中国メーカーのOUKITELがエントリークラスのスマホ「C21 Pro」を発売しました。従来モデルにC21というのがありまして、こちらはHelio P60を搭載する、エントリースマホとしては高めの性能の製品なのですが、今回ご紹介する「Pro」は「Proなのに少々スペックダウン」しているところもあります。しかし、そのぶん価格も下がっていますし、デザインも美しい、ちょっと気になる製品です。
1.OUKITEL C21 Pro スペック
スペック表
Oukitel C21 Pro | |
OS | Android 11 |
CPU | MediaTek Helio P22 |
RAM | 4GB |
ストレージ | 64GB |
ディスプレイ | 6.39インチ(1,560 x 720) |
LTEバンド | B1/3/7/8/19/20 |
SIM | Nano SIM×2(SIM2はmicroSDと排他) |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.2 |
入出力 | USB Type-C、イヤホンジャック、microSDカードリーダー |
カメラ | イン8MP / アウト1MP+2MP+0.3MP |
バッテリー | 4,000mAh |
サイズ | 161.7 × 75.6 × 9 mm |
重量 | 192 g |
コメント
最新モデルらしく、OSはAndroid 11です。CPUはHelio P22なので、従来モデルのC21よりもスペックダウンしています。Helio P22のAntutu Ver.8のスコアは約9万点ですから、Androidの基本操作やニュースアプリなどは問題なく使えると思いますが、あまりゲーム向きとは言えないです。
RAMは4GB、ストレージは64GBと、エントリークラスとしては十分な容量です。ディスプレイはC21がFHD+解像度だったのに対しHD+と、こちらもスペックダウンです。
カメラはイン側が8MP、アウト側が21MPを含むトリプルレンズです。ちょっと脱線しますが、私、最近動画を撮影する機会が増えまして、「メインスマホの他にカメラ用に使えるサブ機が欲しい」と思っています。画質はコンデジなどのデジカメのほうがいいとは思うのですが、写真撮影、動画撮影をして、そのまま自動的にクラウド(私はOneDriveを使っています)にアップロード、という仕組みが非常に便利なので、この先もスマホで写真や動画の撮影をしたいんですよね。なので、エントリークラスで21MPカメラというのは気になりますねー。
2.OUKITEL C21 Pro 筐体
従来モデルのC21からずいぶんとデザインが変わりました。また、OUKITELにはC22という、iPhoneにそっくりなエントリーモデルもありまして、背面のカメラ付近のデザインなんかはC22のほうに似ています。
前面はパンチホールカメラになっていますし、エッジ部分も角ばっていたりと、個人的にはエントリークラスとは思えないかっこよさがあると思います。
製品説明では「Glass Cover」と「Matte Paint」という記載がありました。マットな塗装にガラスコーティング、という意味だと思いますが、クラスを越えた高級感があるのかもしれませんね。
また、この画像に写っている電源ボタンは指紋センサーを兼ねています。最近流行りのスタイルです。
筐体色は「グリーン」「パープル」「ブラック」の3色。私はパープルがいいなあ、と思いますが、このへんはお好み次第ですね。
3.OUKITEL C21 Pro 筐体
OUKITEL C21 Proは中国の通販サイト「Banggood」やAliexpress内のOUKITEL Official Storeで販売中です。7月9日現在、OUKITEL Official Storeでワールドプレミアセールが開催中(日本時間7月12日午後3時59分まで)で、94.99ドル(10,849円)で購入できます。
スペック面では普通のエントリースマホ、という感じですが、カメラ性能(画素数)がやや高めなのと、筐体デザインがかなりよさそう、というのが目を引きます。100ドル以下で買えるのであれば魅力的だと思いますね。
4.関連リンク
OUKITEL C21 Pro:OUKITEL Official Store
OUKITEL C21 Pro:Banggood