中国メーカーOPPOのサブブランド、Realmeのニューモデル、「Realme 6」をご紹介します。中国通販で3万円前後で購入ができる製品ですが、CPUやカメラのスペックが高く、ディスプレイも高リフレッシュレートになっていますので、性能面にも期待ができます。また、筐体デザインも非常に美しく仕上がっています。
なお、この記事はライター候補の方に執筆していただいたものをウインタブが校正した上で掲載いたします。あらかじめご了承ください。
1.スペック
OSは最新のAndroid10をカスタマイズしたrealme UIです。CPUはHelio G90Tで、Antutu Ver.8で約28万点とかなり高性能なものが搭載されています。このスコアですと普段使いはもちろん、3Dの重いゲームも快適に遊ぶことができるレベルの性能です。
RAMは最大8GB、ストレージは最大128GBが選択できます。RAMに関しては選択の範囲が広く、8GBというのは十分な容量だと思います。ストレージに関しては256GBが選択できないのが少し残念なところではありますが、microSDスロットを搭載しているのであまり問題はないでしょう。また、この製品のmicroSDスロットはSIMと排他利用ではなく、SIMカード2枚とmicroSDカード1枚を同時に使用できます。
ディスプレイは6.5インチ、FHD+(2,400 × 1,080)解像度でパンチホールインカメラを採用しています。有機ELではないのが残念ですが、注目すべきはそのリフレッシュレートで、90Hzと高速(画面遷移がなめらか)です。現在のスマートフォンは60Hzのものがほとんどなので、バッテリーの消費が多少増える代わりに普段使いやゲームなどで非常に快適に感じると思います。
インカメラは16MP、そしてアウトカメラは64MPセンサー、119度の超広角レンズ、ポートレート用レンズ、マクロレンズの4つを搭載しています。必ずしも画素数が多ければ美しい写真が撮れる、というわけではないのですが、マクロセンサーやポートレートセンサーなどカメラに力を入れている様子がうかがえますので、期待してもよいと思います。
バッテリーに関しては4,300mAhを搭載し、30Wでの充電が可能です。そこそこの容量を搭載していますし、公式サイトでも「Fully Charge in 60 mins」とあるように、1時間程度で満充電ができますので、(充電設備は必要ですが)バッテリー切れで困ることは少ないと思います。
またこの製品は、最近のスマホで減りつつあるイヤホンジャックを装備しています。ゲームをよくプレイする方はもちろん、有線でオーディオ機器を接続したい方にはうれしい点ではないでしょうか。
2.筐体
筐体カラーは「COMET BLUE」「COMET WHITE」の二色が選択できます。背面はグラデーションになっていて、「Comet Design」と称し「彗星の尾」のような美しい模様が入っています。
前面は先述した通りパンチホールカメラを採用しています。画面占有率も90.5%と90%を超えていて、ベゼルもかなり細いです。通話用スピーカーも非常に細く、実用的です。
見にくくてすみません、画像左が右側面、画像右が左側面となります。左側面には音量ボタン、右側面には電源ボタンがあります。指紋認証センサーは流行りの画面内ではなく、本体右の電源ボタンに搭載されています。ディスプレイが液晶なのが理由なのだとは思いますが、個人的には画面内はまだまだ課題の多い技術だと感じていますので、むしろ好印象です。
3.価格など
Realme 6 (グローバル版)はBanggoodで2つのモデルがプレオーダー中で、5月16日現在の価格は 4GB/64GB版(Comet Blue)が259.99ドル(28,296円)、8GB/128GB版(Comet White)が309.99ドル(33,737円)となっています。もう少し安いものもありますが、そちらはインド版で対応バンドが少ないため、購入の際にはお気を付けください。また、この先クーポンが発行され、もう少し安く買えるのではないかと思います。
2世代前のハイエンドSoCであるSnapdragon845に近い処理性能、高リフレッシュレートのディスプレイ、高画素数のクアッドカメラ、そして美しい筐体と、購入候補として非常に魅力的に感じられます。
4.関連リンク
realme 6:Realme公式サイト(EU)
Realme 6 Global Version(4GB/64GB):Banggood
Realme 6 Global Version(8GB/128GB):Banggood
コメント
スコアが高く出るver8で比較するなら、snapdragon835相当だと思うんですが…