを掛けないと眩しくて画面を見られないかもしれません(冗談です)。
ダサいことに、これだけのハイエンド機でありながらアウトカメラはシングルレンズ(+ iTOF)です。中華スマホなんて低価格品でも4レンズなのにね…、というのももちろん冗談です。多レンズ構成とはそもそもアプローチが異なります。まず、センサーが1インチ、というのがすごい。私はデジタルカメラについては詳しくありませんが、以前「中級機くらいのコンデジ」を購入する際に、Webでいろいろ調べて「センサーのサイズが1インチのもの」に絞って探した経験があります。あんまり低予算だと見つからないんですよね、このセンサーサイズのコンデジ。それがスマホで実現したというのは驚きです。
また、単なる数値だけでなく「センサー・レンズの設計、画質の調整まで含めたカメラシステムの開発をライカと共同で行いました。」ということなので、撮影画像の品質にも大きな期待を寄せられます。
通信バンドについてはメーカー側からは具体的な対応バンドが開示されていませんが、ドコモ、ソフトバンクからの発売は決まっていますので、この2キャリアのLTE、5Gバンドはしっかりカバーされているのは確実ですね。また、ミリ波対応については、少なくともソフトバンク版は対応していないようです(ソフトバンク版の対応バンドはこちら)
2.AQUOS R6 筐体
前面はパンチホールが中央にあり、ホールもかなり小さめです。また、ディスプレイのエッジは優美にラウンドしていて、AQUOS Zero 2と共通な印象ですね。ほんと「ちょうどいい」感じのラウンド具合だと思います。指紋センサーはディスプレイ埋込式で、Qualcomm 3D Sonic Maxの採用により、Zero 2の11倍のスピードでロック解除が可能とのこと。
筐体色はブラックとホワイトの2色です。
側面画像です。ボタンが3つありますが、上から音量ボタン、Google アシスタントボタン、電源ボタンです。そう言えばXperia I Ⅲもそうでしたけど、最近Googleアシスタント用のハードウェアキーを装備するのがトレンドなんでしょうか?
3.AQUOS R6 価格など
SHARP AQUOS R6はドコモとソフトバンクから6月中旬以降に発売され、ドコモ版については5月18日から予約が開始となります。価格は18日以降、まずはドコモ版が判明するものと思われます。まあ、安くはないでしょうね、ええ。
安くはないと思いますが、ウインタブ読者のメインスマホとして、数年は戦える実力を備えた製品だと思います。これで写真を撮ってみたいですね。
コメント
有機ELなのに2000ニトとは眩しいですね…
海外テックで世界初のgod(髪)level phoneと紹介されたとかなんとか…
全面戦争ですね??(何が
…240hzもすごいけど可変〜1hzまで落とせるというのもすごいと思います
スマホで有望視されてるけど現状出回ってるのでコレが可能なのは
サムスンのlTPOディスプレイ採用機種ぐらいで
知ってる限りGalaxyS21_Ultra、OppoFind_X3Pro、OnePlus_9Proだけです
Mi 11 Ultraのカメラのセンサーサイズはは1/1.12インチじゃなかったですかね?
みなさんお詳しいですねー。すみません、Mi 11 Ultraのカッコ書きの部分は削除しておきます。あと、この製品は私もできることなら買いたいです…。
ドコモの製品ページに 5G の上りが 218Mbps との記載がありますから、ドコモ版もミリ波は対応していないようです。
こんにちは、情報ありがとうございます。まあ確かにソフトバンク版は対応せずにドコモ版だけ対応、というのもおかしな話ですもんね。
カメラや画面の性能からするととても欲しいけど、ストレージが 128GB しかないのが残念で乗り換えは無理・・・。
(現在使用中の AQUOS zero2 が 229GB 使用中でそのうちゲームの項目だけで 105GB 食ってるし・・・ただでさえ狭かったところに1週間前にインストールしたウマ娘がかなり食った、恐るべし・・・。)
こんにちは。あ、ほんとだ、ウマ娘6GBもあるわ。原神は10GBだし。