XiaomiがPOCOブランドのスマートフォン「POCO F6 Pro」を国内で発売しました。「ハイスペックで安価」というのがPOCOブランドの特徴ですが、F6 Proはその特徴をいかんなく示した、という感じのハイスペック機です。
1.スペック
スペック表
POCO F6 Pro | |
OS | Xiaomi HyperOS(Androidベース) |
SoC | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 |
RAM | 12GB(LPDDR5X) |
ストレージ | 256GB/512GB(UFS 4.0) |
ディスプレイ | 6.67インチAMOLED(3,200 × 1,440)120Hz |
バンド | 5G:n1/2/3/5/7/8/20/28/38/40/41/48/77/78 FDD-LTE:B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/28/66 TDD-LTE:B38/40/41/48 |
SIM | nanoSIM × 2 |
ネットワーク | Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3 |
入出力 | USB Type-C |
カメラ | イン16MP/アウト50MP+8MP+2MP |
バッテリー | 5,000 mAh |
サイズ | 160.86 × 74.95 × 8.41 mm |
重量 | 209 g |
バリエーションモデル
・12GB/256GB
・12GB/512GB
コメント
SoCはSnapdragon 8 Gen 2です。「Gen 3」ではありませんが、Antutuスコアは1,642,770(メーカー公表値)と非常に高く、なんでも快適にこなせる性能と言えます。RAMは全モデル12GB、ストレージは256GBと512GBが設定されています。
ディスプレイは6.67インチの有機EL、解像度も3,200 × 1,440と高くなっています。また、発色もDCI-P3の色域に対応、リフレッシュレートも最大120Hzです。
カメラはイン16MP/アウト50MP+8MP+2MPという構成で、1/1.55インチのセンサーを搭載し、OIS(光学手ブレ補正)も搭載しています。また、バッテリーは5,000 mAhで、120Wハイパーチャージに対応し「満充電まで19分」と超高速(超急速w)な充電が可能、120Wのチャージャーも付属します。
2.筐体
筐体色はブラックとホワイトの2色。メタルフレームでディスプレイ面はフラットですが、背面は美しくラウンドしています。また、前面のベゼル幅も最小1.6 mm、最大2.4 mmと非常に細いです。それと、有機ELディスプレイなので、画面内指紋センサーを搭載しており、この指紋センサーは「心拍数モニタリング」対応にも対応します。
メーカーの解説があまりにも素晴らしいのでそのままご紹介します。
ブラック:月のダークサイド。太古の月の石からインスピレーションを得たデザインで、エネルギーと緊張を感じさせる暗い模様が、さまざまな光の下で浮かび上がり、命を吹き込まれる。
ホワイト:月の照らされた側面。雄大な雪山の上に輝く虹色の満月にインスパイアされたデザインは、新鮮でありながら神秘的な魅力を放つ。
月面がモチーフになっているんですね…。
3.価格など
POCO F6 ProはXiaomi日本公式サイトで販売中で、価格は12GB/256GBモデルが69,980円、12GB/512GBモデルが79,980円です。Snapdragon 8 Gen 2を搭載するハイスペック機としては非常に安いですね。ディスプレイも高品質ですし、ほとんどの人はこれだけのスペックがあれば文句なしなのでは?と思います。(実機に触れていないけれど)筐体の質感も高そうです。
4.関連リンク
POCO F6 Pro:Xiaomi日本公式サイト